札沼線の写真たちの供養&思ったこと
今回は私の言いたいことや思ったことをいつもより強めに書いています。お気をつけください。
私が大好きな北海道で今問題になっていることや、鉄道への風当たりの強さなどについてです。
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4/16の20時頃のこと
Twitterの鉄道界隈がザワついた。
札沼線の廃線が明日(4/17)に前倒しだってよ
なにを言ってるのかわからなかった。
そりゃそうだ。すでに廃線が決まってる路線のラストランが流行り病のせいで翌日に前倒しなんて、知る限りでは前代未聞だ。それに情報量が多過ぎる。
舞台は北海道の石狩地方の札沼線。
もともと5月の頭に北海道医療大学〜新十津川の部分が廃止されるというわけだったのだが、流行り病のせいで4月末に前倒しの予定だった。そこまでは事前に発表されていたのだが、4/17に廃線が更に前倒しになった。しかもその発表が前日の夜。そりゃみんな驚くよね。
ラストランイベントとなると、どこの地方だろうと色んな人が殺到する。事実数年前の留萌本線の部分廃止のときも、ラストランのときは普段の倍以上の列車を繋ぐほどの人々が押し寄せた。このことを考えると、流行り病の蔓延を少しでも防ぐためにはやむを得ない措置だったとも言えるだろう。
それでも鉄道ファンの一人としては、なんというか…お口ポカーンなわけだったが。
てなわけで、今回は過去に札沼線の当該区間に何度か訪れたときの写真を供養していこう。
既出の写真もあるかと思われますがご容赦を。
いわゆる「仮乗降場」がすごく好きだった
だだっ広く開けた雪原のど真ん中に、ポツンと立っている板張りのホーム。扱いは駅なんだけど、国鉄時代で言うところの仮乗降場みたいな簡素なスタイルがすごく好きだった。
あまり訪れることはできなかったけど、この駅は自分が北海道にハマる要因の一つだった。
しかしあまり天気には恵まれなかった
これらの写真の大半は浦臼〜新十津川の一日一本の区間で撮りました。理由は単純にロケーションが良かったからです。意外と北海道の鉄道ってだだっ広い平地にポツンと…っていう場所がないんですよね。みんなどこかしらに防雪林が植えてあるんですよね。
豊ヶ岡
ここも有名どころでしたね。
南下徳富
石狩月形での交換風景
この路線の特徴の一つに「タブレット閉塞」という運行方式がありました。
詳しいことはググってください。
丸いワイヤー状の道具をやり取りするシーンもよく収められていた。
(念の為顔の部分は隠しております)
ピンネシリの山々
天北線の敏音知とは違います。
この日は珍しく晴れてくれた。
以上です。
自分が住む町にもこれぐらいのこじんまりとした鉄道が欲しいなと思ったり。
自己紹介の投稿にも書きましたが、私は鉄道が無い町に住む撮り鉄で、自分の町にも鉄道がほしいなって今でも思うんですよね。車の免許を取る資格が無かった頃は特にそうだった。その気持ちは免許を手にした今でも変わらない。
この手の赤字路線の問題に対する公的機関の姿勢は決して感心できるものではない。元々国が有していたものを"赤字が出るとわかっておきながら"民間に押し付けた経緯がある以上、口だけ達者な強硬姿勢を貫くのではなく、残してもらう立場として歩み寄ろうとする姿勢が自治体側に求められると考える。
その一方で、地元の高校生たちが鉄道からバスへの転換を望んでいたという、鉄道ファンとしては目を背けたくなるような調査結果も見られた。
鉄道が羨ましくてたまらない私からしたらなぜだろうと思ってしまうが、おそらく現地に住まなければわからない何かがあるのだろう。ただ、いくら車社会とはいえ、鉄路が廃れるというこの上なく辛い日が二度と来ないように願うばかりである。
普段政治的な話は避けているつもりですが、芸術を専攻する者として何かに疑問を持つことは大切なことと言われたこともあり…といったらアレだけど、今回は少し雰囲気を変えて自分の言いたいことを書いてみました。
おしまい。
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