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20241009/墓場で運動会はしない
全ての予定を自分で決められるようになると、平日の映画館が気になってそわそわします。若干値段が上がったけど様々な割引も増え、映画館の座席は広く綺麗になり、楽しみ方の幅もうんと広がりました。ミニシアター好きの私ですが、エンタメを追求する大型映画館もいいなあと思うようになりました。これは「PRの仕事」に触れることができたのが大きいです。
去年からこの映画、PRすげーうまいな…と思って注目しているのがこちら。
今回のものはいわゆるディレクターズカット版、になるのでしょうか。「制作陣が当初想定していた恐怖の物語」ということで、恐怖演出を復活させたカットが含まれています。(無印はPG12でしたが真生版はR15+)10月4日に公開され、3日間で興行収入が約1億5600万円に。去年11月に公開された無印が、配信、DVDで販売されている中で、これはすごいことじゃないかと。
本日は水曜サービスデーで1300円♪ の丸の内東映へ行ってきました。ロビーには小さく妖怪たちがお出迎え。
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個人的に、真生版はとっても好みでした!
無印ではカットされたエピソードが入ったぶん物語に膨らみが出て、水木の持つ戦争への苛立ち、強者に対する自分の無力さと嫌悪感、紗代の絶望と怒りに共感できました。(紗代の追加されたシーンがめちゃ切なく…。水木…言い方…つか、そこまでしゃべんなや…泣)
ゲゲ郎と水木が約束を交わした後から「墓場鬼太郎」に繋がるまでも、丁寧に描かれていてよかったです…!鮮血を描くことで際立つ血を吸う桜の禍々しさ、アクションシーンのリメイクも目が離せなかったなあ。
そんなことがあっての終盤、私は目玉おやじが時弥くんに謝るシーンで今回も泣いてしまいました。無印でも泣いたけど、真生版はより胸に迫りました。多分昭和生まれは刺さるシーンではないかと…。
次の世代に何を託すのか、を自然と思うことができる物語。まだの方はぜひ観ていただきたいです。
映画館ではどの部分がリメイクされたかを話し合ってる方もいらっしゃいました。配信中の無印と見比べることで、楽しみ方が更に増えるなあ…なんてヲタクなことを思ってしまいました。すんごく揺れるらしいけど4DXも楽しいみたいで気になります…!
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この間の「ラストマイル」もそうでしたが、映画館で映画を観る楽しさに、また気付けたこの頃です。
そして、アニメってどうしても作画についての記事が多いけど、最初すぐに打ち切りになると思われていた作品をここまでにしたのは、制作チームの力量やファンの熱意だけじゃないはず。どんな方がPRの企画をされていたのか気になります。本になったら絶対読みたい…!
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