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なぜデータドリブンPRを意識し始めたのか〜Data Driven PRコミュニティ始めます!〜
初めまして。セールステックのamptalkでPRとマーケを担当している宿谷です!
2週間ほど前からXのプロフィールを一新し、改めて「データドリブンPR」を発信していこうと海外のデータなどをパラパラと発信しています。
例えばですが、プレスリリースの配信日など。。。
プレスリリースは木曜がベスト
— シュクヤ@データドリブンPR|amptalk (@shuppi_pr) January 23, 2024
月〜水に出すと前日も翌日も情報で溢れる。その中で数少ない枠を取り合う。
木曜に出すと、後ろは金曜だけ、さらに記者は金曜日だけでなく土日のネタも探してるから開封率も記事化率も上がるとか?
元から水木と言われてますがデータで見ると改めて守ろうと思いますね pic.twitter.com/yHAOmWZsl5
このようなことをポストしていた流れで、サイボウズ広報・ATARU PR代表のウラタさんと勉強会・コミュニティを立ち上げようということとなり、本日オープンします!
こういう機会なので“なぜデータドリブンPRを意識し発信し始めたのか”を話していきます!
Public Relationsを職業にし始めてから。
まず簡単に私のPRの遍歴をお伝えします!
・大学3年:PR会社の1dayインターンをひたすら行きまくる(とある憧れの元サッカー選手と仕事をするため笑)
・大学3~4年:PR会社でインターン
└先輩にOJTしていただきながらメディアリレーションを経験
・新卒〜2年目:某大手印刷会社で広報本部配属
└対外広報/社内広報/広告/ショールームなど企業広報の多くを横軸で経験。
└年間300本ちかく出される対外広報チームでひたすらプレスリリースを書きまくり、事業部との調整、関係会社との調整に奔走。
・2年目〜3年目:友人のコンサル会社で1人バックオフィス兼PR/マーケ
└子会社(4社)のtoC事業のPR/マーケを担当
└業務の多くがバックオフィスに持っていかれPRに100%かけれない悔しさとフェーズ的に優先度が下がることを認識
└スタートアップのメディアの関心の低さにぶち当たる
・2年目:商談解析ツール「アンプトーク」でPRの業務委託を開始
└"情報が入ってこない。急な内容の変更のピックアップ。社内のコンテンツを発見する”など外部のPR担当としてクライアントとコミュニケーションを取る難しさを感じる。
・3年目〜(現在4年目):amptalkに1人目のPR/マーケとして正社員入社しデータドリブンPRを意識し始める
└マーケとの兼任。PRとして会社の資産となるメディアリレーション/露出を目指す。
こんな感じで、PR会社から大企業の企業広報、スタートアップの業務委託PR、ひとり広報など、短期間で様々なポジションからPRに関わらせていただきました。
PR会社時代は先輩たちの泥臭さとメディアリレーションの全体の把握、メディアの考え方などを叩き込んでいただきました。
印刷会社時代は、マルチタスクで大企業というステークホルダーの多い広報部で彼らの存在を改めて認識し、PR協会と繋がりが深かったこともありPRプランナーの勉強をしたりなど概念としてのPublicRelationsを学び、実践していました。
この二つの時代PRの経験が、今の私の土台になっていることは間違いありません。
メディア露出という手段としてのPRは事業として重要。
しかし根底に概念としてのPublic Relationsを意識し続けなければならない。
それらは事業・企業を成長させるドライバーになり得る。
どんな立場でPRに関わっても上記はいつも意識していることです。
データドリブンPRに取り組み始めたきっかけ
さて、PRとの関わりはお話ししましたが、なぜ"データドリブンPR”を始めたのか。
意識し始めたのは、前職のベンチャー時代です。
PRとしての役割を持って入社したものの、まだまだ何もないスタートアップ。バックオフィスやマーケも兼任している中で、
会社を成り立たせる・事業を成り立たせる。
が最優先事項。
そのような状況だったのでPRとして100%時間も工数も使えるということはなく、メディアリレーションも自己発信も中途半端になりPRパーソンとしては悔しさを抱えていました。
そして、本当の意味でデータドリブンでやっていこうと思ったきっかけがamptalkへの入社でした。
営業の電話や商談を書き起こし・解析するツールを提供しているamptalkでは、自社の営業においても自動化・データ化が果てしなく進んでいました。
インサイドセールスが架電したら書き起こしが自動でSalesforceに出力され、アポになったら日程調整リンクが先方に送られ、フィールドセールスはSalesforceの書き起こしとアンプトーク内に記録された架電を聞き、商談に。商談が終わったら書き起こしデータがまた自動でSalesforceに。
要るするに全ての顧客接点がデータとして自動で社内に蓄積されていたのです。
それだけでなく、営業資料なども顧客がいつ・どこを・何分見てるかなど全てをデータ化しています。(興味ある方は以下より)
そもそも営業という職種とメディアリレーションは非常に近い仕事と思っていました。そのなかで、ここまで営業がデータドリブンに適宜自動化しながら仕事をしていることを知り、今まで兼任だからということで言い訳をしていましたが、PRも彼らを真似ていきながら効率的に最大の効果を出せるのではと思った次第です。
データドリブンPRの開始。HubSpotをメディアリストに。
そんなamptalkの業務フローを見た後に、PRは何を始めたかというと、データの蓄積でした。
スタートアップなので、大企業やPR会社のように多くのネタがあり随時何を発表していているわけでもないので、すぐにデータが貯まるわけじゃありません。
なので少しでも早くデータ活用を始めるには、早い段階からデータを蓄積していくことが重要です。
そこで使い始めたのがHubSpotです。
今まではメディアの方々との関係はスプレッドシートにまとめていましたが、やはり人間記憶力は曖昧かつ人間は怠惰なので、その記者さんが「何に興味を持っているか・何を知りたいか」などは抜け漏れしやすくなっていました。
これらを自社のアンプトークとHubSpotを用いることで自動で社内にデータベースとして残るように設計しました。
今では接点がすでにある記者さんとの会話記録は全てデータとして溜まっていくようになっています。
![](https://assets.st-note.com/img/1707210809333-v4HLNdKXZa.jpg?width=1200)
これが最大の効果を発揮するのは、もう少し会社が大きくなり、PRにも人が増えて行ったときかもしれないですが、“時すでに遅し”とならないようにデータの蓄積は立ち上げ時からやっておいた方がいいと思います。
これ以上は、長くなるのでまた別の機会に。。。
これからのデータドリブンPR
まだまだ私自身どこまでデータドリブンでできているかというと微妙ですし試行錯誤をしながらやっているのが事実です。
そんな感じなので、色々なPRに関わる方と話しながら意見交換しながら、日本でデータドリブンPRを進めていければと思っています。
Data Driven PR コミュニティをスタートします!!!
月一回オンラインでデータドリブンで広報PRをどう進化させていくのか、さらには実行したものが結果どうだったかをディスカッションし、多くの人がPRを科学的にPDCAを回していけるような場にしていきたいと思います。
同時に非同期のコミュニケーションも取れるようにSlackも入れるようにしています!
興味ある方は下記より登録をお願いします🙏
今後もデータドリブンPRについてSNS等で発信していくのでよろしくお願いします!
よかったらXのフォローをお願いします!
amptalkPR宿谷:https://x.com/shuppi_pr?s=21
ウラタさん:https://x.com/ura_cy?s=20
それではまた。。。