身体とマインドフルネス

よく言われることがある

頭と心と体は繋がっている。

と。しかし、それこそ頭ではわかっていても、本当に果たしてそうかということを体感でどこまで理解できているかと問われたら自信はない。

でも、否定されることではなく、そうだよなあとはなんとなくわかっているつもりだ。

今日はマインドフルネスの学び時間。そして、切り口は「身体」。体感覚とかそういう類いというよりは、文字通り、私たちの肉体。そんな感じか。

脳には利き脳みたいなところがある。

考える、感じる、話す、体を動かす、触れる、理解する、聞く、目で見る、覚える。それぞれに脳の使うところが違う。得意な箇所を使っていても、時折、別の箇所を使うと閃きがうまれたり、パフォーマンスが高まったりする。そういう意味では、それぞれの脳の箇所をしっかりと支えるようにしておくことは大事な気がする。

さてさて、そんな中でマインドフルネスと身体とどこが関わってくるのだろうか。まあ、なんとなくわかってはいるものの、あくまでも「なんとなく」でしかなかった。

仕事や人生をより充実していくためには、自分自身を整えていくことや、意識的に生きている時間を増やすことが必要だ。反応的に無意識に生き続けていると、本来もっている「生存本能」によって、戦ったり、逃げたりするのが生物。人間も同様。自動操縦されてしまっている無自覚の自分に人生をコントロールされている感じだ。

自分が人生に主導権を握って生きていくためには、マインドフルであることが大切になる。今ここを生き続けていくこと。意識的に生きている時間を増やすこと。

そしてマインドフルであるためには自分の身体は無視できない。身体という器を通じて僕たちは生活をしているので。だからこそ、身体をしっかりといい状態に保っておくことは必要不可欠だ。

仕事のパフォーマンスに関するお話で、プレゼンティズムという考え方がある。プレゼンティズムとは、出勤していても本来もっている業務遂行能力の状態からパフォーマンスが低下している状態のことだ。

そして、そのプレゼンティズムに影響を与えているのは、倦怠感や二日酔い、睡眠不足、肩こりなどの身体の違和感などだ。朝なんだか気持ちが憂鬱で仕事に気分がのらなかったり、二日酔いで午前中は使い物にならなかったりすることの記憶はだれでもあるかもしれない。

睡眠の質を高めること、身体をいい状態に整えることは必要不可欠だ。つまりは、身体を整えることが仕事のパフォーマンスにつながるということ。

しかし、これって、わかりきっていることだがおろそかにしやすい。たぶん、毎日自分に、身体はひっついているので変化感を感じにくいし、表面化しない限りは問題ないと思ってしまうし、自分の身体をいたわるという感覚が薄れやすいのだと思う。刻一刻と変化感を感じていたら、こうはならない気もする。

しかし、まあ、身体というのは奥が深い。食べることもそうだし、運動もそうだし、睡眠もそうだし、それぞれの領域もめちゃくちゃ深い。学び始めたらきりがない感じもするけど、自分がマインドフルネスを広げていくにあたっては、納得感のある人である必要もある。そうなると、自分自身が身体を整えていくことが必要になってくるわけだ。

かがみ跳躍、ブランク、腕立て…
7-8時間睡眠
食事はよく噛んで臓器に負担をかけないこと。グルテンを控えること。依存物質に左右されないこと…

やることはたくさんだけど、少しずつ少しずつだな。

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