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「国産ジーンズを育てる」エイジングを楽しむオッサンのコラム

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40オーバーのオッサンがヴィンテージレプリカのジーンズを育てるコラム。オッサンが過ごしてきた時代やカルチャーなどのエピソードなども交えて、ジーンズの育成を書き綴って行きます。
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#ジーンズ色落ち

国産ジーンズを育てる-第3章『冬はやっぱりヘビーオンス』

国産ジーンズを育てる-第3章『冬はやっぱりヘビーオンス』

『冬はやっぱり寒い。』

これまで育成しているフラットヘッドとフルカウントのジーンズは14oz(オンス)前後(記事はこちら)のため、これで冬を越すには少し心許ない。そこで、今年の冬シーズンはヘビーオンスといわれる厚手のデニム生地のジーンズに切り替えて育成を進めてきた。

ちなみに、oz(オンス)というのは1平方ヤードあたりの生地の重さの単位で、デニム生地では一般的にこのozという単位を使用する。o

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国産ジーンズを育てる-第2章『臭い(オイニー)に耐えて履きこむ』

国産ジーンズを育てる-第2章『臭い(オイニー)に耐えて履きこむ』

ジーンズをほど良く色落ちさせる『育成』には、極力洗濯回数を減らしてひたすら履き込むのがセオリーとなっている。

言わずと知れたジーンズ界の王様“リーバイス”を復活させた現在のCEO チップ・バーグ氏も洗濯を推奨していない。

私は現在、「フラットヘッド 3009 (リジット)」と「フルカウント 1110 (ワンウォッシュ)」という国産のヴィンテージレプリカ2本を育成しているところだ。

そんな育成

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国産ジーンズを育てる-序章『アメカジへの憧れと経年変化の魅力』

国産ジーンズを育てる-序章『アメカジへの憧れと経年変化の魅力』

リーバイスが再び上場をするというニュースが飛び込んできた。なんと34年ぶり、つまり1985年に非公開となって以来だ。80年代といえば奇しくも日本のアメカジブームの黎明期と重なる。それは私の十代の青春時代。やはりアメカジに憧れたど真ん中の世代だ。リーバイスのビジネス界での復活と共にまたアメカジがファッション市場を席巻するのか?ここで、ジーンズを育てるというエイジングを通して、その魅力に迫っていきたい

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