『教科書にない日本の歴史~日本兵の感動の手紙~』
こんにちは^^
皆さんは学生時代、歴史は好きでしたか?と言っても勉強は好きでも嫌いでもやってきたと思います。その中でも歴史というのは皆さんにとってどのようなイメージでしたか?私は年代とか人の名前とか出来事の名称とかを暗記する科目のイメージです。
そのため歴史は嫌いでしたが、今一度歴史の勉強をしてみるとおもしろすぎることがわかりました。なぜなら、ただただ暗記していた時とは違い、何故その出来事が起きたのか?その歴史がどうつながるのか?を勉強したからです。
できるだけ短くまとめますので、読んでいただけたら幸いです。
※基礎的な部分などは端折ってあります。
|第二次世界大戦は初めから無謀な戦いだった?
第二次大戦は無謀な戦いだと思っている方も多いのではないのでしょうか?しかし、そんなことはありません。
国土はアメリカが上、しかしアメリカは日本までの距離が非常に遠いです。戦力は根拠地と戦場地との距離の二乗に反比例すると言われています。
これを考えると日本のほうがむしろ戦力は少し上でした。
ただ日本が苦しめられたのは資源です。
|日本が苦しめられたABCD包囲網
日本はABCD包囲網で石油が抑えられていました。石油は戦力(武器、戦車、戦闘機、戦艦)の重要な燃料です。
つまり、長期戦になれば日本には不利な状況でした。
そんな中、とても激しい合戦が硫黄島で繰り広げられました。
|硫黄島の戦いでの記録
1か月以上の激戦の結果、アメリカが硫黄島を占領しました。
その後、硫黄島摺鉢山の中から負傷した日本陸軍少尉が降伏の白ハンカチを持って出てきました。
そして彼は、「司令官はいないか?穴の中には有能な30人の青年が残っている。彼らを日本のために、世界のために生かしてやりたい。私を殺して彼らを助けてもらいたい。」そう言いました。
これに対しアメリカ軍のレイモンドスプルーアンス司令官が、「お前も部下も助けてやる」そう言いました。
しかしそれを聞いた日本陸軍の少尉は「Tank you」と言い息を絶ちました。(負傷がひどかったため)
その後レイモンド司令官は少尉の気持ちを継ぎ、30人の日本兵のいる山の穴の中にタバコと缶詰を人数分投げ入れました。そして「でてきなさい」と言いました。しかし日本兵は応じませんでした。
それから日が経ち数名が餓死してしまい、残された日本兵は手りゅう弾で自決しました。爆弾の音が聞こえレイモンド司令官が様子を見に行くと、穴の入り口に英語と日本語で書かれた手紙が残されていました。
その手紙の内容が以下です。
日本兵は最後まで日本人としての誇りを捨てることなく、日本兵としての機能を果たすことを選んだのです。現代ではおかしいと思う方が多いと思いますが、戦争をしていた時代、もし日本人としての誇りを捨てアメリカ兵に助けられ生きて家に帰ってこられました。ということがあれば、その一家は地域から非国民としてひどい目に合うは身になっていたでしょう。
|日本陸軍中尉浅田真二の手紙に対してレイモンド司令官は
戦後10年にわたりレイモンド司令官は全米を周り講演をしました。
その講演で必ず話したことがあります。
「アメリカの青年たちよ、東洋には素晴らしい国がある。それは日本だ。日本には君たちが想像もつかない立派な青年がいる。ああいう青年がいたらやがて日本は世界の盟主となるに違いない。アメリカの青年よ、奮起せよ。」
これを読んで皆さんは何を思いますか?
|餓死について
日本兵が餓死をしたというふうに出てきたと思いますが、餓死するくらいになるとどれくらい体重が減るか説明しておきます。
当時の日本人男性の平均体重が、55~56㎏です。
そして餓死をした日本人男性の体重が、32~33㎏です。
ここまで体重が減ると自立歩行できません。
|餓死者が多く出た地、ガダルカナル島
ガダルカナル島の戦いで日本兵の多くが餓死しました。
餓死をした日本兵の遺骨がある周りにはバナナ畑がありました。ガダルカナル人にとってバナナは主食です。
また、ガダルカナル人は土地に所有権を持つ概念がなく、バナナの木に所有権がありました。(バナナ一本でも盗まれれば、街を上げて犯人探しをするくらいガダルカナル人にとって大事なもの)
そんなバナナ畑のすぐ横で日本兵の多くが餓死していたということは、バナナを盗む人がいなかったということです。
当時の日本人は他人の物を盗んで食べようと考える軍隊はいなかったのかもしれません。なぜなら、もし他人の物を盗んで帰ってきたら、一家が地域から追い払われるからです。
こういった日本人の忠実な心は日本にかつてあった終身教育に理由がありそうです。このお話はまたしようと思います。
|つづく・・・
お読みいただきありがとうございました。
次回は、原爆投下の裏であった歴史と戦後GHQが日本に何をしたのかを話そうと思います。
これまでの話をお読みいただいたうえで次回の話を読むと、日本人としての心を取り戻し、そして自分たちがこれまで何をされてどんな洗脳をされてきたのかに気づくと思います。
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