STOP! Inner part 変顔.
「マスクの内側で取り組む変顔をやめる」。
近頃の僕が習慣にしていることです。
"やめること"を習慣にしているというのも変な話しですね。
しかし、来る収束の日に向け、今から準備しておかなければなりません。
マスクを外す日常に戻ったあと、つい変顔癖が発動してしまったら劇的にハズいからです。
店の入口でアルコール台のペダルを踏んだら「スコッ、スコッ」と一滴も出ず、(´Д`)ってなっている様子を小学生軍団に見られたときぐらいハズいと予想されます。
そして、僕にはもう一つの癖があります。
公衆の面前で、腹話術を用い「やーるきもなーいーしー めんどくさーいーしー♪」と『ぐでたまテーマソング』を熱唱する癖です。
周りの人に聞こえるか聞こえないかの瀬戸際を狙い「ぐ〜ぜんたまたま♪」と奉唱するのです。
「やめてください!はしでつっつかないでください!」と、セリフ部分を際立たせて勝負をかけるのです。
店内のBGMや屋外の環境音に対し、いかに声のボリュームを拮抗させられるかがポイントとなります。
そんな僕は、マスク着用期に突入してから『Inner part 変顔』という癖が加わりました。
Inner part 変顔の勘どころは言うまでもなく、いかに鼻から上のパーツ/下のパーツを独立させられるかです。
鼻から上は優雅で、アカデミックで、凛とした雰囲気を演出します。
鼻から下のバリエーションは以下の通りです。
①般若
②ひょっとこ
③翁系の能面
④ちいかわ
⑤歯を剥き出して威嚇する柴犬
やめようやめようと思いながら、一方ではバリエーションを増やせないかと思索するジレンマに陥っています。
Inner part 変顔の魅力はスリル。
特にバリかわ女子グループとのすれ違いざまは、何ものにも代え難いドキドキを味わいます。
あえていうなら……
夏休み明け初日。
「生徒だけで校区外に行った人がいることを先生は知っています」と宣告されたときぐらいドキドキします。
体調の優れる日は『翁系の能面×ぐでたま』の温故知新コラボで大博打を打ちます。
誰にもバレず任務を遂行できたときの喜びたるや……。
やみつきです。
しかし、そろそろ潮時です。
マスクを外す日が来るまでに、なんとかInner part 変顔を矯正しなければなりません。
……やめたくないなぁ。
まあでも、
当分マスクを外す日は来ないだろうし、今日ぐらいいいか。
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