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あなたのストーリーを作詞します!第三弾:愛をココアが起こした奇跡

目覚めて肩が凝っているのは
愛しい娘のせいなの

ねぇ、聞いてよ…
これから話す私の愛娘の物語

うちの娘ったらね
布団の真ん中で
あまりにも気持ち良さそうに眠るから

ママは、気を使って
くの字になって眠っているの
だけど、それさえも
しあわせに感じるのよ

明るい子に育ってくれて
私は、親バカなのよ

生まれつき体が弱くて
血液検査もたくさんした

大きな手術も乗り越えて
色んなお薬も飲んだ頑張り屋さん
あなたを褒めてあげたい

新しいものが届くと
必ず、先に匂って
お決まりのココタンチェックを忘れない

お守りを噛んだ時は
バチがあたるかとヒヤヒヤしたわ
そんなおてんばな所もママの癒し

好奇心旺盛でお茶目な愛娘
名前は、ココアって言うの
もう、皆、知ってくれているよね

もぞもぞしていると思ったら
肌襦袢を引っ張ってきたり
帯ひもや、ペーパーの芯が好き

ママのものが全部好きで
何でもヨダレがついちゃうけれど

あなたのヨダレがついている方が
ママは、お仕事、頑張れる

叱られても知らんぷりする
よく笑ってくれるから
ママは、甘いと分かっていながら
つい許してしまうの

ママは、あくびの後の真顔が好きよ

アプリを使ってココアを写して
遊んでみたり

シャンプーの時には決まって
泡ぼうしを頭に乗せて写真を撮った

ふわふわして綺麗なあなたを
ママは、もっと写真に残したいのに

ママが、あまりにもしつこくしたら
なかなか撮らせてくれなくて
元気に走り回ったね

食が細くて
イヤイヤ期には食べてくれない
お腹が空きすぎて吐いたこともあった

あなたが食べてくれたら
ママは、店まで急いで
それを買いに行ったわ

あなたは、私のお姫様
おやつにはキラッキラの瞳

ついつい食べてくれるならと
スイカに、桃も、あげちゃった
お芋をポクポク食べるのが可愛くて
ママは、癒されっぱなしよ

だけど、とんがり帽子のお洋服を着せた時に
笑ったら怒ったね
バカにした訳じゃないの
あなたが可愛いすぎて…

雷や、お外が怖くて
抱っこ散歩した日もあったね
あの時の空気覚えてるよ

ママの心配をよそに
イビキかいて眠るココア姫

そんなあなたと人間みたいに
たくさん、お話したね

ママが悩んだり、辛かった時に
あなたは、私をなぐさめてくれた
私を励ましてくれた
ママはね、あなたの肉球まで好きよ

ふわふわ尻尾に伸ばした足
遊び疲れたあとまで可愛くて
目に入れても痛くない娘

お部屋の一番良い場所を見つけて
夏、冬と場所を変えた
あなたがフリースにもぐると秋を感じる
ココタンを探せってかくれんぼもしたね

ママの愛が伝わって
毛がふわふわフサフサになって
良かったとママは安心したよ

ココア…
ココタン…
何度でも、名前を呼ぶよ
声を限りに名前を呼ぶよ

ママは、親バカで
あなたへの愛がダダ漏れなの

本当によく頑張ったね
お水も飲めなくなっても
息を続けてくれた

「ママ、もうお空に行くよ…
虹の橋を渡らなくちゃ

ママは、大丈夫?

私が、頑張っている姿を忘れないでいてね

ママを、ずっと見守っているから
ママは、踊りを踊ってね

そして、ママには
たくさんのお友達がいるよ

私は、皆の所をまわって
ママをよろしくねって言ってから
虹の橋に向かうから忙しいの

ママ、ママ、ママ
私は、ママが大好きだよ」

ココタン、数えきれないくらいの
思い出をありがとう

ママは、一生、あなたを忘れない
可愛い我が娘

色んな人や犬がココタンの気配を感じた
あなたは、どこまでママ思いなの!?
ママは、ビックリしたよ

ママね、もうブログやめようかなって
いっぱい、泣いてたの

食べる気にもなれなくて
愛娘が居なくなって
ポッカリ穴が空いちゃった

私、どうしよう?
そう考えていたの

だけど、奇跡が起きたね
いくつものブログで
ココアを偲んでくれる記事があがったよ

そして、「食べよう」って
ママの事を心配して訪ねてきてくれた人

いつも、人を
季節を大切にしてきたけれど
今はね、ママが周りから
大切にされているって感謝しているの

ココアが起こした奇跡
大切なことに気づかせてくれた
ママは、一人じゃないね
ココアのおかげだよ

ママはね、
ココアにご飯とお水忘れてた
ごめんね、ココア

大好きなボーロにりんご
これからも、準備するから
好きなだけ食べてね
今なら、ケーキも食べられるね

ママはね…
これからも踊るよ
決心したの
ココタンに叱られないように
立派に舞台に立つからね

見る人に伝えたい思いがあるの
しっかり、踊るから見ていてね

ママ…踊るから
ココタンは私の心の中に
胸の中に、ずっといる

そして、ココタンは
アメブロをはじめ、
たくさんの人から愛され続ける
特別な可愛い娘

そう…名前はココア
ママを、宜しくお願いします


*アメブロでモニター募集している『あなたのストーリーを作詞します!』の第三弾です。

こちらは、毎日、ポメラニアンのココアを溺愛している本当に心の綺麗な日本舞踊という伝統を継承なさっている私のブロ友の愛犬ココア(ココタン)が誕生日を目前に虹の橋を渡ってしまったんです。

アメブロのあちらこちらでココタンへの追悼ブログ記事があがりました。

私にも何かさせて欲しい。私も毎日、可愛いココタンの姿に励まされてきたのだから。

私に自信を持ってできること・・・ココタンのストーリーを書かせて欲しい。

ココタンママは、「嬉しいです。ぜひ、書いてください。水色さんのためになるなら、匿名でなくても良い。ブログ名もホームページも全て公表してください」

悲しみの渦中にいらっしゃるのに、私を思いやる気持ちを優先なさる。お互いに泣きました。

私は、すぐに取りかかりました。どうしても、私のココタンへの愛が溢れてしまい、書いては消してを繰り返し、溢れすぎた気持ちを消していくことに悩みました。私が入るべきではない。

私はココタンとココタンママの世界観を出したいんだから。

出来上がりました。出来上がって記事にすることは簡単。
だけど、悲しみの渦中にいたココタンママは私を思いやってくれるような人。私もココタンママを大切にしたい。ココタンママは、今はどんな気持ちになっているか?そればかりが心配でした。

出来上がったけれど、ブログ記事と
してアップしても大丈夫?辛い気持ちが増えるようならやめるよと言いました。

ココタンママは、「ぜひ、記事にして。ココタンを皆さんにも知って欲しい」泣きながら返事をくれました。

ココタンママは、ご飯も喉を通らないくらいの悲しみにいる。単なるペットロスと言う言葉では片付けられない。

ココタンはココタンママにとって、色んな時期を共有して寄り添ってくれた運命の愛犬で、家族で、パートナーで、人生を伴走してくれた。

他の人にどう思われるか?そんな事を気にしている場合じゃない。

私は、ココタンママに前を向いて生きて欲しい。たくさん泣いても良い。むしろ、ココアが虹の橋を渡ってしまった悲しみを抑えることなく、泣くべき。泣いて泣いて浄化していくべき。だけど、何とか食べて欲しい。

ココタンママの了承を得て記事アップしました。私と同じように毎日、ココアに癒されていたココタンファンの人からも感想を頂戴しました。我が家の愛犬にも1ページをとの声も頂きました。

ココタンママは、涙しながら、感激してくれて。ご自身のブログでも、この記事を紹介して下さいました。アメブロが涙に濡れた日でした。

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シンママ水色🩷文章愛好家
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