C's room

今までの人生を振り返り、残りの人生の過ごし方を模索する日々。 缶ビールを開ける瞬間とお風呂に浸かる瞬間をこよなく愛する。

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自己紹介|はじめてのnote

都内在住アラフィフ、双子の母です。 人生の舵を切り直しました。 これまでのこと、これからのことを『C's room』としてnoteに記していきます。 よろしくお願いいたします。 育児について 一卵性双生児(♂)を育てています。 でも、もう大学1年生の18歳なので子育てはほぼ終わりです。 2人とも先天的な病気と障害を持って生まれてきました。壮絶すぎた育児、療育、治療の日々をこれからnoteにまとめていきます。 仕事について 大学卒業後、私立の中高一貫校、高校で音楽科の教

    • 我が子に伝えた最初の言葉は「ごめんね」

      その後の検査でも、2人とも口唇裂なのかはっきり分かりませんでした。 さらに口蓋裂・顎裂(くちびるだけでなく、歯茎や顎の奇形)も伴っているのかも、出産してみないと分からないとのこと。 自分ではどうすることもできず、このまま中絶したいとさえ考えました。 出産は帝王切開で行いました。 とにかく麻酔が痛い!! 硬膜外麻酔は腰が砕けるかと思うほどの衝撃。 でも麻酔が効いてしまえば、お腹の中を引っ張られるような感覚のみで痛みもなく、意識もあります。 双子ちゃんが1人ずつ取り出され、待

      • 双子ちゃんに病気があるかも

        入院中は定期的に色々な検査が組まれます。 そのため、外来通院よりも検査は頻回に行っていました。当時は日本に数台しかないと言われた3Dのエコー検査も何回もしていました。そのような管理体制の中… その日は、妹がお見舞いに来てくれた日でした。 もはや車椅子での移動しかできず1人では病棟から出られなかった私は、妹と一緒に売店に行った帰りでした。外来診療は既に終わり閑散とした産婦人科の前を通った時に、たまたま主治医に会いました。妹が来ていることを話すと、「妹さんが来ているならエコー検

        • 切迫早産のための入院心得

          医師の予想通り、切迫早産のため妊娠7ヶ月で入院しました。 犬やウサギなどの多産な動物と違い、人間の子宮は本来1人を育てるようにできています。2人以上なら自然の摂理に反している訳で、やはり医療の手が必要になるのは当然。 と思いつつ、 自分の計画していたキャリアを積めないもどかしさ、 妊婦生活を楽しめない悔しさ、 出産後の不安感 に、とても葛藤しました。 生まれて初めての入院は、日本トップの大学病院。 でも本当に最先端の医療が受けられるのかと疑問を持つような病棟。 カーテ

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        自己紹介|はじめてのnote

          「1人に減らしてもらえませんか?」と声に出した初回の妊婦健診

          「おめでとうございます。双子ちゃんですね。」という医師の言葉が、私の育児の始まりでした。 驚く間もなく、「育てる自信がないので、1人に減らしてもらえませんか?」と思わず声に出してしまいました。 我が家の家系に、双子はいません。初めての妊娠だけでも不安なのに、多胎の妊娠なんて想像したこともなかったので、思考は完全に停止。 健診に付き添ってくれていた母に同席してもらい、医師の話を聞きました。里帰り出産のつもりでいたのですが、このままでは受け入れられないとのこと。早産などの母体の

          「1人に減らしてもらえませんか?」と声に出した初回の妊婦健診