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親がケンカの原因追究しなくても息子が乗り越えた話

発達障がいの息子が、お友達の家に1泊して帰ってきました。

とても不機嫌そうな表情で、何やらブツブツ言っています。

またケンカしたんやな...

(私の心の声)


子どもにトラブルがあると、すぐにどうしてそうなったか原因を追究したくなりませんか?

「もっと○○すれば良かったのに」と、アドバイスすることはないでしょうか?

以前の私は、息子にトラブルの詳細を根掘り葉掘り聞いたあと、

「その言葉は良くない、相手に失礼やよ!」

「○○と思ってしまうと嫌われるよ!」

などと、否定的な言い方で息子を正そうとしていました。

上手くいった(私の思い通りになった)ことは一度もありませんでした。

それどころか、私と話した後の息子は毎回荒れました。
壁やドアを蹴ったり殴ったり、自分の額をこぶしで血が出るほど殴ったりもしました。

その後、息子は暗ーくなって、長い時間自己嫌悪で打ちひしがれていました。

現在はというと、ケンカして帰ってきても、穏やかに自力で収められるようになりました!

と言うよりも、自力で収められる力はすでに持っていたんです。(時間は人一倍かかりますが)

私が原因を究明しようとしたり、早く解決してあげようと色々解決策を提供したこと自体が、息子にとっては「余計」なことでした。

トラブルがあった直後は、誰でも感情的になりがちですね。

特に発達障がい当事者は、感情のコントロールが難しいと思います。
これは脳の特性からくるものなんですよ。

感情的になっているときは特に、いろいろ聞かないほうがいいでしょう。
収まるまで待つしかありません。

「無視」ではなくて、どんな暴言でも受け止めることが重要になります。

※受け止め方は個別にカウンセリングの際にお伝えしますね。


「親がケンカの原因を知らなくっていい、怒っている理由も聞く必要ない」
そう思えたら楽になれますよ♪

(注:発達障がいの状態、年齢、環境によって一概には言えませんが)

プリプリ怒っていた翌朝、息子はスッキリした笑顔で私に言いました。

「いくら仲のいい友達でも、考え方は人それぞれで当たり前やんな?」
「違う考え方に触れて、もしかしたら僕の狭い心が広がるかもね☆」

「おっ!気づきだね!」
私はニコっと笑ってグーサインを出しました。

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