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好きな映画を語りたい 第十回 インディ・ジョーンズと運命のダイヤル

こんにちは、こんばんは、初めまして。ダンカと申します。
普段はもすら屋という個人サークルでクトゥルフ神話TRPGのシナリオを書いています。
シナリオ置き場はこちら↓

好きな映画を語りたい 第十回は2023年公開『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』です。

皆さん、インディ・ジョーンズはお好きですか?私は大好きです。
小さい頃からインディの大ファンで、ディズニーシーに行くと必ずアトラクションに乗ってます。遺跡探索ってロマンですよね。そしてやっぱりあのテーマ曲!テンション上がります。
またクトゥルフ神話TRPGを遊んでいる方にはおなじみの職業、冒険家教授ですね。クトゥルフ2015のP.10に冒険家教授の代表としてインディ・ジョーンズが書かれています。要チェック!

余談ですが現在インディっぽい冒険ができるシナリオに行かせていただいています!この後何が起こるか楽しみです!

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さて、今回語る『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』はインディ・ジョーンズシリーズの最新作で、第5作目にあたります。
前作『インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国』が2008年公開なので、結構間が空きましたね。主演のハリソン・フォードもだいぶお歳を召して、作中でもそういったことに言及する場面があるのですが、それでもやっぱりインディはかっこいい……!賛否両論ありますが、私はシリーズの中でもかなり好きな映画でした!

というわけで、『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』について語っていきましょう!
ネタバレを含む部分は注意喚起を途中で入れるので、まだ映画を見ていない人もよかったら途中まで読んでいただき、そして気になったらぜひ映画を見てください!


概要(ネタバレなし)

インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』(原題: Indiana Jones
and the Dial of Destiny
)は2023年に公開されたアメリカのアクションアドベンチャー映画です。
監督はジェームズ・マンゴールド、音楽はジョン・ウィリアムズ、主演はハリソン・フォード、助演はフィービー・ウォーラー=ブリッジです。

監督のジェームズ・マンゴールドの代表作は『ニューヨークの恋人』や最近の話題で言うと『LOGAN/ローガン』『グレイテスト・ショーマン』で有名な監督です。話は逸れますが皆さん『デッドプール&ウルヴァリン』見ました?私はエンドロールで号泣しました。X-MENも見返したいなあ……
音楽のジョン・ウィリアムズは好きな映画を語りたい 第三回 キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャンでも語らせていただきましたが、私の大好きな作曲家さんです。あの有名な「インディ・ジョーンズのテーマ」や「ジュラシック・パークのテーマ」など、ワクワクする音楽を作るのが上手すぎます。この曲に心はしゃがない人がいるでしょうか!

主演のハリソン・フォードは1981年公開のインディ・ジョーンズシリーズ第一作 『レイダース/失われたアーク《聖櫃》』からずっと主人公インディアナ・ジョーンズを演じているタフな方です。冒険家の格好と言えばアレ、を確立した人物とも言えるでしょう。本当に体がしっかりしていて格好良くて……おじいちゃんになってもなお、筋肉が凄いんですよ。見てください。
助演のフィービー・ウォーラー=ブリッジは女優であり脚本家、プロデューサーでもあり、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』で脚本を担当するなど、多角的に活躍されている方です。この映画でも聡明な女性の役どころがとても合っていました!

また、今回のヴィランとしてマッツ・ミケルセンも参加しています。
実は私はマッツの大ファンでして、コミコンで日本に来るたびに写真とサインをもらいに行く人間です。特に好きなのがドラマ『HANNIBAL』で、好きすぎてインスパイアシナリオも書かせていただきました。

『インディ・ジョーンズと運命のダイヤル』の公開前のコミコンでもマッツとサインの時にお話させていただき、「公開初日に観に行きます!」と約束したので有休取って朝から映画館に行きました。そのあと無事パンフレットのフォラーのページにもサインしていただきました!へっへっへ 自慢です。
12月は『HANNIBAL』主演のマッツとヒューが両方来るそうなので今からそわそわしています……!チケット取れたので会いに行くぞ!

さて、話は逸れました。この先はネタバレありで本編を語って行きましょう。

本編(ネタバレあり)

ここからネタバレを含みますので、まったく知らない状態で映画を視聴したい人は気を付けてください!
それでは行きましょう~!

前半:定年退職したインディ、名付け子と再会する

年老いたインディアナ・ジョーンズ教授は、ついに定年を迎え教授の職を降りる。そんな日に現れたのは、インディの旧友バジルの娘でありインディの名付け子、ヘレナだった。ヘレナは1944年にインディがナチスから奪った「アルキメデスのダイヤル」について尋ねに来たのだった。
快く資料を見せるインディ。だがそこに、「アルキメデスのダイヤル」を求めてヘレナを追って来たナチスの残党が表れる。彼らを送り込んだのはインディとも因縁がある元ナチスの物理学者、フォラーだった。

インディ・ジョーンズといえばやっぱり、初っ端からピンチのシーンですよね!今回は若い頃の回想シーンから入ります。この回想シーンの演技は現在のハリソン・フォードが行いましたが、顔は若い頃のハリソン・フォードのデータを用いてAIで若返らせたそうです!スタジオに膨大なデータがあったから実現したのだとか……現代の技術は凄いですね。賛否両論ある生成AIですが、学習元や使い方等が正しければ、今後伸びて欲しい分野です。
しかしハリソン・フォード、年老いてもなおめちゃくちゃアクションが凄いですね!私は通常の字幕版と4DX版で二回観たのですが、インディのこぶしが炸裂する度に座席が殴られて面白かったです。私って敵側なんだ……()

さて、過去シーンが終わり、おじいちゃんになったインディが大学教授を退官するシーンになります。肌着になっている場面があるのですが、ああ、お歳を召したなあ……としみじみ、少し寂しく思います。インディ自体も生徒に話を聞いて貰えないし、最後の授業なのに宇宙飛行士のパレードにみんな夢中……。もらったプレゼントも道端の人にあげてしまいます。その背中の悲しいことといったら……。そうして入ったバーで、名付け子のヘレナと再会するのです。ヘレナも考古学を学び、ヘレナの父・バジルが研究していた「アルキメデスのダイヤル」について話がしたいとのことでした。しかしバジルは生前、インディに「このダイヤルを必ず壊してくれ」と言っていたのでした。
私は今回の映画で初めて「アンティキティラ」というのを知ったのですが、wikiを読んでみると確かにめちゃくちゃ気になる話ですね……科学とオカルトの融合といった感じで、まさにインディ向きです。シナリオにも使いたいくらい。大昔の人間がこんな精巧なものを考え、作っていたと思うと非常にロマンがありますね。

インディ・ジョーンズといえばその2!乗馬シーン!
なんと今回もおじいちゃんになったインディが馬に乗ってくれる!!
しかも街中のパレードを馬で突っ切り、線路を走り、電車とすれ違うのです!!インディは歳を取ってもインディなんだ……!と嬉しくなるシーンですね。やっぱり緊急事態に備えて乗馬技能ってあった方がいい(?)
ナチスの残党とのチェイスシーンも今までのお約束を守っていていいですよね!あの手下のでっかい人、でかすぎ。インディシリーズ通して、毎回でかい手下を出してるっぽいですね~!リスペクト嬉しい!
そしてサラーがまた出てくるのも嬉しいし、飛行機で移動するマップ、中東のマーケット!ファン、大喜び。
途中で合流するテディくんもかわいいし、何気ないところに伏線が隠れてるんですよね~!トゥクトゥクチェイスも大好きです。こういう国にもいつか行ってみたいな~!やっぱりインディはこうでなくちゃ!という盛り上がりシーンをしっかり持ってきてくれるので大好きです。

後半:ダイヤルを巡り、ギリシャへ……

「アルキメデスのダイヤル」の激しい争奪戦をしつつ、一行はダイヤルのもう半分の在り処を求めギリシャへ。木版の謎を解き、ダイヤルを手に入れるインディとヘレナ、テディだったが、フォラーの一味に追いつかれダイヤルを奪われてしまう。
そうして連れ去られたインディは、フォラーの計画を聞く。フォラーはアンティキティラを使い、過去を変えようと言うのだ。

インディといえばその3、謎解き!遺跡の謎解きはやっぱりないとね!
今回ヘレナもかなり切れ者で、バジルの娘ということもあり考古学に詳しいため謎を解きながら裏をかいてきます!フォラー相手にハッタリをかける度胸、凄い!まんまと騙し、インディチームが一歩リードします。先に遺跡に到着し、アルキメデスの墓を発見。ここで棺に描かれた絵に違和感が!めちゃくちゃ鳥肌が立つ~!最後まで見て、「そういうことか!!」と思わず立ち上がりそうになりました。構成が、上手い……!

しかしフォラーもやはり賢いので追いついてしまうんですよね。ここの逃走劇も好きです。テディが子供らしい体格と、スリが得意という伏線を生かして見事ピンチを切り抜け、かつフォラーの一味を追うために飛行機を飛ばすという!確かにオークションのシーンでパイロットの人に教えて貰ってた!とここでようやく思い出しますよね。無駄がない!!
ヘレナのアクションシーンもすごくて、手に汗握ります。

そしてフォラーがアンティキティラを動作させる……ここからの展開が、本当に大好きです。時間がない中でフォラーの計算のミスを指摘するインディと、指摘されてその正しさに気付き止めようとするフォラーと……!超高度な頭脳戦です。インディは冒険家としての実力だけでなく、考古学の教授としての凄さもしっかり生かしてくるのが魅力ですよね。
で、どうなるかというと……実現、しますよね!インディシリーズなら!!
これまでの映画でも、オカルト的なアーティファクトを学術的に扱ったあと、クライマックスでは実際伝承通りのことが起こる……!という流れがお約束かなと私は思っているのですが、ついに!!時まで超えた!!!!
いや~わくわくしますね。これシナリオだったらPL通過したかった(?)
インディが最後に行った授業の内容ともリンクして、怒涛の伏線回収が気持ちいいです。嬉しい。

この後のことも本当は語りたいのですが、なんか言葉にすると魅力を削ってしまう気がして……。あとは映画を見返してください!ということにします。一言だけ言うなら、これってまだ期待していいですよね!?ということです。私はもし、もしもがあったら嬉しいな……!

最後に

インディ・ジョーンズシリーズって、いつの時代に見てもわくわくしますよね。賛否両論ありますが、私はこの映画にはリスペクトと愛があるなと思いました。長い時間をかけて多くの人に愛され続けている映画は素晴らしい。前回『トップガン』でも語りましたが、愛を持って続編が作られるというのは幸せなことです。

歳を取ったインディの姿に少しショックを受けるかもしれませんが、それでも私はインディらしい映画をまた見られて嬉しいです。躊躇している人がいるならば、ぜひ一度その目で見てみて貰いたいものですね。

ここまで読んでくださりありがとうございました!

次回の映画語りは2018年公開『レディ・プレイヤー1』の予定です!
変更の可能性もありますがお楽しみに!では!


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