オリジナルで生きていく
こんにちは。トレーナーの弾正です。
僕は自分のスタジオを持った時からフリーウェイトの指導をやらなくなったのですが、別にフリーウェイト指導が嫌いなわけじゃなくて、スタジオを持つまではジムでずっとフリーウェイトの指導をしていたし、自分のトレーニングはフリーウェイトばかりです。
なぜ、フリーウェイトの指導をやめたかと言うと、ひとつにパーソナルトレーニングを受ける層が女性や中高年に多い事から専門性を限定したところもあったのですが、それよりも考えたのはオリジナル性でした。「これは弾正にしかできない」みたいなモノを作らないといけないような気がしていました。
僕の持論なのですが、パーソナルトレーニングのサービス特性は「手取り足取り」で、だからこそトレーニングサービスはトレーナー個人の技量の差で納得してもらわなければサービスに差は付けられない。
その技量がマシンやダンベルの使い方、更には誰かが作ったメソッドだと、その差別化の差は小さい。
そんな事を考えながら、指導を続けて来ましたが、早いものですね、もう44歳になり、フリーウェイトの指導どころか、トレーニングの指導自体が自分にしっくりこなくなっています。
今は、ウェルネスメンタリングなんて自分で勝手に名前をつけたサービスにチャレンジしていて、それは力不足に反省する毎日ですが、今の自分にはトレーニング指導よりも自然な時間に感じられ、そんなサービスを考えているのが最近は1番楽しい時間です。
トレーナーの仕事がお客様をサポートする事だとすれば、トレーナー自身が頑張っている姿は、お客様を支える強い力になると思います。
我々トレーナーも時代と共に働き方が変わるけれど、同じ活動を続けていては淘汰され、オリジナルの魅力も色褪せてしまう。だからいつも自分に創作負荷をかけて生きる事を僕は大事にしています。
最後まで読んで頂きありがとうございます。
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