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ロリコンでも書ける!上手い文章を書いた気になれるコツ!

難しい言葉で書かない

 これが一番大事。というかこれしか大事じゃない。
 長ったらしい横文字とか、やたらめんどくさそうな漢字並べて悦に浸る人がいますが、全く読み手に配慮しない暴走でしょう。文章というのは他人に読んでもらい、内容を理解してもらって初めて成立するものですから、一定程度の人に理解されないものは文章とは言わないのではないでしょうか。字の形が並んでいる何かです。
 最近のサッカー雑誌やブログの類を読むと不快になるのはそのあたりでしょうか。難しい言葉を書いたり読んだりしているだけで自分が賢そうに思えるのでしょう。私が小学校高学年の時に、歳の割には難しい言葉を並べた記述答案を書いて、先生に大きなバツを付けられた。そんな幼いナルシシズムを思い出させます。中学2年生が漆黒とか、闇とかを好むのもこれに似た現象でしょうか。そう考えると、悲しいナルシシズムですね。
 それに比べれば私の読者は自分への愛がなくて心配になります。なぜなら、クルザワアイコンの異常者のnoteを、大切な時間を割いてまで読みに来ているのですから。

読点は一文に1個だけ、多くても2個まで

 これは、あくまで読みやすさを考えての方法論です。2つはまだしも、3つ4つと続くと、文章が長くなって訳がわからなくなるケースが多いです。というよりも、長くなると勢いづいてきて書いている本人が興奮してくるのです。後で見直してみると、2つの意味に捉えられるような悪文になっているケースが多いです。

同じ終わり方をしない

 上の項でやっていますね。これは悪い手本です。同じ終わり方をすると、文章が長く続いているように見えて、読み手に凡長で気怠い印象を与えがち。文末が被ってしまった場合は意地でも変えて、文章にリズムを付けましょう。

きちんと意味で段落を区切る

 段落はきちんと区切りましょうというだけです。ただ、たまに意味の分からない区切り方をする人がいるので、きちんと話が変わる時に区切ってくださいというだけです。

とりあえず書きましょう

 何を書きたいかなんて構想段階ではおぼろげにしかわからないのですから、とりあえず書きたいと思ったことを書きましょう。その上で、ここは内容不足だなと思ったら後で付け足せばいいし、書く順番が良くないなと思ったら後で入れ替えればいいだけの話です。小論文試験のようなアナログツールを用いる場合はそうはいかないので、箇条書きである程度構想を固めるくらいは事前にしておいても良いとは思いますが。

新聞を読む

 そもそも事実しか必要がないコンテンツなのだから、新聞が一番わかりやすい文章を書くわけです。いい文章を書くにはとても参考になりますし、言ってしまえば新聞の書き方をパクればある程度形になります。小学2年生の頃から、とんでもないうんこ球団の結果を確認するためだけに新聞を読んでいた私がそうしているから間違いないでしょう。Twitterのオタクくんは偏向報道だのなんだのとうるさいですが、Twitterほど主観的で閉鎖的なツールもなかなかないので、外の世界を知っておくためにも図書館で一読くらいはお勧めしておきます。逆に、小説は定型的な文章から少し外れてインパクトを残そうとする文章が多いので、特に小さい頃に小説ばかり読むと悪い癖がつくと思っているくらいです。私の周りでも、新聞を読んでいる人は国語力が高かったですが、小説を読んでいる人は国語力が低かったような気がします。

著者:小坂菜緒ちゃんのメガお兄ちゃん

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