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今年の手帳と書き写し
年明けとともに、本格的に今年の手帳が稼働しはじめました。
私が使っているのは、ほぼ日手帳のカズンで、2012年から使い始めて、今年で12年目を迎えました。
書き方や書く内容は変わりましたが、最初の年から、毎日欠かさずページを埋め尽していることは変わっていません。
厚さが約1.8センチの手帳が、一年で12センチ超えになります。
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手帳をお見せすると、皆さま釘付けになり、ご質問やご相談をたくさんいただくようになりました。
Yahooニュースにもご紹介されたり、ほぼ日手帳のサイトにも掲載していただいたこともありました。
ただ、決めたことを、毎日続けているだけです。しかし、継続することで、独自のノウハウが構築でき、スキルが磨かれていきました。
そして、昨年は、手帳の活用を通じて培ったことをまとめ、出版しました。
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手帳を活用して、毎日インプットしたことをアウトプットすることは、しっかり習慣になっています。
その手帳に書いているものに、本からの書き写しがあります。
主に、致知出版社の著名人の一日一言を書き写していて、これまでに、森信三、中村天風、吉田松陰、稲盛和夫(いずれも敬称略)などがあります。
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その日の言葉を丁寧に書き写し、書いた内容に向き合って1日をどのように過ごすかを決めてスタートするのが日課になっていて、気力がみなぎってきます。
手帳を活用して、毎日インプットしたことをアウトプットすることは、しっかり習慣になっています。
今年の書き写しは、何を選んだか?というと、一番最初に書き写しをした、森信三先生の言葉です。
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書き写しを始めた12年前は、自分らしい仕事の仕方や考え方が確立でき始めたころ。それから12年経って、森先生の言葉から、私は何をどのように感じ取れるようになったかを知りたくなりました。
今年は、ただ言葉を書き写すのではなく、自分自身が考えたことも書きこむようにしています。
まえがきには、
自分の頭で考え、物事の本質や真理を見抜く思考が、今、私たちに求められています。
混迷の世を生き抜く羅針盤として、本書を活読してください。
と書かれていました。
これから、1年、自分自身の考え方を磨くことを楽しみます。