健康診断で胃カメラやってみた〜私は、鼻から。

みなさま、健康診断は受けられていますか？
お勤めされてる方は、会社で健康診断を受けられていることでしょう。
私も毎年受けています。
若い頃は項目も少なく、ほぼ身体計測のような健診でしたが、大人になるにつれて項目も増えて行きますね。

さてここで質問です。胃カメラ飲んだことある人〜？(はーい)
私は今年で３回目の胃カメラでした。
３回目となればね、もう慣れたものです。
これまでの胃カメラ検査に至った記録を、徒然なるままに書き連ねます。

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会社で毎年行わられる健康診断。仕事中に行けることが１番のメリットでした。
毎年、気楽〜に受けていた健診ですが、年齢を重ね、検査項目が変わってきました。そう、35 歳以上の胃部検査がやって来たのです。
会社の健診は、バリウム検査。
みんながまずいと口を揃えて言うアイツ。
まずいのに飲み干さないといけないらしいアイツ。
しかもすごくゲップしたくなるのにゲップしたらいけないアイツ。

私は、バリウムを、絶対に飲みたくない！
諸先輩方の経験談を聞けば聞くほど、バリウムも胃カメラもどっちもやりたくない！と拒否感が強くなります。
ですが、歳には逆らえません。一日一日とアラフォーに近付いてゆきます。
仕方がない、まあ死ぬまでにはどっちもやった方がいいんだろな、出産より痛いものはないしいっちょやっとくか、という結論に。
諦め、そして切り替え、双方のメリットデメリットを調べ上げます。
とりあえず「バリウムまずい」という先輩方のお声から、胃カメラを選択しました。

会社の健康診断ではバリウムのみだったため、他の病院で健診を受けることに。
市内の病院を調べます。胃カメラが上手なとこはどこだ。
そして見つけました。口コミもいいし、スタッフさんのブログも真面目だし、インスタもきれいな写真でいっぱいです。
よし、ここだ！意を決して電話をします。
それまでずっと会社の案内通りに健診を受けて来ていたため、健診の予約のお電話も生まれて初めて。どきどき。

「はい、協会けんぽの健診ですね〜」
さすが病院のお姉さん、話が早い。優しく導かれるように予約をします。

「胃カメラは、口からと鼻から、どちらにされまs」
「痛くない方で!!!」
「じゃあ鼻にしときますね〜」

そう、痛くないのは、鼻から。
あとは健診日を待つのみ。

＊

さて健診当日。
さくさくと検査が進みます。
その都度、看護師のお姉さんから丁寧な案内を受けます。身長体重、視力、聴力。すべて順調です。
そして心電図のベッドでお姉さんから告げられます。
胃カメラの第一歩です。

「じゃまず鼻の奥を広げるお薬です。鼻から入れるので、ごっくんって飲んでください。」
え、鼻から？鼻から飲むの？ちょ！やめ！ひええ！(ごっくん)
……うーん、痛くはない。
けど気持ちのいいものでもない。
でもまだいける。

そして検査は続きます。
問診が終わり、いよいよ胃カメラのお部屋へ。

「はい、お腹の泡を消すお薬ですので、飲んでくださいねー。」
小さい紙コップの中には、白っぽい液体が。とりあえず一口。
え何このまずい飲み物…飲めるけどさ……
思わず口角が下がります。
うーん、まずい！
でもまだいける。

ついにベッドに横になります。

「はーい、じゃまた鼻からお薬入れるので、飲み込んでくださいね〜。ちょっと飲みにくいですけど、頑張って！」
え？また鼻から？頑張ってって何を？ひええ(ごっくん)
うわ！なんやこれ！飲みにくい！鼻の奥が痛い！(ごっくん)
どろっとしてて、何回も飲み込みます。
でもまだいける。

そのまましばし待機です。
先生を待つ間、つばを飲み込んでみました。
あ、すごい、なんか感覚が鈍くなってる！へ〜おもしろい。
まだ恐怖心よりも好奇心が勝ってます。

そして先生登場です。

「ちょっと鼻にチューブ入れますね〜右左どっちがいいんかな」
ええ！なんなんそれ！鼻に入れるの？やめてくれー！😭
あでもまだいけるわ。お薬が効いて鼻が広がってるのかな。

横向きになり胎児のように体を丸め、いざ胃カメラです。

「じゃ左から入れるね、口呼吸してね、５分くらいで終わりますよ〜」
ひ！
うわー鼻から入った！喉通った！食道通ってる！
……あれ？まだいけるわ。

体の中を何かが通っていく感覚。なんだこれ、すごい。
先生の向こうにあるモニターを見ながら、
「わー私のお腹の中、めっちゃピンクやん」とか
「エロスに通じるものがあるな」とか
「おお、お腹の中で動いてる」とか
そんなふうに考えられるくらい余裕でした。
しかも、看護師さんたちが背中さすってくれて、やさしくて温かかくて、好きになりました。

「はーい終わりました〜」
スコープをずるずると抜いていきます。
やっと終わった……!!
看護師さんたちからは「初めての胃カメラだとは思えないくらい余裕でしたね〜！」と褒められ、
先生からも「すっごいきれいな胃やね〜！これはすごい」と褒められ、ほくほくで帰りました。

鼻から胃カメラ、ええやん。

＊

そして今回３回目です。
今年の私は一味違いますよ。
もう流れも掴んでいます。
きれいなお姉さんに促されるまま、上手にお薬も飲めます！
モニターを見るだけでなく、先生の手元を見る余裕すらあります。
先生、迷いなく突っ込んでくるやん。
すごいなぁ医療技術って日々進歩してんだな〜、お医者さんてすごいな〜と感心。

先生からも
「今年もすっごくきれいですね〜」
「なにか食事とか気をつけてるんですか？いやすごいな〜」
とコメント頂きました。

(特に食事に気をつけてるわけでもなく、暴飲暴食もしますが、お味噌汁は意識的に作っています。献立は最低でも一汁一菜、余裕があれば一汁三菜、そして肉と魚をなるべく交互に出すようにしてます。あとは納豆とかヨーグルトの発酵食品も好き。おしゃれなものは作れまへん。農家のごはん、て感じ。そんくらいです。)

今年もあっという間の健康診断でした。
あとは結果を待つのみです。
大人の階段、登っちゃったね。いつかはバリウムもやってみようかな。

とりあえず大人の皆様、鼻から胃カメラ、おすすめです。