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万物の"声"が聞こえるADHD

こんにちは。ADHDです。 これまでの自分が、過剰適応していたことに気が付きました。 過去の自分は、人前では常に無理をしてたと感じます。 こんなに苦しんでいるのは、果たして私だけでしょうか。 なぜわたしだけこんなに苦しんでいるのでしょうか。 他のみんなは、どうしているんでしょうか。 今日は、他のみんながどうしているかについて考えてみたいと思います。 みんな社会との距離を頑張って埋めている人は皆、少し無理して社会に合わせていると思います。 みんなもなんだかんだ努力

しんどさの変化—ADHD・過剰適応を受容する前後で

こんにちは。ADHDです。私は幼少期からずっとしんどさを感じています。しかし最近、しんどさの質に変化が生じたことに気付きました。 これまで感じていたしんどさは、大きく分けて2つに起因するものでした。 ①「弾かれ感による寂寞感」 ②「特定の作業が全然できず自分を責め続ける苦しみ」 しかし、最近感じているしんどさは、質的に異なるものだと感じています。 ➊「過去の自分が「普通」であろうと努力し続けてきたことの虚しさ」 ➋「人生を生きる動機がない」 一つずつ見ていきたいと思いま

メンクリの予約をすっぽかしたADHD

こんにちは。ADHDです。昨日、心療内科の予約時間を間違えて、予約をすっぽかしてしまいました。 昨日は、私のADHDの治療におけるかなり重要なタイミングでした。はじめてコンサータを処方してもらう日でした。それに加えて、今後の人生について、先生にどうしても相談したいことがありました。 そのため私は、昨日の心療内科での診療は、一週間の中で最も大事な予定に位置付けていました。 にもかかわらず、私が時間を勘違いしてしまいました。診療してもらうことができませんでした。 これまで

ADHDの苦痛とときめき

こんにちは。脳みそが変なADHDです。 私のこの脳みそにとっては、相性がいい作業と相性が悪い作業があります。 事務作業やルーティンワークといった作業は、本当に苦痛でたまりません。少し手を付けただけで、どっと疲れを感じてしまいます。 その一方、創造力や発想力が必要な作業や、未知のものに触れて構造を分析している時には大きなときめきを感じます。 ときめきと共にある時は、どこまでも遠くに行くことができます。眠気や空腹なんてものは、軽く吹き飛ばしてしまえます。 しかし、一度苦痛を

出口を作る

友人に「お前には出口がない。出口があればなんとかなるはずだ」と言われた。 つまり今の私には「自由と裁量が担保されており、自分の中で納得がいく生業」への分かりやすいアクセスルートが存在しない。将来がわからないから身動きが取れなくなっているという指摘だ。正鵠を射ている。ぐうの音も出ない。 これといった未来がない周囲の人間は、安定した企業・官公庁へと就職を決めていく。入学した当初からそれを望んでいるように思う。信じられないことに、それが最適解だと捉えているらしい。 しかし今の

ADHDは世界の見え方が違う

こんにちは。ADHDです。 最近、自分は人と異なる世界の見方をしてるんじゃないかと強く感じるようになりました。 その原因について考えていきたいと思います。 通常のフレームワークを持っていないかも自分は、一般的なフレームワークで世界を見れていないと感じることがあります。自分の世界の見方を、勝手に「メタの視点」と呼んでいます。「構造だとか、仕組みだとか、理屈みたいなもの」を軸に物事を考えている気がします。 仮説 私は、周囲と比べて脳内の処理速度が速いです。特に言語ベース

旅が終わったADHD

こんにちは。常に「ここではないどこかに行きたい」と思い続けてきた系のADHDです。 内なる欲望に素直に従い、ありとあらゆるところに出かけてきました。ここでは語りつくせませんが、本当にいろんなところに行きました。いろんな人にお世話になりました。 その経験を通して分かったことが一つあります。 私の「不満」は、どこかに行くことによって満たされることはないということです。 ここではないどこかにいきたい昔から、「ここではないどこかにいきたい」と感じ続けていました。 全然知らな

書く予定

こんにちは。 書こうと思っているトピックを箇条書きしておこうと思います。骨子というか下書きを殴り書きしておきます。 読みたいトピックや質問があれば、コメントいただけたら幸いです。 そのトピックについて優先的に書き始めることになるかもしれません(筆が乗るかどうかは自分で制御できないので何とも言えませんが…) ・自分の今の異常性 -できることとできないことの差が激しい -本質的に、人を信用するのが難しい -自分のことを理解してくれる人は限られていると思う ・自分の今の異常性

不注意優性型ADHD大学生

こんにちは。「ひとつひとつやっていく」能力が完全に欠落していることに気付きました。不注意優性型ADHDを抱えている大学生です。 この文章では、4つのトピックを扱います。 ①能力の欠落を見過ごしていた理由 ②できること ③二次障害 ④将来について ①能力の欠落を見過ごしていた理由不思議なことに、この年になるまで自分の「ひとつひとつやっていく」能力の欠如に気付けませんでした。 まずは、その理由から説明します。 私は、「その時興味の向くトピック」、「完全に未知のもの」、「面白