7日目(最終日)生活の外に出る
起床。寝たんかわからんぐらい体がバキバキやったけど昨日宣言してもうたから一周達成するしかないです。もうここまで来たら電車使おうなんか思いません。
とは言うものの、走り始めると台風か思うほどの向かい風でした。帰るフェリーがAM1:00だったので時間はなんとかなるけど、夜のチャリが死ぬほど怖い。なので走るしかないです。
【走行距離】 高知(室戸市 → 徳島市)→高松 = 150km
唐突ですが、アクシデント無くゴールしました。達成感半端なかったです。
ヒッチハイクなどありましたが、9割は自転車を漕ぐと言う行為なので動かしてるのは足と脳みそぐらいです。僕の足が太くてどこが筋肉痛で,,,とか足の情報はどうでもいいので頭の中ことを中心に書きました。なので最終日もそうします。
与えてもらったことを振り返る
負の感情が襲ってくるので、今日までの出来事を思い返しながら漕ぎました。何回か書きましたが、この1週間で与えてもらったことを挙げていきます。
・SNSでの知人からのメッセージ(いいね含)
・会ったことの無い人からのメッセージ
・友人からコンビニで使える引換券(LINEで)
・会ったことの無い人から、コンビニで使える引換券(DM)
・チューブでカバンの修理 + 道案内(愛媛の自転車屋)
・ヒッチハイク(高知で2組)
・自転車の簡単な修理
上記の中でもメッセージやギフトは複数の人から頂きました。0円旅ではないので、対価を払い食事などを済ませたのでそれを含めると数えきれません。ただ相手側から無償で与えてもらえた価値は特に印象的だったので挙げました。まじで助かりました。
上記の与えられた物には、プラスα感情(1周に向けての後押しをする前向きな)が含まれているように受け取りました。
1つ例を挙げると、友人からピノの引換券をもらいました。もちろんピノの値段=「140円を価値」を受け取って嬉しいですが、と言うよりは「ヘロヘロやろうから甘いもんでも食べな(ドヤ顔)」のプラスα感情の方が強く印象的でした。
与えてもらった側が絶対に言うことではないですが、たかが140円で6つアイス入ってるもの(言い過ぎ)で人を幸せにできる与えることの力はすごい。またお返しできればと思います。全部ほんまに嬉しかったです。
MUSIC
このジャンルがどう、このアーティストが,,,好きな音楽が,,,とかは人それぞれあるので何も言うことはありませんが価値の1つにその時の自分を思い出す価値がある。と感じました。
今ではこそApple MUSICなりSpotifyなりで簡単に音楽を聞けますが、10年前はそんなもんないしMステなり家の車で流れる音楽から音楽を知るぐらいです。特に小学校から中学校にかけては聴きたい音楽を聞くというより、一方的に耳に入ってきた音楽を知る・あるいは好きになることがほとんどでした。
ちょうど10年前、中学入学前です(早い)。車でこれが流れてました。毎日ビビり倒してた中1前後のことをチャリ漕ぎながら思い出しました。エモーショナルな出来事を書きませんが、10年前を振り返りながらチャリを漕げたので疲れに意識を向かなかったです。
達成感=苦労と比例する(説)
高松に戻ってきた時に達成感か解放間か分かりませんが、幸せな気分になりました。まじでやって良かったです。
たかが7日間の出来事ですが、胸を張ってやり切ったと言えるぐらい達成感やったり面白い出来事がありました。チャリを漕いだだけで。
仮に4日目あたりの朝に電車でその日のノルマを瞬間移動していたなら、幸福度は軽減してたような気がします。昨年青春18切符を利用して京都ー新潟ー青森ー東京ー京都で一周してきました(何してんねん)その時も楽しかったですが、幸福度・達成感ともに今回の四国1周の方が高かったです。(その分過酷でした笑)
さいご
書きたいことが山ほどあります。また追って書きます。
ただ1つ書くとするなら、自分の生活の外側に飛びでてみて良かった。いろんな経験ができたと言って終えばそれまでですが、1つ挙げるとするなら帰ってきて思うのは「日常生活どんだけ快適やねん」です。
自分の住む地元の街は学生が沢山住んでいるので、ありとあらゆるもの(駅・メシ・家・自然・繁華街・etc...)が揃っています。生まれた街なのでそれが普通ですが、改めていいところに住んでると感じました。。逆も然りで外に出てみると自分が知らない快適な街があるかもです。
要は外を知ることで自分を知る、または外を知ることで新たな知識を得ると思います。
思い立ったらリュック一個でGOです。なんかお力に立てるなら力貸します。