日本の国家安全保障2000年代 148
第3章 東アジア各国の戦力 中国
2000年代 8
戦略爆撃機
として
轟6 H-6
を
140機保有し、
核戦略の一つとして重要視されている。
また
CJ-10航空機発射巡航ミサイル
の
発射母機
として
活用されている。
2000年代、
新型ステルス爆撃機
轟20 H-20爆撃機
を
開発中である。
中国の核戦略
の中で
最も大きな比重を占めているのは
地上発射
の
弾道ミサイル
である。
DF-5(CSS-4)地上発射大陸間弾道ミサイル
射程距離13000km
弾頭4MT
を
20基、
DF-3(CSS-2)中距離弾道ミサイル
射程距離2800km、
弾頭3MT
数は不明
DF-4(CSS-3)中距離弾道ミサイル
射程距離4750~5400km
弾頭2MT
数は不明
DF-21(CSS-5)中距離弾道ミサイル
射程距離2500km、
弾頭250KT
116基以上、
DF-31大陸間弾道ミサイル
射程距離7200km以上
と
DF-31A大陸間弾道ミサイル
射程距離1万2000km
を
36基以上
保有している。
夏 XIA級弾道ミサイル搭載原子力潜水艦
水中排水量6500トン
533mm魚雷発射管
6門
JL-1潜水艦発射弾道ミサイル
12基搭載
1隻、
ゴルフ級弾道ミサイル搭載潜水艦
水中排水量2950トン
JL-1潜水艦発射弾道ミサイル
1基搭載
1隻配備、
JL-1(CSS-N-3)潜水艦発射弾道ミサイル
は
射程距離2150km、
弾頭250KT
である。
2000年代、
JL-2潜水艦発射弾道ミサイル
も配備中である。
094型戦略原子力潜水艦
は
JL-2潜水艦発射弾道ミサイル
を
12基搭載する。
094型戦略原子力潜水艦
は
1番艦411
が
2007年
に
就役している。
094型戦略原子力潜水艦
は
水中排水量8000トン、
原子力蒸気タービン推進、
兵装は
JL-2潜水艦発射弾道ミサイル
12基、
533mm魚雷発射管
6門
である。
4隻が就役した。
また、
核弾頭搭載可能
な
地対地巡航ミサイルも多く保有している。
DH-10地対地巡航ミサイル
は
300基以上
配備されていると思われる。