日本の国家安全保障2000年代 161
第3章 東アジア各国の戦力 ロシア
2000年代 6
ロシアの核戦略は大陸間弾道ミサイルが中心である。
特にロシアの大陸間弾道ミサイルは移動式で、早期発見は困難である。
大陸間弾道ミサイル
は
SS-18
54基
射程距離16000km、
弾頭500KT×10
SS-19
40基
射程距離9000km
弾頭50KT×6、
SS-24
46基
射程距離10000km
弾頭550KT×10
SS-25
160基
射程距離10500km、
弾頭550KT、
SS-27
28基
射程距離10500km、
弾頭550KT
RS-24
24基
である。
潜水艦発射弾道ミサイル
は、
SS-N-8
射程距離9100km
弾頭1MT
SS-N-18
48基
射程距離8000km
弾頭100KT×7
SS-N-20
射程距離8300km
弾頭100KT×4
SS-N-23
96基
射程距離8300km
弾頭100KT×4
である。
核弾頭搭載巡航ミサイル
SS-N-21
射程距離3000km
弾頭200KT
もある。
戦略爆撃機
は
ツポレフTu-160爆撃機
11機、
ツポレフTu-95MS爆撃機
55機、
核爆弾
は
約200基
ある。
後継爆撃機
に
ステルス爆撃機
PAK-DA未来型長距離航空機
を
開発中である。