日本の国家安全保障2000年代 129
第1章 東アジア各国の戦力 アメリカ合衆国太平洋軍(現・インド太平洋軍)
2000年代 30
合衆国空軍 2
制空戦闘機
には
20世紀最強の戦闘機である
マクドネル・ダグラスF-15A/B/C/Dイーグル戦闘機
初飛行1972年、
自重12973kg、
総重量20244kg、
最大重量30845kg、
エンジン:ユナイテッド・テクノロジーズ・プラット・アンド・ホイットニーF100-PW-100
推力105,7kN×2
を
894機
生産している
(合衆国空軍/空軍州兵向け総生産機894機、1989年調達終了)。
マクドネル・ダグラス F-15A/B/C/Dイーグル戦闘機
は
1974年の実戦配備から数々の紛争に投入されてきたが、敵に撃墜されたことはない。
E-3セントリー空中警戒管制システム機の支援を受け行動する。
マクドネル・ダグラス F-15A/B/C/Dイーグル戦闘機
は
徐々に退役、
または
空軍州兵、空軍予備軍団
など
二線級部隊に移籍している。
マクドネル・ダグラス F-15C/Dイーグル戦闘機
の
177機
は
レーダー
を
AN/APG-63レーダー
から
アクティヴ電子スキャンド・アレイ・レーダー
の
AN/APG-63(V)3レーダー
に
換装し、
AIM-120C/D空対空ミサイル、
AIM-9X空対空ミサイル
を
運用可能にした
「ゴールデン・イーグル」
として
合衆国空軍の一線級部隊に2020年代まで現役に残り、
F-22Aラプター戦闘機とともに制空任務に就く予定だった。
マクドネル・ダグラス F-15C/Dイーグル戦闘機
は
空対空任務の場合、
AIM-120C/D先進中距離空対空ミサイル
を
4発、
AIM―9Xサイドワインダー2000短距離空対空ミサイル
を
4発、
M61A1バルカン20mm機関砲
1基
装備する。