#49「I LOVE YOU」を何と訳しますか?
みなさん、僕のことを覚えていますか?
しばらく書いていなかったのですが、また書きたい欲が出てきたので、復活しようと思い、パソコンを開いてカタカタしています
初めて読まれる方も多くなると思うので、改めて自己紹介とかもしようと思うのですが、まずはその前になぜ書き始めようと思ったのかについて、お話できたら良いかなと
"言葉"の力
「I LOVE YOU」を今のあなたなら何と訳しますか?
先日、「心をつかむ 超言葉術」という本を読む中で、 このような問いを嘆かれられた。
この問いは夏目漱石が「I LOVE YOU」を「月が綺麗ですね」と訳したという都市伝説からきているのだが、自分で訳そうだなんて考えたこともなく
この問いかけに対して、頭を悩ませること10分・・・
ふっとこんな訳が頭に降りてきた。
読書しにカフェに行きませんか?
何か目的があるわけでも、お話をするわけでもない、ただ読書をする。
そんな、誰でもいいしそもそも1人でもいいような時間。
そんな時間ですら、あなたと過ごしたい。
今の僕にとって「好き」とは、「気負わずに一緒にいたい」と思えること。
だから、こんな風に訳してみた、いかがだろう?
これは今後コロコロと変わるかもしれない、もしかしたらそれは明日かもしれない。だからこそ、「今のあなたなら」なのだ。
みなさんも一回時間をおいて考えてみてほしい。
この本の作者である阿部広太郎さんはこのように言っていた。
書かずに伝えること。一見矛盾しているように感じるこのことこそ、 心をつかむ言葉の秘密なのではないか。
まさにその通りだと思った。
「伝えた」ことが100%「伝わる」わけではないのだ。
そんな当たり前にことに最近気づき、「伝える」難しさを強く感じている。
これは僕たちが人間として、"言葉"をコミュニケーションのツールとして 扱い続けるかぎり、友人・家族・恋人そしてこれから出会う全ての人で 言えることだ。
"言葉"は難しいと同時にとても大きな力を持っている。
時に人の心を揺さぶり、奮い立てせ、勇気をくれるドーピングとなり、
時に心を癒し、安らぎを与えてくれる治療薬にもなる。
しかし、それと同時にコナンの言葉も胸に刻んでおいてほしい
言葉は刃物なんだ。近い方を間違えると厄介な凶器になる。言葉のすれ違いで一生の友達を失うこともあるんだ。一度すれ違ったら、二度と会えなくなっちまうかもしれねーぜ?
そう、言葉は毒にだってなることもあるのだ。
少しずつ心に蓄積し、蝕んでいくこともあれば、たった一言が人を死に至らしめることもある。
"言葉"は何にだってなれる。
だからこそ本当に扱うのが難しい。
生まれてから23年間、絶えず使ってきたのに未だに使いこなせていない。
しかし、だからこそ
人の心を大きく揺さぶる言葉を創れるようになりたい。
そんな思いにかられ、僕は今パソコンに向かっている。
23年かけても全く習得できていない、"言葉"。
それを習得しようともがく、ちっぽけな僕をどうか見守っていてほしい。