スイス, ジュネーヴ滞在 〜 1983年6月13日, ジュネーヴ第4条約を想起しつつ BGM は King Crimson, Pink Floyd & more ♫
1983年4月26日に日本を発って49日目, 直前10日間滞在したフランス, パリを振り返る
1983年6月3日朝6時半頃から 6月12日夜11時59分まで(細かい!)10日間滞在したパリを振り返ろうと思ったのは, 1983年6月12日夜11時59分(日記によれば, だけど筆跡は11時「54分」にも見えて微妙, 細かい!)パリ・リヨン駅発の夜行列車に乗って, 翌6月13日朝(この日は何時何分とか書いてないんだな, 笑)にスイス・ジュネーヴに着いた, その日の日記の冒頭がいきなりこれだから(再び, 笑)。
確かに, 昨日2021年6月12日に投稿した "1983年6月12日パリ note"(*7)にも書いたように, 1983年6月12日に 9ページ分, 小さな字でぎっしりと旅日記に書いた当時のフランス雑感・パリ雑感の最後は, こんなふうに締め括られているのだった。
パリはおもしろいところだと思う。きれいで きたなくて エキサイティングで。でもオレは 身も心も 最後まで適応できず, 本気で好きにはなれなかった。もっと時間が必要だったのかもしれないが。
もっとも, これもその note に書いたんだけど, 5年ほど後に新婚旅行でまたパリに行ったくらいだから, 実はパリがけっこう好きだった, もしくはその後, 気持ちの何処かに変化が起きて, だいぶフランスもしくはパリを好きになっていたのかもしれないのだが。
*7 フランス, パリ 10日目, 1983年6月12日 〜 Mussorgsky, ELP, 加藤和彦, Date Of Birth, Avalon Jazz Band & Ella Fitzgerald ♫
以下, *6~1 は, 当時のパリ(およびヴェルサイユ)見聞 note を時系列, というか時間的にそのまま遡及しながらリンクを磔, じゃなくて貼り付け。
*6 フランス・パリにて, カンボジア人移民(難民)と話した, 1983年6月11日 〜 Teach Your Children (CSNY) ♫
*5 パリ, セーヌ河畔, 1983年6月10日 〜 The Dangling Conversation (S&G) ♫
*4 パリ, 1983年6月8日のことも書きつつ, 6月9日 〜 モロッコ人移民と会った記念, Hindi Zahra 聴こう ♫
*3 「ベルサイユのばら」が懐かしい, ヴェルサイユ宮殿に行ってみた, 1983年6月7日 〜 "Whole Lotta Love" (Led Zeppelin) by Lussi in the Sky ♫
*2 1983年6月5日にノートルダム大「聖」堂を観て, 1983年6月6日にはパリ最古の大「性」道, ってか パリ最古の通りで中世以降はパリ最大の「娼婦街」サン・ドニを歩いてみた 〜 Doobie Bros, Deep Purple, 憂歌団, S&G, and Tom Waits ♫
*1 1983年6月3日, フランス・パリに着いた日のことも書きつつ, 6月4日にパリの映画館で観た FURYO, "Merry Christmas, Mr. Lawrence" 要するに「戦メリ」の話 〜 BGM は「戦メリ」サントラから「音楽図鑑」(坂本龍一)まで ♫
「ジュネーヴは 『国際的な小都市』 です」
当日, 1983年6月13日付の筆者の旅日記によると, 当時のスイス, ジュネーヴ では,
「日本の夏」とかってのを見たかったが, 今月下旬, つまりあと数日後かららしい(ピザレストランの日本人 ー 後記 ー によれば, 今も IKEBANA 展はやってる)。日本がどう紹介されるのかは 興味ある。数ヶ月, なかなか長くやるらしい。
「日本の夏」ってこんな感じ? ... これ 28分以上ある, 最初だけでもいいっすよ, 「日本の夏, キンチョーの夏」。
「日本の夏」はこんな感じだと思う ♫
上掲 note リンク, 偉大な「はっぴいえんど」の歌 note に反応少しではやや寂しいので(まぁ別に構わんのだけど, 笑), 話題がしばし飛んでいくけれど, しかも以下の 3つのうち後の 2つは「日本の冬」だけど(笑) ♫
ではでは, 話を戻して,
ジュネーヴ ではその頃, つまり1983年の初夏辺りには日本関連のイヴェントが幾つかあって, それから話変わって, 旅日記によると 6月13日のジュネーヴでの夕食は泊まったユースホステル近くにあったピザレストランで食べていて, そこには「日本を出て 11年帰ってない」という日本人が働いていて, 久しぶりの日本人客に感激したらしく, 筆者が注文したピザに頼んでないコーヒーをおまけしてくれたうえ, その全部を奢ってくれた, 高いピザだったので助かった, なんて記述があった(ついでながら「昼めしは(前日)パリで買ったパンとジャムを公園で」と書いてある)。
それと, これも旅日記に書いてあるんだけど, ユースホステルにて「夜10時半すぎ, ずいぶん前から, エジプト人2, 3人と欧米の男女カップルとの白熱した議論が続いている。かなり政治向きの話も入ってるみたい」なんて記述も。
まぁそういうことだけで, というわけでもないんだけど, その日の旅日記の締め括りは,
ジュネーヴ は「国際的な小都市」です。
ジューネーヴ の花時計を眺めながら 〜 ジュネーヴ第4条約 と イスラエル を思い出す
前章からの続き。まぁ確かに, ジュネーヴ って, 属する国, スイスのお国柄あってのことか, ジュネーヴ の名を冠した様々な国際的協定, 国際的条約とかあるし, 歴史に残る世界の大国首脳級会談とかもあったりする。
で, ジュネーヴ条約とか, ジュネーヴ諸条約とか, ジュネーヴ第1条約・第2条約・第3条約, 第4条約とか .. そんな言葉も, 時事系ニュース, 国際政治に係るニュースの中で耳にする, 目にすることは多い。
さてさて, フィルムの節約に「執心」ぎみだった日本からのいわゆる「貧乏旅行者」, 別名を海外「放浪」もどきバックパッカー, つまり筆者, ジュネーヴ ではなんと(なんと, というほどのことでもないが, でもあの頃が既に今のようなスマホ時代なら, もっともっと撮っていた, ジュネーヴは実際 美しい都市だったし, 残念と言えば「残念ながら」), この 1枚の写真しか撮っていなかった。
しょうがない(って言うのも妙ながら), この写真でも眺めながら,
ジュネーヴ で思い出す ジュネーヴ第4条約 を, イスラエル との絡みで取り上げることにする。以下の 2つは, アムネスティ・インターナショナルの公式ウェブサイト日本語版および英語版からの記事。
*1 アムネスティ国際ニュース(2020年7月1日, 7月7日 日本語サイトにアップ)
(英文は *2)
併合は武力による領土獲得であり、明白な国際法違反だ。国連憲章の基本原則で禁じられており、国際法の強行規範や国際人道法に規定された義務にも反する。
以下, イスラエルによる占領地パレスチナ(東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区)に対する入植活動, 入植地の建設が, ジュネーブ第4条約 違反である, ということ等に関する記述。
被占領パレスチナ地域にイスラエル人を入植させ、パレスチナ人を追放する行為は、国際人道法の基本原則に違反する。ジュネーブ第4条約の第49条は、占領国が占領する地域へ自国の文民を移送・追放することを禁じ、また、被占領地域の住民の強制移動・追放も認めない。
イスラエルによる入植は、戦争犯罪にあたる。さらに、恒久的な入植とインフラ整備はパレスチナ人のためにはならず、ジュネーブ第4条約で例外的に認められている安全保障上の必要性を満たすものでもない。ジュネーブ第4条約では軍事目的以外の私的財産・公共財産の収奪・破壊を禁じているが、入植はそれを大規模に行うものである。
... 西岸地区での人権侵害を助長し、長年、戦争犯罪や人道に対する罪など重大な国際法違反を行ってきたイスラエルに対する不処罰を ...
国際社会は、「世紀の取引」(引用者=この note の筆者による注:アメリカ合州国の当時の大統領ドナルド・トランプが「世紀の取引」と呼んだ, トランプのアメリカによる「和平提案」のこと)を含め、パレスチナ人の不可侵の権利を否定するいかなる提案も許してはならない。また、国際刑事裁判所がパレスチナにおける問題で管轄権を行使する際には、国際刑事裁判所を全面的に支持すべきだ。
*2 (1 July 2020, 00:00 UTC)
Annexation is the claim to acquire territory by force and is a flagrant violation of international law. Such a step by Israel would violate the UN Charter, jus cogens norms of international law, and obligations under international humanitarian law. The prohibition on the acquisition of territory by force is enshrined as a fundamental principle in Article 2(4) of the UN Charter.
以下, イスラエルによる占領地パレスチナ(東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区)に対する入植活動, 入植地の建設が, ジュネーブ第4条約 違反である, ということ等に関する記述。
Israel’s policy of settling its civilians in occupied Palestinian territory and displacing the local Palestinian population continues to contravene fundamental rules of international humanitarian law. Article 49 of the Fourth Geneva Convention states: “The Occupying Power shall not deport or transfer parts of its own civilian population into the territory it occupies.” It also prohibits the “individual or mass forcible transfers, as well as deportations of protected persons from occupied territory”.
Transferring the occupying power’s civilians into the occupied territory is a war crime. Furthermore, the settlements and associated infrastructure are not temporary, do not benefit Palestinians and do not serve the legitimate security needs of the occupying power. Settlements entirely depend on the large-scale appropriation and/or destruction of Palestinian private and public property which are not militarily necessary.
“Settlements are created with the sole purpose of permanently establishing Jewish Israelis on occupied land; this is a war crime under international law and “annexation” has no bearing on this legal determination.” Said Saleh Higazi
Saleh Higazi については前段で紹介があって, 彼は deputy regional director for Amnesty Middle East and North Africa の職位にある人物。
... human rights violations ... the entrenched impunity that has fueled decades of war crimes, crimes against humanity and other grave violations
ここで言う人権侵害, 既得権的に定着してしまっている免責(不処罰, 罪を犯しても処罰されないこと), 数十年間にわたる「戦争犯罪」, 人道に対する罪, その他の重大な(国際法)違反とは, その文脈上 当然ながら, イスラエル が 被占領パレスチナ地域 で行なってきた行為(や, そうした数十年間にわたる人権侵害や国際法違反の罪にもかかわらずイスラエルがその行為・罪に関して免責されてきたこと)に関わって記述されている。
The international community should also reject the so-called “deal of the century”, and any other proposal seeking to undermine the inalienable rights of the Palestinian people, including the right of return of Palestinian refugees. Amnesty also calls on governments to offer their full political and practical support to the International Criminal Court (ICC) as it decides on its jurisdiction over the “situation in Palestine”.
ジュネーヴ第4条約 と イスラエル, そのついでに 〜 21世紀の日本の自称「イスラム思想研究者」 飯山陽 を思い起こす
ジュネーヴ第4条約 と イスラエル については, 前章を参照されたい。そのうえで, 本章は note 4点へのリンク。
1) さてさて, 以下, まずは「日本国」の「防衛省・自衛隊」ウェブサイトにおける, ジュネーヴ第4条約 のページ。
でもってこの二人は, 「私達の心は イスラエル と共にあります」と明言する, 21世紀, 2021年「日本国」防衛副大臣 中山ナニガシ 〜 そして それを支持する, 21世紀の日本の自称「イスラム思想研究者」A.K.A. 飯山陽。
2) そもそもフォローなどしておらず, 自分のツイート等で批判したことはあっても, 飯山陽のツイート等発言やその署名記事に直接コメント入れた事などない人間までブロックする, 稀代のチキン,
暇人, 別名,(自称)「イスラム思想研究者」A.K.A. 飯山陽。
BGM ♫ The Chicken 〜 Jaco Pastorius
3) 実際には存在しない, あるいは殆ど存在していないものを逆に明確に存在するかのように見せ, その上でその幻を「論難」の対象にし、そこから自らが持っていきたい結論にひたすら突き進む(したがって最初の前提が幻だと気づかない人 [いきおいそのトピックにもともと疎い人が殆どとなる] は最後まで騙される羽目になる), 稀代の「藁人形」師, 21世紀の自称「イスラム思想研究者」A.K.A. 飯山陽。
BGM ♫ Pigs on the Wing 〜 Pink Floyd
4) 21世紀の自称「イスラム思想研究者」A.K.A. 飯山陽 批判 〜 キリないから正直もう面倒くさいのだが, その露骨なテク(略してローテク)があまりに醜悪なのでね。
BGM ♫ 嘘, 騙し, 盗み 〜 Run The Jewels
21世紀の ... 何様? 〜 "21st Century Schizoid Man" by King Crimson ♫
今日は 3つのヴァージョンを載せる。カヴァー 2つの次にオリジナル。
まずは「イカ天」が懐かしい, 人間椅子 による, King Crimson の "21st Century Schizoid Man" カヴァー。
*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.1 加筆/削除/編集)。
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21st Century Schizoid Man (King Crimson) 〜 from Flower Travellin' Band 1970 album "Anywhere"
*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.1 加筆/削除/編集)。
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21st Century Schizoid Man 〜 from King Crimson 1969 debut album "In the Court of the Crimson King"
*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.1 加筆/削除/編集)。
TIME 〜 Pink Floyd ♫
前々章に載せた, ジュネーヴ第4条約違反の イスラエル が大好きっぽい二人, その言い方がエモーショナルなら, まぁ支持者たちと呼んでもサポーターたちと呼んでも, イスラエルのプロパガンダ「広報官」たちと呼んでもいいが, 兎にも角にもツノが生えたウサギでも出てきそうな 🧠「お花畑」な似た者同士(同志かね)の二人を思い起こしつつ, そして, 1983年6月13日の ジュネーヴ で撮った 花時計 を眺めつつ,
TIME 〜 Breathe (Reprise) from Pink Floyd 1973 album "The Dark Side of the Moon", 日本語タイトル「狂気」だったね ... 日本人二人かぁ, 2回聴くか ♫
*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.1 加筆/削除/編集)。
*一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)より「著作権を有する音楽著作物の著作権を侵害している」旨, 指摘を受けた為, 当初 私の誤認識によりここに掲載していた英語歌詞を削除しました。歌詞に関心のある方は, 公式サイト等に掲載されているものを確認してください(2022.9.1 加筆/削除/編集)。
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