成長のブレーキ
こんにちは、マティです。
本日もよろしくお願いします。
あなたは、何かにチャレンジしたときに、
すぐに何かに邪魔されたり、思うようにいかなかったり、
そもそも、やるべきなのか?と疑問がわいたりして、
挫折した経験はありませんか?
何か始めようとして、やり始めたのはいいけれども、すぐに、周りと衝突して、いらいらして、挫折したり、
やっているうちに、これをやってもどうせ何も変わらないだろうと、結果が気になって、やめてしまったり、
普段から、面倒な人にある日、また絡まれたせいで、その日の調子が下がり、あきらめてしまったり、
何かにチャレンジしようとしても、様々なトラップが仕掛けられているせいで、うまくいかないことがありますよね。
こういった、自分の成長を阻害するトラップは、ある意味、自分の成長を止めるブレーキだということができます。
これから、そのブレーキを5つ取り上げて解説していきます。
今回の話は以下の書籍を参考にしています。
成長マインドセット:吉田 行宏
1.トラップに気づかないと......?
これらのブレーキは普段、目に見えず罠のように仕掛けられています。
一見、目に見えないならば気にしなくてもいいだろう、やる気の方が大事だと思われるかもしれませんが、
続けようと意識していても、ブレーキに気づかない限り、じわじわ、やる気が失われていき、いつか止まってしまいます。
実は、何かにチャレンジしていても、途中で挫折してしまう方はとても多いのです。
RIZAPと、総合情報サイト「All About」を運営するオールアバウトによる、TOEIC受験にチャレンジしたけれども、挫折した「燃え尽き症候群」の方たちについて、調べた調査があります。
この調査では、まず、挫折した方の割合を調べています。
このように、グラフに示されているように、ほぼ半数を占めています。
挫折する方が、半分もいるというのは、やはり、多いですよね。
挫折した方は、モチベーションが元から、低かったんだ、自分とは関係ないと思われるかもしれません。
ですが、この、挫折した方たちに、質問した結果のグラフを見てください。
このグラフから、分かることは、挫折した方たちも、何が、大事なのかは、分かっており、それに対するモチベーションもあったということです。
けれども、そのようなモチベーションが最初にあったとしても、結果として失敗しています。
失敗した結果についてアンケートしたものがこちらです。
このように、トップ3の理由は、
やる気がなくなった、時間がない、優先順位が落ちた、となっています。
最初に、高いモチベーションを持っていたとしても、途中から、挫折してしまうのです。
じわじわと、やる気を削っていく、ブレーキに気づいて対処しないとこのようなことになります。
ですから、まずブレーキに気づかないといけません。
2-1.第一のブレーキ:囚われる
あなたは、何かにチャレンジしているときにふと、自分の将来が不安になったり、このままでは大丈夫なのだろうかと、心配になることはありませんか?
正しい、不安や心配はするべきです。無謀になるべきだということではありません。
けれども、無謀ではないとわかっているのに、妙に悲観的になってしまって、自分の能力を疑って、結局諦めてしまうことは避けた方がいいです。
先ほどのTOEICの調査でもわかるように、モチベーションが保てなかった人の中には、勉強が続かなったため、もう自分はだめだ、あるいは良い結果など出せないと思って、あきらめている人もいると思います。
実際には、継続して学びを続けていれば、おのずと、成果はついてきます。
尊敬している自分のメンターもいつも、継続が大切だといっています。
また、歴史上の偉人もこのように述べています。
~福沢諭吉/思想家・教育者~
進まざる者は必ず退き、退かざる者は必ず進む。
そのため、継続するために、このブレーキを外す必要があります。
このブレーキを外すためには、自分のチャレンジ期間を設けて、その期間の間はひたすら打ち込むという方法がおすすめです。
ある程度の期間を設けて、その間は全力で頑張るというようにすることで、自分の中でも、決心がつきます。
2-2.第二のブレーキ:他人
何かをやっているときに、周りの人との関係がうまくいかなくて、悩んだことはありませんか?
他人って時には、厄介な存在になりますよね。
自分の思うとおりにいかないからこそ、うまくいかないのは、その人のせいだ、周りのせいだと思ってしまいがちです。
実際に、うまくいかないのは、その人のせいかもしれません。
自分全てに、責任があるというのは、場合によっては、納得いかない時もあると思います。
けれども、ただ一つ言える事は、それらの結果を背負うのは、自分ただ一人だということです。
うまくいかなくて、挫折したとしても、その挫折という結果を背負うのは自分一人です。
ほかの人が代わりに結果を背負ってくれることはありません。
そのため、周りの人のせいにしていては、自分が大変なことになったりするのです。また、自分も成長しません。
そこで、このブレーキも外さないといけません。
このブレーキを外すために有効な方法は、実際どうなのか、はわきに置いておいて、意識としては、自分に100%の責任があるととらえる方法です。
自分に責任があると考えれば考えるほど、現状をどうにかするために、様々な工夫や、アイデアを思い浮かべようとするようになります。
自分に100%の責任があると考えた方が、成長するようになります。
幸田露伴氏の努力論でも次のように書かれています。
自責と他責の違いが成功者と失敗者を分ける
2-3.第三のブレーキ:自分の影響力の限界
何かをしているときに、足を引っ張ってくるのが、悩みですよね。
自分の心の中で、わだかまりや、もやもやがあると、なかなか目の前のことに集中できません。
そんな悩みを減らすことができたらよいですよね。
実は、この悩みもブレーキであり、減らさなければなりません。
悩みは、実際には、自分が改善できる方法のある悩みと、手を出すことのできない悩みに大きく分かれます。
分かりやすく言うと、日本の税金が高いから、低くしてほしいという悩みは、改善しようと思うなら、国会議員にならないといけないという、手を付けがたい、問題ですよね。
一方、日本の税金が高いから、外国に移住しようという悩みは、まだ、可能な選択肢ですよね。
手を付けられないような、悩みはつまるところ悩んでも、何も変わらないですし、悩めば悩むほど、自分のやる気や心情に害をおよぼしてきます。
こういった、悩みは減らした方がいいです。
そのため、悩んだときは、自分に改善できるかどうかを考えてみるのも良い方法です。
これは、スティーブン・R・コヴィー氏による7つの習慣という書籍の中でも紹介されている、影響力の輪と、関心の輪ということです。
自分が影響力を及ぼせることのみに、関心を絞るということがとても役に立ちます。
2-4.第4のブレーキ:トラウマ
トラウマは厄介です。
何か、成長しようと思ったりしても、成長することで、トラブルがおきたり、周りとの関係が悪化したり、邪魔されたりされたことがあれば、それらが、心の中で重しとなって成長できなくなります。
何かに失敗したり、周りに恐怖を感じたことによるトラウマは、潜在意識の中に刷り込まれて、なかなか変えることはできません。
そういった、トラウマを克服するためには、潜在意識に刷り込まれた、恐怖を減らす必要があります。
そこで、有用な方法がいくつかあります。
一つ目は、自分の心情をすべて、紙に書き出して、吐き出すということです。
紙に書き出すうちに、自分の心情がおちついてきて、整理がついてくることもあります。
二つ目は、自分の悩みを安心できる人に聞いてもらうということです。
自分が、話せる範囲で聞いてもらうと、恐怖心が和らいできたりします。
自分の気持ちを吐き出して、整理することで、それらをうまく回避したり、解決したりする方法が見えてきたりします。
というのも、自分の気持ちを抱えている状態では、とても苦しいですが、いったん、取り出して、箱の中に入れることで、冷静さを取り戻すことができるからです。
冷静になった方が、良い考えが浮かんでくることが多いです。
2-5.第5のブレーキ:軸がない
仕事などをしていれば、必ずつらいときはやってきます。
そういう時に、あきらめてしまうか、踏ん張るのかを分けるのが、自分の中にある考え方です。
しんどい時や、つらいときに頑張ろうと思うのは、多くの場合、自分の中に支えとなる言葉や、人や、信念があるからですよね。
つまり、心構えや、マインドセットがあれば、しんどい時や、つらいときに頑張ることができます。
逆に、そういったものがないと、ここぞというところで、踏ん張ることは難しいといえるでしょう。
そのため、こういった軸を持つことが大切です。
そこで、おすすめなのが、読書をするということです。
特に著名人や、成功者の伝記がおすすめです。
伝記の中にはその人が成功するなかで獲得した、考え方やマインドがたくさんあふれています。
その中で、自分が好きなマインドなどを取り入れると良いです。
それが、自分の指針になり、軸となっていきます。
しんどい時や、つらいときには、そういった、言葉や姿が思い出されて、自分の支えになってくれます。
3.最後に
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
仕事や、学び事などをしているときに、途中で投げ出してしまうようなことは避けたいですよね。
途中で投げ出すことがなければ、自分は確実に成長していくはずです。
こういったブレーキに気づくだけでも、大きく、見方が変わると思います。
この記事が、誰かの役に立てれば幸いです。
下に、参考にした書籍のリンクを張ります。興味がわいたら、読んでみてください。
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