【呼吸で生き方が変わる 】Episode 1
1.呼吸とは!?
皆さんは【呼吸】と聞きますと鼻から吸って出して…
と言う普段皆さんが行なっているような活動を
想像されるかと思います。
本来【呼吸】とは、
単なる酸素・二酸化炭素の交換だけではなく
様々な効果を発揮することができる技術になります。
ではその様々な効果とは…
一つずつ紐解いていきますので、
それを理解した時に【呼吸の重要性】を
実感するでしょう。
2.呼吸って1日に何回するの?
とある教授が
【呼吸が適正化されなければ
動作を適正化することはできない】
といったものがあります。
これは運動科学が進んで行くにつれて
【呼吸が適正化されないと動作を適正化する】
ということが不可能であると
理解されてきたと思います。
人は24時間のに果たして【呼吸】を何回以上
していると思いますか?
…
…
…
約2万回以上呼吸をしていると言われています。
その中で間違った呼吸を繰り返せば
体は間違ったものを学び続け…
例えば肩をすくめて呼吸したり、
腰をそらせながら呼吸をしたりと。
長い時間をかけて、肩や腰など、
体のあらゆる所が痛くなるに決まってます。
そうです。
自ら体の不調や怪我の原因をつくっています。
またもみほぐしたり、ストレッチ、
コンディショニングをしたところで、
1日2万回行う動作に勝てるわけがありません。
「いやいや、楽になるよ?」って人も
いるかと思いますが、よく考えてください!
また同じ場所が痛くなるから通っていませんか?
根本的な痛みの改善には
なっていないと言うことです。
ですので正しい呼吸をしていれば、体が持つ機能を
最大限に発揮することが可能です。
3.脳について🧠
まず呼吸を変えることで起こるメリットの前に、
重要なことがあります。
それは脳についてです。
簡単にですが、脳に必要なものに関して
お話をしていきます。
脳に必要なものというのは大きく分けて
【燃料】と【刺激】の2つになります。
4.脳の燃料とは?
まず【燃料】と言うのは「酸素+栄養」
にあたるものです。
「酸素」はもちろん呼吸によって供給されます。
「栄養」は食事によって供給されます。
栄養が足りない場合、脳は働くことができない。
そして、生命活動も難しくなってくる。
これと全く一緒で酸素の供給がうまくいかない場合に
脳はしっかり働くことができない。
よって生命活動維持も難しくなってきます。
ただし!酸素の供給と言うものは
鼻から吸って吐いての動作だけで十分に行われるか?
と言うと決してそんな事はなく、
どういった呼吸をしているのかによって
脳に対してどれだけ酸素が供給できるかが
変動します。
簡単な例を上げると口呼吸をしてしまうだけで
最悪の場合、脳に対する酸素供給量と言うものが
半分に減ってしまうと言う研究もあります。
5.脳の刺激とは?
次に【刺激】に関してなんですけども
一つ目に「多種多様な活動」が必要となってきます。
これに関して必ずしも運動である必要はなく、
読書をするとか誰かとコミュニケーションをとる、
掃除をするとかでも
多種多様な活動に当てはまります。
反対に、毎日読書をしている
毎日何かの活動している同じ活動している
となるとこれは多種多様ではないので
もしかすると脳に対して十分な刺激に
なってないかもしれません。
2つ目に「抑制と活性のバランス」です。
「抑制」に関してあまり種類はなく
【睡眠】というのが1番の抑制になります。
「活性」と言うのは先程の多種多様な活動であったり
何かしらのストレスに伴うもので、
この【抑制と活性のバランス】というのが
しっかり取れていないと脳の働きは
十分に発揮できないのです。
という事で、今回はこのあたりで!
また次回お楽しみに🫁👍
(2021/07/04 記載)