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脳みそダダ漏れマガジン

僕が大学教員として、また家庭の主夫として日々考えていることのまとめです。内容は育児とダイエットと読書感想文が多めで、分野はあまり統一されてません。あとは数学とか、経済学とか、そう…
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#数学

数学の、授業にてって話

数学が苦手な人は多い。 数という漢字を見た瞬間に「あっ無理」って思ったり、 数式を見たとたんに脳にシャッターが降りてくる人もいるだろう。 あたしも別に数学科の出身って訳じゃないし、 すげー数学ができるというわけではないが、 まーいちおうそれなりに仕事でも使ったりするわけで、 一応一通りのことはできるし知識もある。というわけで、職場では数学を教える授業も担当したりしてる。 教員も10年ほどやってればいろんな学生に出会うが、 残念ながらこれまで数学好きの学生にはほとんど

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19✖️19=?

どうだろう、パッと計算できるだろうか? これが9×9=?ならば九九の問題なので右の反対は左的な感じで答えられるし、10×9などキリのいい数字なら九九の枠外であっても比較的計算は楽で、暗算で解けることもある。 でも、19×19はちょっと難しい。 インドの小学校?では25×25くらいまで暗記するそうなので、彼の国ではこれも九九の範疇なのかもしれないが、日本ではなかなか。 複雑な問題をどう捉えて表現するかで、これの計算がなんだというと、その計算の仕方でその人の性格というか物

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数学と物理学とランニング

三つほど、内容の違う話をする。後に全部つながる。基本的にはランニングの話である。 話のゴールは以下のようなこと。つまり、スムーズというか、身体にあんまり無理がかからないというか、「効率的な走り方」ってのが多分あるはずで、そんな模範的な走り方というのがおそらく数学的に(物理学的に?)も正しかろうというような、そんな話。 とはいえ当方数学者でも物理学者でもましてやプロランナーでもないんで、あくまでもそれっぽいってだけの話だし、もし正しかったとしたら、多分もうすでにたくさんの人

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高校数学に打ちのめされる

高校数学に打ちのめされている42歳のおじさんの話をする。 数学をちゃんとやり直そう、と決意し五カ年計画を遂行中の我が人生は、高校数学に打ちのめされ続ける毎日を迎えている。 チャートが解けない解けない。いやというほど解けない。大学教員であることも、多少なりとも数学を使う分野で仕事をしているということも、もうそういう自分のキャリアが恥ずかしくてしょうがなくなるほど、解けない。 まがりなりにも受験勉強をして、国立二次試験の数学も勉強した過去はある。それでも、解けない。取

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