19✖️19=?

どうだろう、パッと計算できるだろうか?

これが9×9=?ならば九九の問題なので右の反対は左的な感じで答えられるし、10×9などキリのいい数字なら九九の枠外であっても比較的計算は楽で、暗算で解けることもある。

でも、19×19はちょっと難しい。

インドの小学校?では25×25くらいまで暗記するそうなので、彼の国ではこれも九九の範疇なのかもしれないが、日本ではなかなか。

複雑な問題をどう捉えて表現するか

で、これの計算がなんだというと、その計算の仕方でその人の性格というか物事に対する取り組み方というか、そういうのがおそらくある程度分かる気がする。

特に、問題に対して自分がどう考えるかということと、それを相手にどう伝えるかということに大きく関係しているんじゃないかと思う。

ただ、一応断っておくと、この19×19 というのは単なる比喩で、もっと重要なことは、「直面している複雑そうな問題に対する捉え方」と「それに対する解を提示するための表現」を考えるというのがここでの本質だ。

生きていく上で生じるさまざまな問題は字面で見るだけが全てではなくて、アプローチの角度を変えることで色々と様相が変わったりする。だから、考え方を少し工夫するだけで格段にシンプルになって解が見通しやすくなったりもすることもあるわけで、なんかそういう考える技術みたいなものが、19×19 の計算の仕方から垣間見える気がする。

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