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脳みそダダ漏れマガジン

僕が大学教員として、また家庭の主夫として日々考えていることのまとめです。内容は育児とダイエットと読書感想文が多めで、分野はあまり統一されてません。あとは数学とか、経済学とか、そう…
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2024年10月の記事一覧

オーストラリアに行ったって話

もう1ヶ月以上前の話だが、オーストラリアのケアンズに行ってきた。 海外に出たのは多分10年?前、イタリアに研究関係で1週間滞在した時か、韓国に入試の業務で滞在した時か、どちらが最後だったかはっきりしないけれど10年くらい前なのは間違いない。 子供も少し大きくなって長い時間のフライトにも耐えられそうだし、今行っとかないとまたしばらく行けなさそうな気もするし、最後に外国に行ってからだいぶ経つのでそろそろリハビリが必要だし、となんだかたくさんの理由をこしらえてレッツゴートゥーオ

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人との偶然の出会いはだいぶ過小評価されてるのではないかって話

あたしはよく授業やゼミに人を呼ぶ。 また、他大学の学生が参加するワークショップ的な場所に学生を連れて行ったり、他大学のゼミと合同前ゼミ活動したりもする。 そうやって大学生を自分が通う大学の学生以外の人と出会う機会を敢えて、作る。もちろんめんどくさい。安くない金額のお金がかかるし、時間も取られる。そういうことに一切関心を持たずに生きていける性格に生まれついていたらお金も時間ももっと自由に使えてどんなに良かったろう、と思う。 学生の反応も悪い。なんでわざわざ知らない人の話を

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上空12,000mで月を見たら絶望したって話

角の丸い長方形の窓の外に広がる夜。目的地に向かって時速900kmという爆速で飛んでいるとは思えないほど穏やかな機内の空気は少し冷えつつあった。 夜のフライトは久しぶりだったので、年甲斐もなく少しワクワクしていた。 あいにく地上とあたしの間には月明かりに朧に照らされた平坦な雲が見渡す限り(雲平線とでもいうのだろうか)茫漠と広がっており、煌びやかに闇を彩る街の光も、海に浮かぶ船の灯りも、見ることはできなかった。 でも、こんなことではがっかりしない。SNS映えしそうな写真が撮

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会社を作ったって話

今回は全文無料公開。 そう、こないだ会社を作った。とても小さな合同会社だ。名前を「合同会社常磐ラボ」(ときわらぼ)という。 あたしはただの大学教員。 大学教員はあんまり起業とかしない。 でも、ちょっと思うところがあって、起業した。 何をする会社か。 あたしの会社では、イベントの経済波及効果の推計業務を担う。 オリンピック開催に伴う経済効果は〇〇兆円ありました!っていうあれだ。あれのもっとローカルなやつ。 お祭りとか、地域密着のイベントとか。そういうものの地元への経済波