「カフェラテ」と「カフェ・オ・レ」の違い知ってる?
イタリアンレストランの朝は朝一のエスプレッソから始まる
3年前に閉店した僕のお店でも、朝一の仕込みの時はエスプレッソを飲んでから始まる。
イタリア修行時代もキッチンに入ると、シェフが入れてくれるエスプレッソがおいしかった。
エスプレッソに砂糖を一袋入れてから、グルグルかき混ぜて良く溶かしてから飲むのがイタリア人好み。
イタリア人にとってエスプレッソは生活の一部だった。
僕も19歳からイタリアンレストランで働いていたのでエスプレッソには思い入れが強い。
ただ毎回エスプレッソを飲むかと言うとそうではなく
基本的にはエスプレッソに温めた牛乳を入れた「カフェラテ」を飲むことが多いかった。
「カフェオレ」と「カフェラテ」の違い
日本の喫茶店に行くといまだに「カフェオレ」と「カフェラテ」どちらも使われていることがあるがみなさんは何が違うか知っていますか?
「カフェラテ」と「カフェオレ」の違いはまずは使われている言語が違う
カフェラテ ➡️ イタリア語
カフェ・オ・レ ➡️ フランス語
「カフェ・オ・レ」café au lait
元々日本に早くに入ってきたのはフランス式のカフェオレcafé au lait
フランス式はコーヒー豆とドリップ容器があれば作れるので日本に入ってきたのは比較的早く昭和の時代には日本に広まっていました。
「カフェラテ」Caffè Latte
それに比べてイタリア式のカフェラテCaffè Latteは、
家庭用の小さいエスプレッソを淹れる、エスプレッソメーカーはあるが
基本的には専用のエスプレッソ機械を使って高圧で抽出する方法で作られている。
なので日本に「カフェラテ」が普及したのは、シアトル発のコーヒーショプスターバックスが本家のイタリアを抑えて日本にエスプレッソを普及させたように感じる。
「カフェラテ」と「カフェオレ」の味の違いは?
カフェラテの基準は、高圧抽出した超濃いエスプレッソが1に対して、牛乳の割合が4なので、ミルクの甘さとしっかりとしたコーヒーの味が楽しめます。
それに比べてカフェオレは、時間をかけてゆっくりと抽出したコーヒーに牛乳を 1:1 で合わせたものがカフェオレなのでカフェラテと比べると軽やかな味わいになっている。
どちらも味の好みが分かれると思いますが僕個人としては、やっぱり長年飲み慣れているカフェラテが一番飲みやすいです。
まとめ
「カフェラテ」も「カフェオレ」も同じコーヒーと牛乳ですが、飲み比べてみると全く違うことがわかります。
カフェラテもカフェオレ、どちらも味わいがあて美味しいので好みの味を探してみてはどうでしょうか。
美味しいエスプレッソが飲めるお店
チェーン店ですがイタリア本国にもお店があり、
気軽にイタリアの味が楽しめるお店です。