第一回 なぜ子育てや人生がうまくいかないのか?
あなたもこんなことを感じていませんか?
「子どもが全然言うことを聞かなくて、毎日ストレスがたまるばかりです。」
「自分の人生に目標が見えず、ただ過ぎていく日々に虚しさを感じます。「頑張っているのに、なぜかうまくいかないことばかりで、挫折感がつのります。」
「自分の意志とは裏腹に、親や周囲の期待に応えようとしてしまい、自分を見失っています。」
「自分の気持ちや考えを素直に表現できず、人間関係がうまくいきません。」
これ、実は僕も同じようなことを感じていた時期がありました。そして、多くのクライアントさんも同じ悩みを抱えています。その原因の一つが「人生脚本」にあるんです。
人生脚本とは何か?
人生脚本とは、幼少期に形成された信念や価値観、行動パターンのことです。これらは親や教師、社会からの影響を受けて形成され、無意識のうちに私たちの行動や思考に影響を与えています。例えば、「助けを求めてはいけない」「完璧でなければならない」「自分を優先してはいけない」といった信念が、知らず知らずのうちに私たちの選択や行動を制限しているんです。
なぜ人生脚本が原因なのか?
人生脚本は、私たちの無意識の中で強力な影響力を持っています。ここで、いくつかの具体例を挙げてみましょう。
・子育てにおいて
あるクライアントさんは、「親から『絶対に失敗してはいけない』と言われ続けて育ちました。そのため、子どもにも同じように厳しく接してしまい、毎日がストレスの連続でした」と話してくれました。親の期待に応えようとするあまり、自分自身も同じプレッシャーを子どもに与えてしまうんです。
・自己実現において
「常に他人の期待に応えようとして、自分の夢や目標を後回しにしてしまいます。『自分のやりたいことなんて贅沢だ』と思い込んでいました」と語る方もいます。これも、無意識のうちに親や社会の価値観に縛られているからなんです。
・人間関係において
「自分の気持ちを素直に伝えるのが怖くて、いつも他人に合わせてばかりでした。その結果、ストレスが溜まって人間関係がうまくいかなくなりました」という声もよく聞きます。自分の本音を出せないことが、他人との関係を難しくしているんですね。
人生脚本を見直す重要性
人生脚本を見直すことで、これらの制約から解放され、より自分らしい生き方ができるようになります。まずは自分の人生脚本を認識し、それがどのように自分の行動や思考に影響を与えているのかを理解することが重要です。その上で、不要な脚本を手放し、新しい価値観や信念を育てていくことが必要です。
具体的な改善ステップ
1. 自己認識
まず、自分の人生脚本がどのようなものであるかを認識します。自分がどのような信念や価値観に基づいて行動しているのかを理解することが第一歩です。
2. 不要な信念を手放す
自分にとって有害な信念を特定し、それを手放す方法を学びます。例えば、「完璧でなければならない」という信念を持っているなら、それを手放し、「十分に頑張っている自分を認める」という新しい信念に置き換えます。
3. 新しい信念を育てる
手放した信念に代わる、新しいポジティブな信念を育てていきます。これには、自己肯定感を高める練習や、ポジティブな自己対話が含まれます。
4. 行動に移す
新しい信念に基づいて、具体的な行動を起こします。小さなステップから始め、徐々に自分の行動パターンを変えていきます。
5. 継続的な見直し
定期的に自分の進捗を見直し、必要に応じて修正を加えていきます。これにより、常に自分の成長を確認し、持続可能な変化を実現します。
僕自身も、このプロセスを通じて人生が大きく変わりました。最初は難しいかもしれませんが、一歩一歩進むことで、必ず道は開けます。
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ミスターおかっち
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