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市貝町芝ざくら公園(栃木県市貝町)

市貝町といったら芝ざくら。
芝ざくらといったら市貝町。

 
栃木県民にとってはそんな印象だ。

また、元同僚が市貝町出身だったので、私はその同僚を思い出す。

 
毎年毎年気になりつつも、市貝町に芝ざくらを見に行くことはなかった。
車で行かなければいけないし、我が家からはなかなかに遠かったからだ。

だけど、2023年春は新聞で見頃と知り、私は行ってみようと思った。

 
 
両親から、市貝町芝ざくらは混むし、駐車場から歩くと聞いていたため、張り切って9:00には市貝町に着くように家を出た。

好きなアーティストの曲を聴きながらガンガン進んだ。

  
出発が早かったため、渋滞には巻き込まれなかった。
だけど、既に第一駐車場にはジャンジャン車は来ていた。皆さん、気合いが入っている。

第二駐車場等は芝ざくらまで数km歩くようだし、勾配のある道で、なるほど確かにここから歩くには遠そうだった。
芝ざくらの時期は無料シャトルバスがこちらから出ているようだ。

入園料は500円。

 
青空に花がよく映える。

 
まずは見晴らし台から見てみようと、そちらに向かう。  

ところどころはげてはいるが、一面の芝ざくらは圧巻だった。

 
後方には湖が広がる。
これがまた美しい。青空最高。

 
春デザインのおーいお茶がまたいい。

 
白や紫色の芝ざくらもキレイ。

 
スイセンもキレイ。

 
園内を歩き、写真を撮り、2時間くらい滞在した。
人は時間と共にどんどん増えてきた。

飲食店もあるのでありがたい。

 
 
 
私は帰り道に道の駅サシバの里いちかいに立ち寄った。

 
凛々しい。

 
 
わらが売ってた。

 
ポストカードゲット。
かわいい。

 
 
この日はリトルベビー展をやっていた。
小さいながらも産声を上げる命に考えさせられた。

命は尊い。

 
イチゴパンをゲット。
かわいい。

 
 
この後私は更に宇都宮のマルシェに移動し、休日をガッツリ楽しんだわけだが
夜寝る前に足を強打し、骨折となる。

 
4月10日朝通院し、骨折診断され、私は自宅静養生活を余儀なくされる。

 
 
一年経った今でも忘れられない。

雨の日にわんぱく公園にチューリップを見に行き、その次の日に市貝町芝ざくらを見に行き、道の駅サシバの里いちかいに行き、宇都宮のマルシェに行き、その日の夜に骨折したことを。

そして両親が珍しくガッツリ体調不良になり、私も珍しく発熱し、体調不良になり
GWは自宅静養という最悪な春だったことを。

 
 
あの頃の私は来年の春こそは楽しもうと思っていた。
次があると信じていた。
今年が一番最悪な春だと思っていた。人生はそんなに甘くないのに。

 
一年前の私へ。

一年後の2024年3月、お母さんが脊髄梗塞という珍しい病気になり、入院しているよ。
あなたは毎日料理や家事を頑張っているよ。 

仕事では、リーダーや同僚がいなくなり、派手な人事異動があるよ。
上のやり方にあなたは疲れて、毎日毎日仕事辞めたい気持ちになりながらも踏ん張っているよ。

 
2023年にわんぱく公園のチューリップや市貝町芝ざくらに行けてよかった。
今年の春は行けそうにない。来年の春ももう分からない。
お母さんは補装具をつけて、車椅子や杖生活になりそうだし、年内に仕事辞めることになりそうだよ。

 
来年の私はどうなっているかな。



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