阿久悠氏のアニメや特撮物などの仕事から文章を書く事で学びたい事
昭和のヒットメーカー阿久悠。
多くの歌手に詞を提供し、演歌、ポップス、アイドル歌謡曲など様々なジャンルで大ヒットを生み出しました。
そんな阿久悠氏は、アニメや特撮物などの仕事もしています。
今回は、アニメや特撮物の仕事を通じて文章の書き方について学べるものがあると思うので話したいと思います。
氏が仕事をしたアニメや特撮物は全部で20作品。
その中でも宇宙戦艦ヤマトやウルトラマンタロウ・レオ、デビルマンなどが特に有名かと思います。
さて、アニメや特撮物の仕事の発注は企画段階で出されると思います。
その時点では当然、制作は始まっていません。
つまり詞を作るための資料は企画書や設定書、場合によってはシナリオなどは進んでいるかもしれません
つまり作品自体の制作が始まっておらず、どんな作品に仕上がるか分からない中で、作品の世界観や設定を的確に表現し人の心に残る詞に仕上げているのです。
特にこの時代のヒーロー物やロボット物は、主人公やロボットの名前や技の名前をだいたいにおいて入れなければいけませんでした。
となると世界観などを伝える部分、キッズにメッセージを送りたいための詩の部分は限られています。
その制約の中で
伝えたい事を凄くシンプルに心に残るよう詩を書いていました。
阿久悠氏は多くの歌謡曲の歌詞を書いていますが、個人的にはアニメや特撮物の仕事は神がかっていると思います。
現代のキッズアニメや特撮物以外のアニメでも、アニメの内容に沿って作詞をしていたり内容にあった詞の歌が採用されていたりするので、アニメの内容と照らし合わせて歌詞を読んだり書いたりする事も文章を書く上で色々と学べるかと思います。
また阿久悠氏の言葉に
「感動する話は長い、短いではない。3分の歌も2時間の映画も感動の密度は同じである 」
というのがあります。
読み手の心に残る文を一行でも残したい。
代筆の仕事などで、この言葉を活かしたいものです。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
今後も、あなたのお役にたてるような記事を投稿していきたいと思います。
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