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お酒をやめてから気付いたこと
3年前に酒を辞めた。今となっては酒を飲んでいた理由もよくわからないのだけど、酒を飲むと気分が良くなって、楽しかったからだと思う。酒を飲んでいた時、楽しさに任せてワガママ放題だった。
酒を飲んで毎日悪酔いしながらなんとか仕事をしてた。本当に色々な人に多くの迷惑をかけたと思うが酒のせいであまり記憶はない。
このように3年間酒を飲まず記憶も飛ばさずに生きていて最近感じてることがある。
それはお酒は人生の積み上げをぶっ壊すパワーがあるということだ。酔っ払ってものを壊すとか、不倫するとかそういうことじゃなくて、毎日やってることとか大切に考えてることとかをできなくするのだ。
もう少し具体的に言うと、今年に入ってから英語を毎日2時間くらい勉強している。12/20で339日目。これについてはすごく自信が着いたし、自分のことを好きになった。
しかし、この継続はお酒を飲んでいたら達成できなかったと思う。
理由としては、大きく以下の2点だ。
1.早く起きてやるくらいしか時間がないがお酒を飲むと早く起きられない。
2.やらないことをお酒のせいにできてしまう。疲れてたから、みたいなテンションで。
つまり、お酒を飲むと人生において言い訳の余地を残すことになるのだ。別に言い訳をすることは人生において自分の精神を健康に保つためには必要だと思うし、気が張る仕事をしていて、気が緩む瞬間はお酒を飲んでる時だけなんだよ、というひとはいっぱいいると思う。
それはそれでいいし、止めないけど、自分が今アルコールを利用していることに対して自覚的であるべきだと思う。
つまり、これから自分は酒を飲むが、明日のパフォーマンスが出ないことは覚悟してるし、たぶん明日の自分はなにかをお酒のせいにして、言い訳をする事で自分に対する自信を失う事態になる可能性があるという事を認識した上でお酒を飲む、くらいの恐怖心を持つのがいいと思う。
こうやってお酒をやめてから、少し友達は減った気がするけど、自分に言い訳をする頻度が極端に下がったので、自分とは少し仲良くなれてるかもしれない。ということにこのエッセイを書きながら気づいた。