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つぶまんの自己紹介②大学職員の役割
こんにちは。
今回は20回目の投稿なので、自己紹介の2回目をしたいと思います😊
過去の記事でもお話しておりますが、私は事務職員として『大学・専門職大学・専門学校』を渡り歩いてきました。
そんな私から、今回は『大学職員等の時代に気を付けていたこと』や『大学と専門学校の違い』ついてもお話していこうと思います。
■どこが一番よかったか?
これは決められません…どこも良い所がありました。
(もっと面白い事言えればいいんですが…)
ただ、大学職員等を経験してきた私がただ単純に気を付けていたことは以下の4つです。
①陰口を言わない人になる。
②学生はよく嘘を付くけど、それでもかわいいと思える人になる。
③先生をリスペクトする人になる。
④学生・先生に「学びやすい」「教育・研究がしやすい」と思ってもらえる環境を整える人になる。
あまりテクニカルな部分でなくて申し訳ありませんが…
大学といわずそれ以外でも陰口や他人との足の引っ張り合いはよく言われます。これを一緒になってやってしまうと、いずれ自分に返ってきます。
それと、特に教務や学生支援担当の時には学生からよく嘘を付かれました(笑)
大学等におけるのミッションを『教育×研究(あるいは専門性)=社会貢献』と考えています。なので、教育や研究をメインで行うスタッフは誰か?といえば先生方であって💪
とは言え、私も人間なので都度ストレスはたまっていました😓
ただ、こういった事を続けていると”仲間”と呼べる先生や職員も不思議とできていきました。
■大学職員は『縁の下の力持ち』
心理学では、職場に”仲間”と呼べる人物がいれば心にゆとりができパフォーマンスが上がると言われています。
一方で、悲観的な感情を表情にだせば学生にも伝わり、それが学生満足度に反映され個人への評価にも繋がります。
また最近では、大学職員の職務も細分化されリサーチ・アドミニストレーター(URA)やIRerといった専門職の育成も欠かせません。この2つの職務は学生の特徴等の分析、研究者同士を繋ぎ合わせるといった役目を持ちます。
東京大学先端科学技術センターの牧原教授の記事でもURAの方とのお仕事について触れていますので、あわせてご覧ください。
そのため、学生と先生にとっていかに
「学びやすい」「教育・研究がしやすい」と思ってもらえるような、最善な環境を整えることが職員としての使命と思っていました。
これは一部の方には語弊を生じるかもしれませんが、あくまで職員は『縁の下の力持ち』の存在と考えています。ですが、これは多くの職員の方に賛同いただけるのではないでしょうか。
ここだけで少し長くなってしまったので、専門学校と大学の違いにも簡単に触れおきたいと思います。
■専門学校と大学の違い
一番大きな違いとして、そもそも所轄が異なります。
〇大学・短期大学
文部科学省が所轄し認可を受け設置。称号は「博士・修士・学士」、「短期大学士」。
〇専門職大学・専門職短期大学・専門職大学院
文部科学省が所轄し認可を受け設置。称号は「学士(専門職)」「短期大学士(専門職)」「修士(専門職)」。
〇専門学校
都道府県知事が所轄し認可を受けて設置。称号は「専門士」と「高度専門士」。
そして、教員となる先生も異なります。
(設置段階では審査が必要ですが)すごくざっくりいうと💦
〇専門学校の場合、専攻分野で5年以上の経験を有し、採用後に新任教員研修を修了すればなれます。
〇大学の場合、学位が修士以上とよく言われますが中には論文数が多いことや研究領域でも著名であれば学士の方でもなれます。
〇専門職大学の場合、通常の教員の他に実務家教員(研究能力も併せ持つ)という先生も4割以上おくことを基準にしています。
(この実務家教員は「専攻分野におけるおおむね5年以上の実務経験を有し、かつ、高度な実務の能力を有する者」と規定されていて、学問的・専門的観点から個別に審査されます)
ちなみに専門職大学の実務家教員になろうと思った場合「専門学校での指導経験は実務経験に換算されない」らしいので注意が必要です。
その他、修了年限が2年~4年といった違いもありますが専門学校によっては4年制のところもあります👀
(一般の方からするとあまり興味のない話ですよね…😓)
このように大きなくくりでも高等教育機関は異なり、もちろん学校によって使命(ミッション)も異なります。
なので、高等教育機関等の事務職員を目指される方は、学校設置区分などの大きな特徴も知っておいてもいいのかな…と思い記事にいたしました。
最後に
偉そうなことを言ってますが、あくまで個人的な意見となります🙇♂️
今回は私が『当時どんなことに気を付けて働いていたのか?』について触れてきたので、次は
・どこの部署がやりがいがあったか?
・キャリアパスをどう描いていたか?
といったことについても今後お話していければと思います😊
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。
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