継続と記録の力はすごい
コロナ禍で運動不足になったので、中学時代にやっていたバスケを2020年8月31日に始めた。当時は37歳だった。たまにランニングをするだけだった30台後半の体が、いかにバスケという動きの多く繊細なスポーツに向いていないかをつきつけられた。
以下がバスケをやりたてのころの自分の動きである。
それが約3年半経過するとこうなる。
シュート確率を上げるのに本当に3年かかったが、平均して100本打って25本くらいのスリーポイントの成功率は、今なら時たま50%を超えるまでになった。
継続の力は本当にすごい。残念ながらお金にはまったくなっていないが、「うまくなった」ということよりも「ここまで継続できて、どうやらまだできそう」ということのほうが、自分の自信になっている。
中学生部活時代に持ったトラウマやコンプレックスもだいぶ解消できた。
この自信を何かに応用しようと思い、最近のYouTube動画に「自分で読み上げたフランス語、韓国語、英語の音声」を吹き込み始めた。フランス語、韓国語は習得のため、英語は仕事で使うのがスピーキングの機会があまりないので鈍り防止のためだ。
まだ数回、その形式で更新したばかりなので、なんの効果も感じない。フランス語も韓国語もまだ文字から発音を再現することができないから、google翻訳の読み上げを使って、それをコピーして話しているだけだ。韓国語にいたっては、ChatGPTにカタカナを出してもらわないとまだハングルだけをたよりにするのは難しい。
しかし、英語はもう学生時代を含めれば30年近く勉強してきているので、一気に読み上げられる。フランス語や韓国語もいつかこうなると思うと楽しみで仕方がない。
こうやって継続ができていることや、継続が楽しみになる理由の1つには「記録を取っている」ことがあげられる。バスケは始めた時から、必ず動画で記録しようと決めていた。効果は抜群だった。記録すると前の自分と今の自分の違いを見つける楽しみができる。
もちろん、本人以外にとってはあまり楽しみの出ない動画なのでチャンネル登録者数は増えないし、再生回数も回らない。ただ、YouTubeみたいなメディアは「稼ぐ」ためだけにあるわけではない。趣味や生活の並走者として非常に貴重なメディアである。私は本当にその恩恵を受けている。