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ウルトラマン、仮面ライダーなどの話題です
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#ヒーロー

ウルトラマンティガ、序盤からすでに名作だという話

今月に入ってから、未見だったウルトラマンティガを観ています。現在、7話までという進行状況です。 周知の通り、ティガは平成1作目にして傑作と評されている円谷プロの代表作であります。私の様に「ウルトラ育ち」な人間からすれば、 「ウルトラマンは全部名作だよ!」 と言いたくもありますが、この高い評価の理由を是非確かめたく視聴を進めていっています。 視点の交差と、その必然性があるシナリオ 第5話「怪獣が出てきた日」を観て、脚本を書く人間として唸らされた部分があったので記そうと

祝・仮面ライダークウガ25周年

昨日1月30日が、仮面ライダークウガ放送開始25周年の記念日だったということで、こんな発表がありました。 昨年、埼玉での仮面ライダー展に行って参りましたが今回はクウガオンリーの展示ということで、胸熱ですねコレは。 オーズやファイズのように新作Vシネ、とかじゃなくて本当に良かったと思ってしまいました(汗)。 また、昨日はテレビで特別編の放送もあったようですね。私は外出していたので観られませんでしたが、視聴した人たちの反応は上々だった様子です。そう、1,2話がもう映画のような

ウルトラマンアーク感想…想像力で jump’n to the sky!

先日、2024年のウルトラマンであったアークが最終回を迎えました。 「想像力を解き放て!」をキャッチフレーズに半年間駆け抜けたアーク、ユウマと共に旅立っていきました。 昨年4月、第一報を聞いての記事がこちらでした。帰ってきたウルトラマンの令和バージョンであるならば「新しさ」に期待したい、と綴っています。 結末を見届けて、率直な感想を述べていきたいと思います。 「箱庭」ウルトラマンの弱点 自他ともに認めるウルトラフリークな私ですが、ニュージェネシリーズの視聴を始めたのは

ウルトラマンアーク第22話感想…不気味さの中に聴こえた、社会への警鐘

すでにネット上で結構、大きく話題になっていましたが今週のウルトラマンアーク、後々語り草になりそうな印象深い回でしたので感想を記そうと思います。 ウルトラマンアーク #22 / 白い仮面の男 普段と変わりのない平穏な日常——の中に、まさに恐るべき陰謀が忍び寄ろうとしていた…。何気ない日々の中で気づく「もの」とは一体何なのであろうか…?そして—— この世界に人々は気づくことができるだろうか…?今、ユウマたちの目の前に最強の敵が現れる…。(ツブラヤイマジネーションから引用)

ウルトラマンゼロ15周年、その原点の映画を語ってみる

本日12月12日は、 「大怪獣バトル ウルトラ銀河伝説 THE MOVIE」 の公開日、15周年を迎えたそうです。 それは即ち、ウルトラマンゼロのデビューから15年という節目でもある訳ですが、もうそんなに経ちましたか、と。懐かしみを感じますね。 そして本日、アーク終了後のジェネスタも告知されました。 毎年恒例ですが、この報せが来ると年の瀬だなぁ、と感じるようになりましたね。いよいよアークも佳境ですが、想像力できっと地球を救ってくれることでしょう。 円谷プロ復活の狼煙だっ

ブンブンジャー38話、熱い敵たちに愛おしさを感じて

今週のブンブンジャー、ちょっと心に残ったので感想を残しておきたいと思いました。 今週は第38話「バクアゲ38 三下の誓い」というタイトルで、その題名が示す通り敵側のサンシーター達がメインの話でした。 スピンドーが地球に来るまでに掃除をするサンシーターのもとに、ヤイヤイ・ヤルカーにそっくりなウェイウェイ・ヤルカーが現れた! ウェイウェイ・ヤルカーは、ヤイヤイ・ヤルカーをスーパーエリートの道にスカウトしにきたという。突然のチャンスにヤイヤイ・ヤルカーは、迷いつつも目を輝かせて興

シン・仮面ライダーOMITシーン感想…作品にハサミを入れる勇気の記録

昨日に引き続き、シン・仮面ライダーBlu-rayの映像特典からオミットシーンの感想を述べます。 「総尺1時間30分を超える57本の映像」、映画の円盤に未公開シーンが入っているのはよくありますが、ここまでの量はなかなか無いでしょう。この情報が告知されてから、「映画がもう一本入っているレベル」とはよく言われたものです。 これも、各話フォーマット版と併せて一緒に観るべ~と、決めてあったシロモノだったんですね。 全てが必要、ながら切られたシーンの群れ 昨年、映画の公開後にドキュ

全5話のシン・仮面ライダーという「完成形」を見た

昨日、私に「仮面ライダー」を仕込んだ友人と一緒に、シン仮面ライダーの 「映像特典鑑賞会」 を、実施いたしました。TVフォーマット版、OMITシーンを全て観ていこうというものです。これでも3時間半あるので見応えは充分、という感じなんですね。 つい3日前の記事ですが、さすがにトレンドな話題なので伸びが良いです。これに続く形で、今日はTVフォーマット版の感想を記しておこうと思います。 先に、結論から言ってしまう 一言で言いますと、 「再び、感動をありがとう」 と、言う

令和の時代の「昭和特撮」の楽しみ方

先日、Twitter上で 「初代仮面ライダーを一気見するのは拷問だった」 という、ある特撮ファンの発言が波紋を呼んでいました。 その経緯、顛末については長々と書きませんが、つまりは毎週30分の番組を連続で観るというスタイルに沿った作品か否か、というところに集約される議題だなと感じました。 仮面ライダーファンな人達が過剰に反応しているきらいもありましたし、そもそも10年前に観た感想をネガティブな表現でSNS上に置くのもファンの発言としては好ましくないものだという印象ですね。

黒部進さん生誕祭・ハヤタという人物の魅力について

本日(これを書いてる日)、10月22日は初代ウルトラマン、ハヤタこと黒部進さんのお誕生日です。85歳、おめでとうございます! ロコさんも、いつまでもお元気で~と伝えたくなるツーショットです。 せっかくなのでこれを機に、久しぶりに黒部さんの著書を読み返したりしていました。 1998年に刊行されました黒部さんの自伝本です。森次さんの「ダン」と共によく読み込んだ本であります。26年前の書籍ですが、この時点でウルトラマンから32年が経っていたという歴史の長さへの感服と、そして傘寿

仮面ライダーBLACKを信じる奴が正義、という話

一日過ぎてしまいましたが、昨日4日が記念日の作品としてこちらも触れておきたく。 仮面ライダーBLACK、放送開始37周年だったそうですね。 先日のウルトラセブンに続き、こちらは個人的に初めて観た仮面ライダーだったのでまた、思い入れがあります。当然ですが、まだ子供だった頃です。 幼年期のバロメーター、それは「強さ」 放送当時、小学校低学年だった私にとって光戦隊マスクマンに続く新しいヒーローでした。その前の仮面ライダーは雑誌で読んで存在を知っている程度、動いている映像はたま

仮面ライダーガヴに、あの映画の影響を感じたという話

2024年、令和6年の仮面ライダー、ガヴがスタートして間もなく一ヶ月が経ちますね。 実はまだ現時点での最新話を観られていないのですが、ここまで観て 「これは、もしかすると…?」 と思ったことがあるのでそれを記そうかと思います。 メインターゲットの反応は如何に 今月6日の第一話感想記事ですが、この時点ですでに「昭和の香り」を感じている事を綴っています。そして数話進んだ今でもそれは変わらない…というか、より強くなっているんですね。 一応セカンドライダーの存在も公式サイトに書

仮面ライダーガヴ第1話感想…30分の、お菓子のCM

令和6年の仮面ライダー、ガヴが今週より始まりましたね。 第一話の感想を書きたいと思います。 異世界からやってきた青年・ショウマ。 ショウマは一人の少年と出会い、初めて見る世界に心を躍らせる。 そんな中、異世界のモンスター・グラニュートの危機が迫る。 彼らは”闇菓子”を得るために、幸せな人々を狙い密かに襲っていた。 お菓子を食べたことで力を覚醒させたショウマは、 自らの眷属「ゴチゾウ」と共にグラニュートの脅威に立ち上がる。 「大好きなお菓子の力で、大切な人々を守る」

仮面ライダーガッチャード感想…爽やかな日曜朝をありがとう

本日ようやく、ガッチャード最終回を観ました。 全50話、錬金術師たちの戦いを見届けてきました。 過去の記事で述べましたが私は、仮面ライダーのテレビシリーズは全て履修済みです。が、リアルタイム視聴は2014年の仮面ライダードライブからなんですね。そしてこのガッチャードでリアタイ10年目と相成りました。一つの節目、といっていいでしょう。 令和5作目、最後まで爽やかだった青春物語 一年通して観て思ったのは、本当に曲がったところのない爽やかな物語だったなぁ、という印象です。宝太