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#79 行きつけのカウンター焼き鳥屋さんを0歳児と訪れる話

4歳と0歳の息子たちを持つ父親です。息子たちの成長の様子を記すことで将来の息子たちへのプレゼント(酒の肴)になれば、と筆を執っています。

さて。今日は0歳児のキミへ。いつも大人しくて聞き分けが良い(0歳児にそんな表現は適切か笑)キミは最近だんだんキャラ変してきている。自我が出て叫ぶようになってきているね。一番叫ぶのは、ごはんが終わるときだよ。「もうないの?」と言わんばかりに、というか「もっとくれよー」と言わんばかりに、叫び散らす。昨日の夜ご飯で食べた海苔巻きは特に大好物だったようだね。

一方で。お父さんは昨日キミとキミのお兄ちゃんと三人でお風呂に入り、お兄ちゃんは「熱いー、もう出るー」と体を拭いて上がっていき、キミは湯舟に中でつかまり立ちして遊んでいたので、お父さんは先に着替えようと体を拭いていると、キミは足元がふらついたのか、このタイミングで立つ練習をトライしたのか(なぜ)、不明だけど、いずれにせよ両手を離し、ジャボーンとゆっくり湯舟に転がった。頭までしっかりと浸かって、完全に初めての水の世界だ。お父さんは慌ててキミを湯舟から抱き上げて、「大丈夫、大丈夫」と言ってバスタオルでくるんだけど、キミは水を少し飲みこんだのかヒクッと言いながらも、ケロッとしていて泣く素振りもない。お父さんはちょっとびっくりしたけど、キミの方が落ち着いていたね。ここでは泣き叫ばない。

キミは最近ミルクの入った哺乳瓶を持っていくと、ずりばい状態からコテンと回転してお腹を見せる。ミルクを飲むときは上を向かないと飲めない、がわかって自分で回転するようになった。この様子にお母さんはメロメロで「ねぇ見て見て。回るよ、回るよー」と嬉しそうに哺乳瓶をキミに見せている笑。少し前は、飲み終わるとお腹がいっぱいになって、これまたコテンと寝入ってしまう事があったけど、最近は「足りない!」と言って(?)、叫ぶことも多くなったよ。「もうないよー」とお父さんやお母さんが言うと、最初は顔を真っ赤にして怒っているけど、いつの間にか大人しくなっている。やっぱりまだまだ聞き分けが良いね笑。背中スイッチもないから、床に置いておいても愚図らないしね。

お兄ちゃんには内緒だが、先週はお兄ちゃんがスキー合宿で不在だったので、お父さんとお母さんは昔二人でよく行った焼き鳥屋さんに行ってきた。カウンターしかないので、小さい子供が泣いたりすると迷惑がかかるかなーとお兄ちゃんが小さい頃(今も含む)は遠慮していたけど、キミは大人しいから大丈夫かな、と思って5年ぶりくらいに訪問。

大将はもう暫く行っていなかったけど、ありがたいことにお父さんとお母さんのことを覚えてくれていて、キミのこともかわいがってくれたよ。キミはお父さんの背中におんぶされていたけど、さすがに飽きたのか途中で泣き出した。と言ってもお客さんがみんな帰った後だったので、そこまで頑張ったのは偉かったね。抱っこに帰るとキミはまた落ち着いて大人しくなり、そんなキミを見て大将は「図太そうな表情してるねー。大きくなったら期待できるねー」と言っていたよ。

今度お店を紹介するから、大人になったら「あのとき図太いと言われたのは私です」と訪問してみると良いよ。お父さんとお母さんはキミのお兄ちゃんが生まれるまで、よくその焼き鳥屋さんに通っていて(金曜が多かったかな)、お気に入りの日本酒を飲んでいた笑。この前、行ったときはメニューが変わっていて、その銘柄はなくなっていたけどね。

キミたちがもう少し大きくなったらみんなで行けるかな。今だとお兄ちゃんは大将にも「ねぇ、おじさん、足し算出して」とか話しかけて、気持ちよく焼き鳥を作る邪魔をしてしまいそうなので、みんなで訪問するのはもう少し経ってからだね笑。

これから羽ばたくキミへ。お父さんがテーブルでご飯を食べたり、PC作業をしているとキミはニコニコしながらお父さんの所にやってきて、お父さんの椅子とかお父さんでつかまり立ちの練習をしているよ。お父さんはご機嫌な来客がある度に手を休めて、頭を撫でている。

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