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#121 キミたちの成長を見守るホーム公園に感謝すべし

5歳と1歳の息子たちを持つ父親です。ボウズたちの成長の様子を綴ることで将来のボウズたちへのプレゼント(酒の肴)になればと筆を執っています。

さて。今日は良く晴れた日曜日だ。お母さんは若干体調不良なので、キミたちと午前中は公園へ。遊具のある公園の方が1歳児のキミはたくさん遊べるので、5歳児のキミは大きな公園でサッカーをしたがったけど、小さな遊具のある公園に軍配が上がったね。

1歳のキミは外遊びをすることが冒険で、見ていて本当に面白い。今日一番笑ったのはブランコの周囲を囲むコンクリートの枠の下をくぐろうと、だいーぶ手前から頭を下げて準備して突っ込のだが、見事にこつんと頭を枠にぶつける。まあまあちゃんとぶつけるので痛そうな感じだ。失敗して再度やり直すのだけど、またこつんとぶつける。お父さんはおかしくなって動画で納めようと携帯を手に取ったあたりでキミは何とかコンクリ枠の下をくぐりぬけることに成功した笑。お父さんの表現力が乏しいためにうまく描写できないけど、お父さんの頭の中には鮮明にその映像が残っているので、キミが大きくなったときにまた説明してあげよう。なんとこんなに低いコンクリ枠の下をキミはくぐっていたのだ、って。小さい小さい頃の話をしてあげよう。

遊具も小さい滑り台や吊り橋があるくらいの簡単な作りなのだけど、キミは目を輝かせて挑戦している。吊り橋はおっかなびっくりで、橋が揺れると尻もちをついたりするけど、キミは泣かない。お兄ちゃんには少し物足りなくて、お兄ちゃんは近くで「パパー、みてー」とリフティングの練習をしている。

お兄ちゃんもそうだったけどキミも滑り台が大好きだ。5段くらいしかない小さな階段を登り、滑り台のてっぺんから「ばぁ」と顔を出しながら、お父さんが下にいることを確認して滑ってくる。
お父さんは「下でうけとめるよー」とスタンバイしているが、油断してしまい、キミは完全にボブスレースタイルで滑ってくるもんだから、足→お尻→頭の順に地面に着地して、見事に頭を打つ笑。本来はお父さんが下で受け止めて置かないといけないところ本当にすまない笑。ボブスレースタイルでなく、きちんと座って降りてきて欲しい、というのがお父さんからのお願いだ。キミはそれを今言ってもわからないだろけど。後頭部を打って学んだのかキミは降りてくる途中で、くるりん、と背中を空に向けて滑ってくることもある。まぁ確かにその方が怖くはなさそうだけど、それも正しい滑り方ではないかもしれないね。ちなみにお兄ちゃんは小さい頃はよく顔から最初に滑ってきた。ヘッドスライディング型だ。これも正しくない。降り切った先が砂場とか柔らかい着地が見込めるときは、お兄ちゃんは果敢にチャレンジしていた。お父さんも止めていなかった笑。

キミは水道に行って蛇口を思い切り回して噴水状態にしたり(今は冬だからやめよう)、くるくる回すアレ(グローブジャングルというらしい)を自ら回して頭をぶつけたり、ロッキング遊具(お父さんはこれを機にググって名前を確認している)で馬乗りになりこれでもかというくらい力の限り前後に揺れ動いたり、結構忙しい笑。ロッキング遊具も新幹線とトーマスのふたつがあるけどキミのお気に入りは新幹線だね。

ブランコはまだキミには早くて寄り付かない笑。

お兄ちゃんのときもそうだったけど公園の遊具では如実に成長を感じる事ができるよ。キミはついこの間まで体全体を使ってベンチに登ろうとしていたけど登れなかった。今は登れるようになったね。お兄ちゃんもついこの間まで「パパーおしてー」と大好きなブランコではお父さんとニコイチで楽しむ感じだったけど、しっかり自分で足を曲げ伸ばししてブランコを乗りこなしている。

ベビーカーに乗せて公園に行き、恐る恐るひとつずつ遊具を試してみて、いつの間にかそれができるようになり、それが物足りなくなり、今度はグランドを走り回り、すってんころりんと転んで擦りむいて泣いて、ベビーカーを卒業して自分で自転車(ストライダーかな)で公園までこげるようになって、公園までの行き方も、公園での遊び方も変わってくる。

キミたちの成長は本当に早い。気づけばキミたちもいつの間にかこの公園を卒業していく日がくるのかもしれないね。キミたちがどういう風にこの公園でデビューし、汗を流し涙を流し大きくなっていったかをお父さんは焼き付けている。大きくなったキミたちが、キミたちの子供たちを連れて、この遊具で遊んでいたときのことを教えてあげると良いね。お父さんは自分が小さい頃によくお父さんやお母さん(キミたちのおじいちゃんやおばあちゃん)に連れて行ってもらった公園にお兄ちゃんを連れて行ったことがある。もう35年以上ぶりだったかな。

滑り台やタイヤのブランコなどで喜々として遊ぶお兄ちゃんの姿を見て、お父さんは35年位前に同じ遊具で遊んでいたのだなーとノスタルジックな気分になったことがある。大声を上げて楽しんで遊んでいるお兄ちゃんの姿を見てお父さんはとても幸せな気分になり、きっと35年くらい前にもお父さんが喜々として遊んでいる姿を見て、おじいちゃんやおばあちゃんは喜んでいたのだろうなーと想像していたよ。

公園はきっとお父さんとキミたちの思い出の場所になる。キミたちにとっては幼稚園や保育園の方が過ごした時間は長いけど、お父さんが一緒に過ごす時間は公園の方が長い。そう考えると、お兄ちゃんから「パパ公園行こう」とお誘い頂くときは、なるべく全て受けようと思う。キミはまだお話ができないけど、必ず一緒に付いてくるし、もう少ししたら今度はキミが「パパ、公園に行こう」と誘ってくるのだろうね。

と書いていてもう一日明日もお休みだ。みんなで公園に行こうと思うよ。

これから羽ばたくキミたちへ。キミたちを育ててくれる場所に感謝しよう。

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