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巷でいうサービスエンジニアになってみた
2年前のコロナが騒がれ始める少し前、部署移動でサービスエンジニアに配属された
初めてnote投稿なので、自己紹介っぽいことを書いておく
1年の半分は家におらず、日本各地のビジネスホテル泊まり。
日曜日に出張先へ休日移動、その現場で1週間~2週間仕事して帰ってくる。このルーティンが基本だ。俗にいう出張族
帰ってきてからは、会社へ出社して報告書や費用の精算書を作成。そして次の出張準備と機材発送を行う。
今年のお盆休みは珍しくとれたが、ゴールデンウイークもお正月休みもすべて出張だった。
大晦日をビジネスホテルの狭い一室で過ごす虚しさはこの世のすべてを恨んでしまいそうになる。
そんなときテレビでは某有名国民的歌番組が華やかに年越しを祝っている。誰からも感謝されるわけではなく、むしろ毎日電気が使えて当たり前の世界だが、それを支えることができて自己満足だが誇りを少し感じほろよいのままベットに入り年を越す。
いったいなんのサービスエンジニアなのか疑問になってくるだろう。
私の担当は電気設備だ。
みなさんの自宅にもブレーカーがあると思う。それがビルや工場になるともっと大掛かりな設備が必要になる。通称”盤”と呼ばれるものだ。
それは工場で製作され北は北海道から南は沖縄まで電気が必要なところに輸送され設置される。
しかしながら盤は買ってきたテレビのようにコンセントと同軸ケーブルを繋いだだけでは使えない。
何百本以上のケーブル接続と綿密な試験と調整の末、ようやく安全に使えるのである。
サービスエンジニアになって失ったもの
当然、毎日自宅に帰って夜は気の合う仲間とネットゲームに明け暮れ、週末は友達と飲みに行ったり好きなバンドのライブに行きたい。
しかしそれは出来なくなってしまった。。。
自由への拘束は自分の想像以上にストレスだったようだ。
ここ2年で人生の最高体重を大幅に更新し、20㎏近く太ってしまった。
健康志向に目覚めダイエットしたのは別の記事に書くとしよう。
サービスエンジニアになって得たもの
得たものは3つある。
まず一つめは全国のご当地グルメを食べれることや、観光に最小限の出費で行けることはメリットだろう。
普通の人であれば年に1、2回の大型連休にしか行けない旅行が仕事としていけるのだ。もちろん移動費と宿泊費は会社負担。自分がいかに効率よく仕事をして土日休みにすることができるかに全力を出す。
その休みで周辺の観光地を周りご当地グルメに舌鼓を打つのは、まさに出張族ならではだ。
私はサービスエンジニアになってから御朱印と御城印集めが趣味になった。
二つめは航空会社のステータス獲得。JAL派かANA派かはきのこたけのこ戦争並みの論争になるだろうが、私はANA(ANAの方が国内線で若干行ける空港が多い)のプラチナステータスを獲得することができSFCを取得できた。
自腹で乗ったのは沖縄旅行の1回だけで、ほぼすべて会社負担で獲得できたことになる。通常の人であれば修行僧と揶揄されるように何回も飛行機に乗り50万円ほどは自腹だろう。
最後三つめはクレジットカードのポイントだ
私の会社は新幹線代や飛行機代、ホテル代を一旦個人のクレジットカードで決済する。会社に帰ってから掛かった費用分の領収書を提出し精算する方式なのだ。
普通のサラリーマンの2倍以上毎月決済しているため、かなりのポイントがもらえる。そのポイントで家電を交換したりディズニーチケットに交換し恩恵を受けている。
まとめ
世の中失うものあれば得るものがある。
社会をうまく世渡りしていくには、その変化に適応するしかない。
進化論を提唱したダーウィンの名言を紹介する。
「生き残る種とは、最も強いものではない。 最も知的なものでもない。
それは、変化に最もよく適応したものである」
変化に適応できるものこそが、飛躍的にITが進化する現代においても生き残っていくことができるのかもしれない。