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2024年の「今年の漢字」は何になる?参加して楽しもう!!

毎年、年末が近づくとともに、日本漢字能力検定協会が主催する「今年の漢字」の発表が待ち遠しくなります。

2024年もその時期が近づいてきましたが、今年の漢字はまだ決まっていません。そこで、今回は「今年の漢字」がどのように選ばれるのか、そして2024年にふさわしい候補について考えてみましょう。

キャッチ画像は、どうもAI様が漢字ではない謎言語にしてくださったのですが、怪しさ大爆発なのでこれはこれで良しと採用しました。

 「今年の漢字」とは?

「今年の漢字」は、その年に起こった出来事や社会情勢を反映した一文字を選出する日本独自の催しです。

1995年から始まり、毎年12月12日の「漢字の日」に京都の清水寺で発表されます。この取り組みは、多くの人々が共感できる一文字を通じて、その年を振り返る機会となっています。

世の中で起きた出来事や流行、社会動向。
年末の締めくくりに“ゆく年”へと思いをはせる「今年の漢字®」。
一年一年を漢字一字に込めて、語り合い学びを深めながら“くる年”へと伝えていく、いわば記憶の資産です。
漢字の意味・由来にふれながらその奥深さや素晴らしさをぜひ発見してください。

 選ばれる漢字の背景

選ばれる漢字は、その年に起こった重要な出来事や流行、社会的なトレンドを反映しています。過去には以下のような漢字が選ばれてきました。

  • 2023年:「税」 - 一年を通して増税議論が活発に行われた

  • 2022年:「戦」 - 世界的な緊張状態を反映

  • 2021年:「金」 - 東京オリンピックでの日本選手の活躍

  • 2020年:「密」 - コロナ対策としての「3密」回避

  • 2019年:「令」 - 令和への改元

このように、選ばれる漢字はその年の特徴や人々の心情を象徴しています。ちなみに過去の今年の漢字の展示会開催中です!

僕が考える2024年を象徴する漢字候補

2024年に選ばれる可能性がある漢字について、いくつか考えてみますね。ある程度煮詰まったなら、是非公式ページで応募してみましょう。

 1. 絆(きずな)

コロナ禍からの回復期にあり、人々が再びつながりを求める動きが強まっています。「絆」は、人と人との結びつきを象徴する言葉として、この時期にふさわしい候補となるかも。でも、なんか結構みんな心がバラバラな気もしないでもない。。あれー?

2.分(ぶん)または断(だん)

今年ほど各国の分断、自国中心への回帰傾向を感じた年はなかったように思います。SNSでも自己中心的な正義マンは大量発生し、お金稼ぎのためにフェイクニュースやらをばら撒く人達が目立ちました。自分が信じることが正しく、他の考えなんか見たくないとエコーチェンバーに引きこもります。日本でもアメリカでも選挙がありましたが、今回は絶望的な分断を見せつけられました。うーん、悲観的ぃー。

3.変(へん)

社会や生活様式が急速に変化している中で、「変」は新しい時代への適応や変革を表す言葉として注目されます。特にAIを中心としたテクノロジーが概念実証から本格稼働へ遷移しつつある状況も見えてきたり、働き方もどんどん変わっていきそうです。また、トランプ氏の再選や欧州の極右傾向、各国の内向き化、中国経済の失墜による国際情勢の急激な変動など変化の大きい年でもありました。

4.裏(うら)

言わずと知れた「裏金」の裏です。何しろ今年は、裏金騒ぎ、政治とカネ問題は、とにかく話題に挙がりました。衆議院選挙ではとうとう自公与党が過半数割れするまでになりましたから、無視しては通れません。本当は「カネ」こと「金」にしたかったのですが、2021年に金(きん)で被ります。読みが違うからアリかもしれませんが、まあ普通は避けますよね。

5.闇(やみ)

今年後半に来て闇バイトの話ばっかりです。貧困にあえぐ人達を実行役の捨て駒にして金を集める悪辣且つコスパの良いトクリュウのやり方というのはなかなかキツい話です。世情そのものを移し込んだような犯罪で出口が見えません。

また、この手の犯罪フォーマットというのは、一度確立すると海外でも展開できるので闇の世界のリスキリングになりがちです。多分国内だけではお話は終わりませんねえ。

僕みたいなペシミストが考えると、ろくなものが出てこないのがよく分かります。

こういう前向きさは是非見習いたい!

 漢字選出への参加方法

一般から募集された候補漢字は、応募数によってランキングされます。

皆さんも、自分が思う今年の象徴的な漢字を応募してみてはいかがでしょうか?自分自身の体験や感じたことを基に、一文字を選ぶことで、その年を振り返る良い機会になります。

  • 応募期間:2024年11月 1日(金)から2024年12月 9日(月) はがき応募:12月5日(木)必着 ※応募箱:12月2日(月)頃締切

  • 発表日:2024年12月12日(木) 京都・清水寺にて

  • 応募法:Webから/はがき/応募箱からの3つ

  • 賞品:インターネットまたは、はがきでご応募いただいた方の中から抽選で、合計100名の方に枠内の賞品をプレゼントします。

    • 漢検オリジナル図書カード10,000円分 5名様

    • 漢検オリジナル図書カード  5,000円分 10名様

    • 漢検オリジナル図書カード     500円分 25名様

    • 漢検オリジナルグッズ                           60名様

未来への期待と共鳴

2024年の「今年の漢字」が何になるかはまだ分かりませんが、多くの人々がその選出を心待ちにしていると思います。

今年もまた、私たちの日常生活や社会情勢を反映した一文字が選ばれることでしょう。その結果は、私たち自身にも影響を与え、新たな気づきをもたらすことになるはずです。

あなたはどんな漢字が選ばれると思いますか?僕の身もふたもないような予想とは違う素晴らしいお考えを是非応募して、こっそり僕にも教えて頂けると嬉しいです。

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