見出し画像

自己成長を感じる手帳術

 そろそろ年の変わり目ということで、手帳を新調したり、更新したりする時期ではないでしょうか。

 私は手帳の活用で、自己成長や自己肯定感を高め、人生の満足度アップを試みています。
 自分とは何者か、自分のやりたいことは何か、楽しむために必要なことは何か、これからどんなことが起こりそうか、自分のビジョンを掲げて、過去・現在・未来を見える状態にして、充実した毎日を過ごしたいなという気持ちで試行錯誤に励んでいます。

 12月といえば、私自身、毎年恒例の振り返りと目標設定の時期となっています。こんなことがあったなぁと思い返すと同時に、時間はあっという間に過ぎていくことを実感します。子供たちの成長に負けまいと日々邁進しております。
 この1,2年は、自分と家族の10大ニュースとして、1年の記録を残しています。もしくは、毎月の出来事・気になったことをメモしておき、どんな1年だったのか振り返りができるようにしています。

 それでは、私の手帳術を紹介したいと思います。大きく3種類をあり、それぞれの使い方を公開します!
 長めの記事ですが、最後までご賞味いただけると嬉しいです。

 手帳を使い始めた30歳代の序盤は結婚・子供の誕生・仕事の環境の変化などで生活リズムが変わっていく時期でした。自宅でも仕事の予定を確認したいだとか、プライベートの予定を見える化させるのに、手帳を使って、数年先やその1年間の時間管理を行うことが目的でした。
 手帳生活を始めて約8年が経過。来年で9年目となります。自分史なんて言うと大げさですが、手帳を活用することで、まさに自分の歴史を刻んだ書物が出来上がります。たまに読み返すと当時の自分がわかり、面白いです。

1.5年手帳

 冒頭の写真の一番左の手帳です。掲載写真のように、何のための手帳か明確になっていました。我ながらあっぱれ!少々恥ずかしい内容も含まれますが、リアル感があってよいのではないでしょうか笑

 この5年手帳と出会うきっかけは、当時仲良くさせていただいていた今もやりとりをしている会社の先輩だったと思います。この頃のプライベートはフットサル中心の生活で、先輩と私は同じ社会人チームに所属しており、練習や試合への移動中に、本当にいろんな話をしていたものです。その時に、手帳の話になり、私もやってみようと思って始めたものだと記憶しています。

 今考えても想像できませんでしたが、これが今の自分を作り出していると言っても過言ではありません。目標を立てて、行動してみて、自分なりにフィードバックをする、いわゆる、振り返りの行動を取れるようになったのだと思います。これを今も継続していて、めちゃくちゃ役立っています。是非とも共感していただいた方がいらっしゃれば、実践してはいかがでしょうか。

 やりたいことを箇条書きにして、あとから〇、△、×というように評価して、翌年につなげるというもの。簡単に実践することを優先的に考えていました。この時期は、目標計画を立てるのと同時に、意欲的に読書を始めることもよかったと思います。
 ビジネスパーソンとして必要な情報技術(PC操作やMicrosoft系)、思考術、読書術に加え、簿記・会計の勉強に発展していくのでした。5年手帳は、手のひらサイズなので、使い方はシンプルです。その日に思ったことを短く綴るのみで、日記をつけなければのような感覚は一切なく、むしろ、足りない感が満載でした。

私の自分史作りのきっかけになった不二精機『5年手帳』、短く気軽に書くスタイル

 少しずつ手帳生活に慣れてきて、2年、3年が経過してジブン手帳という存在を知ります。そして、時間確保に悩む時期が訪れ『朝活』を開始します。そのタイミングで朝活手帳にも出会い、朝に特化した生活リズムを作ることに挑戦します。

2.朝活手帳

 今や朝活という言葉はSNSやビジネス雑誌、書籍で見たり、聞いたりするようになっています。会社で子持ちの先輩、友人に聞くと、オヤジ(父親)になると、なぜか朝早く起きて、趣味の時間を充てるということを聞きました。新入社員の頃はなんだそれは?と思っていましたが、この年になると、そういうことなんだと、私も数年前に感じました。
 初めのうちは、4時起き、5時起きというと、朝早くから何をしているんだという感覚のほうが強くて、自由な時間が確保できることに疑心暗鬼でした。慣れていくと、こんなやり方もあるんだなと実感。ヨジラー、ゴジラーの世界へ入り浸ることになりました。ことわざでも『早起きは三文の得』と言いますね。その通りだと思います。

 朝活の時期は、読書を進めていくうちに、働き方を変える、つまり、時短スタイルを築くことに熱心になっていきます。妻のため、子供のために早く帰ることは、自分にとっては当たり前のように考えていました。生産性の高め方を試したり、時にはバッサリ仕事を切る・捨てるのようなこともやっています。池田千恵さんの「朝4時起き」ですべてがうまく回りだす!を読んで、ヨジラーを目指すことになりました。

 朝は疲れも取れ、頭がすっきりしているので、眠気が取れれば、非常に集中して好きなことに取り組めます。私の場合は、簿記の勉強を朝に試しています。
 結果として、1ヶ月は継続するも、日々の仕事に追われ、疲れが溜まると朝起きれないことが多くなり、早期断念。やり方ひとつで、有効な手段だと感じています。
 朝活手帳を購入してまで、朝活を試していたので、半年後も再挑戦しています。残念ながら、三日坊主の状態に。今までは、夜にやれるところまでやっていくスタイルしかやったことがなく、当時は貴重な経験となりました。単純に読書や音楽鑑賞などの時間であれば十分な活動ができるやり方だと思います。

朝活の真髄が書かれたおすすめ書籍と朝活手帳の例

 色々な試行錯誤をしながら、30代を全うしたいと読書と手帳生活、簿記・会計の勉強の日々。手帳を活用することによって、成長の土台が築かれていくことを徐々に感じていきます。今でも仕事もプライベートも順調に進んでいるように思います。
 学びを止めてはもったいないと考え始めた時期かと思います。そう、自問自答をして、やることを決めて進んでいけば、自己成長や自己肯定感を上げていくことができるんだと思います。

 自己成長を感じるやり方は簡単、その時の記録を残しておくだけ。一定の期間を過ぎたら、読み返して見る。いわゆる、振り返りを実行するだけです。読書で得たこと、勉強の内容・時間、日記としてでも、愚痴でも、嬉しかったこと・悲しかったことでも何でも良いです。過去と今の差が見えれば、ハッと気づきが得られるはずです。

 朝活手帳はジブン手帳と二刀流でやるとどうなるのかも併せて、試していたことでした。今でも続いているジブン手帳、こちらも紹介したいと思います。

3.ジブン手帳(ジブン手帳mini、ジブン手帳DAYs mini)

 5年手帳にハマり、書くスペースがなくなってどうしよう?と思っていて、別の手帳に変えてみようかなという感覚を持っていました。そんな時に出会ったのが、ジブン手帳でした。

 以前の記事から抜粋しながらですが、私なりのジブン手帳を紹介します。私には抜群に合っています。なので、継続使いなのですが笑

 まずは、サイズから。miniを使っている理由は2つです。
①サイズがB6でカバンに入りやすい
②適度な量を書くことができる、続けやすい
 大きいサイズだと楽しみ方は広がります。ゆっくり時間を取って、ガンガン書き込む、写真を載せたりなどの使い方もできて、楽しみ方の可能性はたくさんありますが、こじんまりした感じが個人的には好きです。
 ただし、5年手帳では物足りなさを感じてしまいました。要は、miniがちょうどいいサイズ感です。

 続いて、ジブン手帳の特にお気に入りの箇所、よく使う箇所は以下の通りです。
①年齢早見表・・・家族・親戚の年齢が俯瞰できる
②月間プロジェクト・・・勉強の有無、体重管理など、今、必須事項の記録
③月間ブロック・・・仕事、プライベートの予定を管理
④週間バーチカル・・・24時間で記録できる、食事が見える、一言書ける
⑤IDEAノート・・・別冊でのメモが取れる、日々の気付きはこちらに

初めに手帳のマイルールを設定、これも手帳の楽しみ方のひとつ、色はブラウンブラックが好き
今年の目標はどうしようか?年末に振り返るとどうだったのか?実際をチラ見せします

 このように、主な使用用途は基本的にライフログ用です。仕事やプライベートの気付きを記入していきます。ジブン手帳の特徴で、手帳自体に別冊も収納できるのは、とても面白いなと思っています。こちらの具体的な使い方としては、メモ用のノート(IDEAノート)を2冊挟んで、雑記を書いています。振り返った時にこの時は、こんなことを考えていたなぁと反省しつつ、今はどうかな、これからはどうあるべきかなと自分のネタ探しになっています。
 雑記と言えば、仕事の悩みや成果について、時には愚痴も。妻とのけんかや育児の大変さを書いてみたり、旅行の計画だったり、勉強計画だったり、自作学習机のスケッチを描いたりもしました。方眼タイプなので、何でも書けちゃいます。自由気ままに書ける場所です。

 そういえば、どうやって振り返りしたらいいのか、参考書籍は、鈴木進介さんの1日10分「じぶん会議」のすすめがおすすめです。自己分析の分野でも様々な書籍がありますので、色々参考にしつつ、自分を大切にする感が振り返りには大切だと思うのと、人生ひとそれぞれなので、自分らしさを描ければ、それでいいのかと思います。参考書籍については、ネーミングも好きで『さぁ、じぶん会議やろー』と(心の中で)発するのが好きです!

2022年に向けて、Let's じぶん会議!!

 長々とお付き合いありがとうございました。2021年も残り僅か。じぶん会議という振り返りでまた来年に向けて、気持ちよいスタートを切りたいと思います。

 次回の記事候補にノート編を考えています。内容は2つ。ひとつは、愛用のジブン手帳とともに継続活用しているIDEAノート、もうひとつは簿記1級の勉強計画、及び、勉強管理目的に使ったLIFEノートです。

愛用のIDEAノートとLIFEノート

不定期更新ですが、次回まで、乞うご期待!

2021年12月 クロ

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?