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【面接対策】これだけ徹底して!超面接対策。

本日は「面接対策」について徹底的に解説していきます。

<動画はこちら>

選考対策とは何か?

まずははそもそも選考対策とは何なんのか、簡単に説明していきます。

選考対策とは持っているもの100%発揮するための準備のことです。

持っているものそのものを焦って増やそうとする方がいますが、そんな付け焼き刃のものを企業は見たいわけないので、ご注意ください!

大切なのは、今あなたが持っているものを100%発揮できるようにしっかりと準備することです。

面接の構成要素

では次に面接というものを、要素分解してみましょう。

面接は「コンテンツ」「デリバリー」に分けることができます。

コンテンツがいわいるあなた自身が持っているもの、デリバリーがそれの届け方・伝え方です。

選考対策は持っているもの100%発揮することだと考えると、面接対策というのは、このデリバリーをしっかりと準備することだといえます。

そしてデリバリーの対策として、何よりも重要なのが、コンテンツを整理し、いつでも引き出せる状態にしておくことです。

面接官に聞かれたことにちゃんと答えられないのは、あなたの中に答えがないんじゃなくて、あなたの中で答えが整理されていないからです。

また、あなたの回答が支離滅裂するのも同様で、あなたの中で答えが整理されていないのが原因です。

なので、最大の面接対策というのは、あなたのコンテンツを綺麗に整理することだと、まずはご理解ください。

ただ、あなたが、これまで何十年も生きてきた全コンテンツを整理するというのは果たして現実的ではありません。

なので面接対策では、最低限、転職活動で問われる部分にフォーカスして、コンテンツの整理をしていってほしいなと思っています。

ではここから、具体的な対策の方法について解説していきたいと思います。

選考対策1:よくある質問を抑える

まず、やるべきことは「よくある質問を抑える」ということです。
新卒の就職活動でもそうだったかと思います。
転職活動でも、よく聞かれる質問というものは存在するので、その質問の回答に対して、二次質問や三次質問という形で広げていくのが一般的です。

まずは、この一次質問への回答を、しっかりと整理できているかどうかが重要だと思っています。

ここでアタフタしてたり、支離滅裂していたら、もうその時点でアウトと言っていいかも知れません。聞かれるとわかってる質問ですから、これは質問への回答というより、もはやプレゼンテーションに近いです。

ではどういった質問が転職活動においてよく聞かれるのか。
代表的なものはこの辺りでしょうか。

・転職活動の軸について教えてください
・志望動機について教えてください
・なぜこの職種なのか
・なぜこの会社なのか
・仕事で過去最も工夫したことを教えてください
・あなたの強みついて教えてください
・自己紹介をお願いします
・今回の退職理由について教えてください
・前回の退職理由について教えてください

他にもググれば色々出てきますが、これらを抑えていればミニマムはOKかなと思います。
あとは、口コミサイトなどで、該当企業でよく聞かれる質問などがないかはチェックしておきましょう。

よくある質問がわかったら、次にやるべきことは、質問に対して回答を創ることです。1次質問への回答は、もはやプレゼンテーションだというお話をしました。

自分の考えや意見を、しっかりと論理的に整理しておきましょう。

たまに全文しっかりと文章を作る方がいらっしゃいますが、個人的には箇条書きくらいでいいかなと思っています。
というのも、がっつり文章にしてしまうと、それを丸暗記しようとしてしまって、本番でそれが飛んでテンパってしまう方もいらしゃいますので、あくまで論理的に整理ができていればOKかと思います。

それでは一つ例を出してみましょうか。

「今回の退職理由について教えてください」という問いに対しての回答です。

退職理由は大きく下記の2点
・自分の挑戦したいことが明確になり、それに挑戦できる環境に身を置きたいが現職にそれがない
・家族が増え、経済的により安定した待遇を受けられる環境へいきたい

このようにできるだけ端的に箇条書きで整理しておくとよいでしょう。

さて1次質問への回答ができたら、ここからが面接対策の本番になります。

選考対策2:問いを立てる

次にやることは、その一次回答に対する二次質問、三次質問を想定し、回答を整理します。
例えば、さっきの例では、「今回の退職理由について教えてください」に対して、このような整理をしていました。

退職理由は大きく下記の2点
・自分の挑戦したいことが明確になり、それに挑戦できる環境に身を置きたいが現職にそれがない
・家族が増え、経済的により安定した待遇を受けられる環境へいきたい

これらに対して、自分が面接官だったらどういった二次質問をぶつけるかを考えていきます。

問いの立て方は基本的にwhat、why、howがメインです。

・whatとは、「〜とは具体的に何?」と解像度を上げるための質問
・whyは「なぜ?」と理由や根拠を問う質問
・howは「どうやったの?」と結果に対する手段を聞く質問ですね。

自分の回答に対して、抽象度が高いところへwhatの問いを立てる。
自分の回答に対して、相手が「本当に?」と疑うところへのwhyの問いを立てる。
そして、自分の成果や結果に対する信憑性やプロセスを問うためにhowの問いを立てます。

先程の例でいうと、

自分の挑戦したいことが明確になり、それに挑戦できる環境に身を置きたいが現職にそれがない
【what】自分の挑戦したいこととは?
【what】挑戦できる環境とは具体的に?
【why】現職にそれがないとなぜ思った?
【how】現職にそれがないとどう判断した?
家族が増え、経済的により安定した待遇を受けられる環境へいきたい
【what】安定した待遇とは具体的に?

このような形で二次質問の問いを立てます。
またその回答についてもしっかりと整理し、その回答にもさらに三次質問の問いを立て、回答を整理します。このように想定質問をしっかりと作り、その回答を整理しておくことが非常に有効な面接対策となります。

実際に、ここの準備が弱い人が非常に多い。
是非、皆さんにわかっておいてほしいのが、面接官はあなたのことを知るために、具体的に聞いたり、理由や手段について聞いたりします。決して詰めたいわけではなくて、あなたについて知りたいということを、しっかりと理解してください。
また同時に、回答ができないと、面接官は判断材料を失い、良い評価がくだせません。この事実についてもしっかりと肝に銘じておきましょう。

相手にしっかりと理解し、評価してもらうためにも、あなた自身でwhat/why/howについてコンテンツを整理しておきましょう。

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