困っていたら何に困っているか説明する、説明しないと理解されない
困る時はある。もはや何に困っているか具体的にわからないくらい困っている場合もあるが、困っていることがもう少し具体的にわかっている事も多い。そういう時に、人に話すことは問題解決に有効だ。
何に困っている?
何を目指して、今現在はどこまで理解あるいは実行してて、今問題となっているのはどのポイントである。何がわかっていないのか。それを自分はどうしたいと思っているのか。
とにかく具体的にする。何が問題なくて、何が問題なのか、その線引きをする。わからないことはわからないでいい。わかっていることの範疇を自分なりにまず理解する。そして調べる。
説明しないと理解されない
説明しても理解されないかもしれないけど、説明したら理解してくれるかもしれない。自分が困っていることが、実は相手にとってとても簡単な話かもしれない。しかしそれを自分が説明しない限りは、相手が声をかけて、または察してくれるということはない。
話を聞いてくれそうな人、何か意見をもらえるかもしれない人に説明する
人に説明する前に、まず自分の頭の中で説明のプレゼンをする。どうやって説明したら自分の状況を理解してもらえるか。説明の順番、説明の量、言いたいこと、聞きたいこと、過不足ないスムーズな構成になっているか。
相談するということは相手の時間をもらうということだ。それならばそれなりの準備をしよう。頭の中でプレゼンすることは、相手への最低限の礼儀と思ってやる。
相手に期待しない
上記と逆説的に思うかもしれない。相談はするけど、話した相手が解決してくれたり、やってくれるかもという期待はしない。
誰かに期待するから、期待している以外の対応をされると無駄に疲れる。そもそも誰にも期待しない。期待するのは自分だけ、実際に動いて解決するのは自分。助言やサポートしてくれる人がいるかもしれないけど、メインはあくまで自分。そして助言やサポートしてくれる人まで辿り着くのも自分が行動してこそ。
叶恭子さんの、この格言をいつも思い出します。
わたくしが
どのようなときも
幸せを感じて
生きているのは、
わたくしは
すべての瞬間の
すべてのことに
心から
感謝して、
すべてのことに
期待していないから。
期待しない
ということは
ネガティヴなこと
だけではありません。
そこには
心がフラットで
かろやかな心地よさが
あるのです。
説明した相手が話を聞いてくれない、助けてくれない人だったら相手を変える
そういう相手とその件で関わりを持っても、お互いが不幸である。そっとその人から距離をとって、次の相手に相談しよう。様々な人に説明していくうちに、自分の頭の中も整理されてくる。
まとめ
天命を待つ前に人事を尽くす。