人に関心を持つ前に、自分の才能を発掘・開花させよ

あの人はどういう人なんだろう、何か助けてあげたい、この人のいい所・才能を見つけてあげたい、教えてあげたい、育ててあげたい。人に関心を持って、人の為に良かれと思って行動することは素晴らしい。しかしそれが的外れだったらどうだろう。勿体なさすぎる。

自分や相手どういう人間かを正確に把握せずに、自分の不得意なことを人並みになるように努力し、相手が必要としてないことを押し付けていたらどうだろう。勿体なさすぎる。

自分以外の人間に関心を持って何かする前に、自分の才能を正しく認識し、開花させ、それ使って自分や他人を幸せにする方がみんな幸せじゃないか

ではどうやって自分の才能ってわかるんだろう
今回は、自分の才能の発掘し方。

人に褒められた項目を思い出す

人に批判されたことは考えなくていい。小さい頃から褒められたことをどんな小さなことでも"全て"思い出そう。その中で最も多く褒められた、評価されたことって何だろう

誰とでも打ち解けるのが早い、メールの返事が早い、健康、説明が丁寧、教えるのがうまい、面倒見がいい、手堅い、きちっとしている、物知り。

小さい頃から今まで数多くの他人に会ってきたはずだ。性格や関係性も様々で、言われた状況も違うことが多い。その他人らが自分に対して同じ項目を褒めたということはどういうことだろう。

評価された内のいくつかは、自分の才能が具現化したものかもしれない
どういう状況で言われたか、そこに共通項はないだろうか


正しく説明してくれそうな人に聞く(複数人)

「私(僕)の強みって何だと思いますか」、と聞く
他者からの評価は自分自身の評価より客観性が高いことが多い。

聞く人は選ぶ。世の中にはフレネミーというものが存在する。変な人に聞いて、変な事を吹き込まれたら混乱するだけでなく、自分の才能発掘のためにやっている行動が自己嫌悪になったりして逆効果である。

フレネミーとは、「friend」(友)と「enemy」(敵)を組み合わせた混成語で、「友を装う敵」または「ライバルと同時に友である者」を意味する。

聞く人をどうやって選ぶかというと、以下の項目を多く持っている人が候補者である。
・自分の意見を持っている
・以前から正論を言っている
・人に興味がある
・余裕がある
・感情の起伏が少ない
・優しい
・何かを成し遂げたことがある人
・今を頑張っている人

複数人に聞く。それだけデータの信憑性が増す。
一つの意見に一喜一憂、影響を受けない。その意見が正しいとは限らない。


自分にとって当たり前だけど、他の人は苦労していること

得意なことは気楽にやっているし、何の問題もなく進む。自分にとって当たり前すぎて、得意ということに気がつかないことが多い。他の人が苦労していたりして、何でできないんだろう、と思うくらいだ。

人が苦労しているけど、自分にとって当たり前のことってなんだろう。そういう目で自分の生活を見直す。


クリフトンストレングス・テスト(クリフトンストレングス・ファインダー)

才能発掘のテストを受ける。それ専用のテストを外注!

ドン・クリフトンが人材開発を強化するために開発
人々は、何が才能や個性を生み出すのかを知ることで初めて、仕事でパフォーマンスを高める方法について知ることができますまた、より自分が向いている仕事を見つける方法も、より良い人間関係を構築し、より良いチームメイトになる方法も、成長していると感じる方法も知ることができます。しかも毎日のことです

テスト内容:177問の2択を直感的に答えていく、計30分弱で終了
結果:才能の資質(34項目)がランキング形式で戻ってくる
考察:自分の結果の説明文と、公式説明本を熟読
金額:5850円(税込み、2021/2/13現在)


<ストレングスファインダーの素晴らしい点>
・公式ガイドブックの説明文が秀逸
それぞれの資質の項目の思考回路、他者からの見られ方、その資質が優位な人との付き合い方のアドバイスが記載されている。こんなにも自分を正しく説明する文章が存在するのか、と驚く。

・結果を何度も振り返ることができる。
時期によって結果説明の理解度が変わる。

・自分にはない考え方が存在することを知る
自分の資質に対して理解が深まると同時に、全く理解できない思考を重要視している人間がいることがわかる。

・理解できない人に対して、才能が違うということで受容するようになる
例えば、個性・個人を尊重する才能の人は、平等性を尊重する才能の人と相容れない。しかし、自分と真逆の才能の人が存在し、その才能は自分と同じく大事な才能であるということを理解できる。


<このテストに向かない人>
・才能に興味がない人
・自分がどういう人間が興味がない人
・"才能を活かす"という考え方が理解できない人
・有料テストにお金を払いたくない人
・このテストに懐疑的
・考えることが好きじゃない


まとめ

自分の得意なことができる環境って楽である。楽なのに、人よりも少ない労力で達成できるし、時間にも余裕がでる、好きでなくても得意だから嫌な気もしない。

自分で自分を適材適所に置かせる。そういう風に自分で持っていく。


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