勉強会コーディネーターの役得

今は副業でしか働いていないが、本業関連の勉強会のコーディネーターを依頼された。勉強会の本筋と筆者の専門が少し離れているが、ダイバーシティとか何とかで引き受けることになった。実際にやってみると、多少面倒なこともあるが、悪くない。

勉強会の内容

新規参加者の自己紹介、今までやり込んできた仕事の経歴や内容・今後の展望などの発表が2-3人、それに対する多職種による議論である。それを年6回前後。


筆者の仕事内容

会全体のコーディネーターであり、事務関連全て、勉強会・懇親会での司会進行(座長?)である。これを全て一人でやる。コロナの影響で、現在はオンライン上の勉強会・懇親会である。

主催者は別にいるが、基本的にほとんどのコーディネートをする。次回、次次回、次次次回を見越しての勉強会の内容の振り分け、根回し。

事務関連は新規参加予定者、演者への連絡、告知や報告、議事録関連の全て。

勉強会は毎回10数人が参加するので、参加者全員に満遍なく質疑応答をまわし、会の活性化とコントロール。懇親会では勉強会よりもフランクまたはつっこんだ意見交換になるような触媒としての機能。


面倒なことは多い

会の特徴でもあるが、メンバーが定期的に結構入れ替わる。そのため、とにかく連絡関連が非常に多くて複雑、そして主催者からの要求が細かい。ちなみに金銭の発生しない100%ボランティアである。


役得:質問を必ずする・できる

ただの参加者であればただ聞いているだけで済むが、誰からも質問がない時は座長でもある筆者が演者に必ず質問をしないといけない

最初のうちはこれが難しかったが、場数を踏んでくると結構面白い。まず発表自体に聞き漏らしがないように真剣に聞くので頭に入る

発表を聞いている中での疑問が、門外漢故なのか専門の人でも疑問に思うことなのかわからない。しかし座長で質問しないといけない立場でもあるから、自分の聞きたいことを躊躇なく聞くことができる。質疑応答で議論をするということにも慣れてきた。


役得:いろんな人の話を聞ける

参加者は変わった経歴、また深め強めの歴史を持っていることがほとんどである。それを幹事特権で色々と聞くことができる。

この会には、人から紹介されて参加するのがほとんどだ。そのため新規の人は会の趣旨を漠然と知った状態で参加してくるが、細かくは知らない。そのため新規参加者には会に初参加する前に、必ず会の趣旨を説明している。そのやりとりで、ある程度のパーソナリティも色々聞くことができる。そこで新規参加者が勉強会幹事である筆者との会話に慣れてもらうことで、初参加から議論に参加しやすくなることを願っている。

勉強会の前には、新規参加者の経歴をネット上で確認する。ほぼ全ての参加者は今まで何度か自己紹介やインタビューが出ていたり、ニュースに載ったりしている。それがみんな結構濃いめで面白い。

勉強会や懇親会では、今までの経歴下調べがバレない程度に、参加者たちの独自性が紹介されるような質問を投げかけると、面白い話を聞き出すことができる。他の参加者のパーソナリティもある程度把握できているので、議題の流れによって適宜話題を振り分けるだけで議論が白熱する

参加者の考え方を色々聞くことで、気の合う参加者とは友達にもなれる


まとめ

せっかくやるなら、会は楽しくて面白い方がいい、という気持ち。
あとは、得手不得手好き嫌いではなく、まずは何事も経験かな。

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