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短編小説『夜のしっぽ』

 最近寝付きが悪い。原因は珈琲とスマホ。
 でも今日こそ早寝したい。
 ホットミルクを飲んで私は目をつむる。力を抜いて手足をぶらぶら。足先からぽかぽか。

 ほら足音が聞こえてきた。
 まだ見ちゃダメ。
 もっと近くに来るまで待って。

 ああ、やっと掴まえた、夜のしっぽ。

 私は柔らかな闇を握って眠りに落ちた。

須藤菜々著:
『夜のしっぽ』
#架空タイトル
#テキトーなタイトル置いたら誰かが引用RTで内容を書いてくれる

あったらノベルズさんのお題より

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