Cyndi

ヒプノセラピストとしての役割を終え、2016年にこれまでの半生をまとめた本を出版し、パワーストーンセラピスト、音叉ヒーリング等の提供をしつつ、自然治癒力について更なる理解を深めているところです。心身ともに健康でホリスティックに生きる日常を綴っていきたいと思います。

Cyndi

ヒプノセラピストとしての役割を終え、2016年にこれまでの半生をまとめた本を出版し、パワーストーンセラピスト、音叉ヒーリング等の提供をしつつ、自然治癒力について更なる理解を深めているところです。心身ともに健康でホリスティックに生きる日常を綴っていきたいと思います。

最近の記事

  • 固定された記事

追想 ~トロイメライ~

子供の頃のことはあまり記憶がない私ですが、 唯一、この曲を保育園のお昼寝の時間に聴いたことだけはなぜかはっきり覚えていて、 小さな布団がたくさん敷かれている板の間で お昼寝の仕度をしている自分の様子を天井あたりから観ている場面が甦ってきます。 みんながお昼寝をしていても 昔から目が固く、自分だけは他の子どものようになかなか眠れなくて ポツンと布団の模様をみているワンシーン。 その時にこのシューマンの『トロイメライ』が、放送でかかっている場面はよく覚えていて。

    • 「三人の母」とその後

      伯父の遺品の中から藤枝市に住む伯父の知人が書いたと言う「三人の母」と言うタイトルの本が出てきました。 伯父は長兄で子ども時代から父親不在の家族を支えました。 この本は母を含めて叔母たち姉妹に配られたそうで、私が子どもの頃に家にあったことを憶えています。 当時はまだ私は小学生くらいだったので読んだか読んでいないか記憶が定かではありませんが、 姉や弟はこの本についてはおそらく気づいていなかったような気がします。 私も今生では3人の母と縁があり、何年か前に書いた本に3人の母のこと

      • 別れの時

        コロナ禍の自粛の影響で自宅で過ごす時間が多く、その間に色々なことがありました。 9月に入ってすぐに義父が他界しました。 7月に食道に癌がみつかり、これまで元気だった義父が車を手放し、気落ちした様子はみられたもの、高齢と言うこともあったので、本来の寿命までまだ数年は大丈夫かと思っていましたが、 足の衰えを感じた本人の強い希望もあり、8月末に入院することになりました。 ところが病院に落ち着き始めた頃、病院のお風呂で足を滑らせて頭を打ち、それが致命傷となり、意識不明になりそ

        • 旅立ちのあと

          静岡の伯父が、ほぼ1世紀に近い人生を終え、早いもので7年近い歳月が流れました。 子供がいなかったので、伯母を亡くした後は、一人暮らしをしていました。 責任感の強い伯父は、まだ少年の頃に父親を亡くし、 早い時期から、4人の妹たちの父親代わりとして、奉公に出て家族を支えました。 私の母は一番末の妹で、まだ3才だったそうで、伯父にはとても可愛がられていたようでした。 私の母は、そんな伯父を看取りたかったようでしたが、人生これからと言うときに、先に亡くなってしまいました。

        • 固定された記事

        追想 ~トロイメライ~

          遺品整理

          人の一生を終わらせる片付けは気が重いものですが、片付けをしているとその人の生き方がよくみえてきます。 2年くらい前に亡き義父の遺品整理をしていた時のことです。 義父は私の実母の連れ合いでしたが、私の実母は私が11歳の時に家を出たので大人になって再会するまでは会えておらず、私の知らない空白の時間があります。 私は訳あって実母が亡くなる頃に、成人していた娘たちと義父と一緒に暮らすことになりました。 私の中では複雑な思いがあり、当初は様々な心の葛藤はあったものの、長い間に実の

          遺品整理

          豊橋駅で出会った女の子

          何年か前に出会った女の子。 昨夜ふと思い出して、あれから何年になるのかもう高校生くらいになっていっらしゃるかも知れません。 その頃、私は静岡方面まで高齢の伯父の様子を見に行くために時々その駅を利用していました。 新幹線を使うこともありましたが、何度か通うようになり、急ぎでない時はのんびりと在来線を利用してその駅を私鉄の乗換駅としていました。 ある日、いつものように帰りの電車を待っていると目の前に小学校5、6年らしき女の子が小学校1年生くらいの男の子と幼児の女の子を連れて子

          豊橋駅で出会った女の子

          ベツレヘムの星

          風の時代に移行し始めた日から私の周りが動き始め、長年ツインレイと信じていた相手との間に遂にひとつの答えを見いだしたのです。 これは私が人生をかけて取り組んだミッションのお話です。 私はこのことをずっと心のどこかに留めながら生きてきました。魂の片割れと言われるツインレイ。 出会ってから28年。そこには数々の試練が待ち受けていて越えなければならない厳しいミッションが用意されていました。『魂の学び』のために出会う究極の相手。それがツインレイと言われています。 元々、頻繁に会

          ベツレヘムの星

          新しい始まりを前に

          『ずっと何かを探している』 それは私が最初に前世療法を受けた時のカウンセリングで思いがけず自分の口から飛び出した一言がきっかけでした。 自分で発したその言葉に当の自分が一番驚きながら、それまで深いところにずっと秘められていた感情を呼び覚まし、眠っていた魂を目覚めさせることになりました。 私はヒプノセラピーと言う催眠療法の素晴らしさに感動し、それまで学んだ心理カウンセリングでは得られなかった手ごたえを感じてヒプノセラピストへの道を志しました。 いま思い返してみても、当時ど

          新しい始まりを前に