追想 ~トロイメライ~
子供の頃のことはあまり記憶がない私ですが、
唯一、この曲を保育園のお昼寝の時間に聴いたことだけはなぜかはっきり覚えていて、
小さな布団がたくさん敷かれている板の間で
お昼寝の仕度をしている自分の様子を天井あたりから観ている場面が甦ってきます。
みんながお昼寝をしていても
昔から目が固く、自分だけは他の子どものようになかなか眠れなくて
ポツンと布団の模様をみているワンシーン。
その時にこのシューマンの『トロイメライ』が、放送でかかっている場面はよく覚えていて。
耳から入る音楽は、間隔だけで生きている私の中に昔から入りやすかったらしい。
学生の頃にもところどころ、まるで他人事のように
高いところから自分を観ている記憶があって、
いま思うと私は時々、魂が自分の体から離れることがあったのか、
客観的に自分の様子を観察していたことがあったように思います。
催眠療法のセラピストになり、
自分が体験する場面では、前世でも年齢退行でも
私はやっぱり自分の体には入って居なくて、上から観ていることが多かったようです。
年齢退行療法で過去の自分に会いに行くシーンをみているうちに
もしかしたら、あの時、、未来からやってきた私が
子供の頃の私の様子を心配して見に来ていたのかもしれないと思ったりもします。
或いは、それが今思うとハイア―セルフ(高次元の自己)だったのか。
こういう時空の壁を超えることについては、
つい最近もぼんやり考えていたことがあって
これは解明していくと意外な発見が有るかもしれませんね。
とにかく私はいまから思うと変わった子供でした。
そして時々ふと思い出す
【トロイメライ】
ってどういう意味なんだろうと突然思いました。
なんだか懐かしい響きとは思うのだけど、
その意味についてはあまり考えたことはなかったので、
今さらですがちょっと調べてみました。
【子供の情景】
と言う意味なのだそうです。
うーん・・・
これがまたあまりに出来すぎている気がしますが。
うまくまとめきれないので、とりとめのない内容になってしまいましたが、
とりあえずここまで書き留めておいて、
また思いついたら続きを綴ってみようと思います。
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