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スプリントトレーニングの新常識!短時間 vs. 長時間、どっちが効果的?

こんにちは、皆さん!今日は 「スプリント間欠運動(Sprint Interval Exercise, SIE)」 に関する最新の研究をシェアします。最近、短時間のハードな運動が脂肪燃焼や持久力向上に効果的って話、よく聞きますよね?でも、「スプリントの時間や回数をどう調整すればベストなの?」という疑問に答えた研究が発表されました。

では早速、その内容を見ていきましょう!

スプリントは短く?長く?何回やるべき?

この研究では、スプリントの 「時間(短い vs. 長い)」と「回数(少ない vs. 多い)」 が体に与える影響を比較しています。具体的には、こんな感じ。

✅ 短時間スプリント(5秒) vs. 長時間スプリント(10秒)
✅ 少ない回数 vs. 多い回数
✅ 心拍数、酸素摂取量、エネルギー消費、血中乳酸濃度を測定

つまり、「どんなスプリントのやり方が、より効果的なの?」という疑問を科学的に解明しようとしたわけですね!

結果:目的によって最適なスプリントが変わる!

実験の結果、こんなことがわかりました!

① 短時間(5秒)スプリント:瞬発力アップ向き!

短いスプリントは 爆発的な無酸素パワーを鍛えるのに最適。ただし、総エネルギー消費は少なめなので、脂肪燃焼には向かないかも?

② 長時間(10秒)スプリント:持久力と脂肪燃焼にGOOD!

スプリント時間が長くなると、酸素摂取量やエネルギー消費がアップ。つまり、より多くのカロリーを消費するので 持久力強化や脂肪燃焼を狙うならこっち!

③ 反復回数が多いと、代謝負荷もUP!

スプリントを多く繰り返すと、当然 血中乳酸濃度も上昇。疲労は溜まりやすいけど、その分 筋持久力や代謝の向上に繋がる!

結論:目的別にスプリントを使い分けよう!

じゃあ、結局どんなスプリントがいいの?って話ですが…

✔ 「瞬発力を鍛えたい」「爆発的なスピードを向上させたい」 → 短時間・低回数のスプリント(5秒 × 5回など)
✔ 「持久力をつけたい」「脂肪燃焼したい」 → 長時間・高回数のスプリント(10秒 × 10回など)

つまり、トレーニングの目的に応じてスプリントの時間や回数を調整することが重要!

スプリントトレーニングって短時間で効果が出るのが魅力ですが、「どのやり方が最適なのか?」を考えながらトレーニングするのが大切ですね!

皆さんも、自分の目標に合ったスプリントを試してみてくださいね!

↓参考文献
Physiological and Metabolic Responses to Low-Volume Sprint Interval Exercises: Influence of Sprint Duration and Repetitions
YAMAGISHI, TAKAKI1,2; IWATA, SOYA3; OTSUKA, SHUN4; ICHINOSE, HOSHIZORA5,6; KAWAKAMI, YASUO2,7

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