自分の心を理解したかった私は、ただ親に愛されたかったの。
書きたいこと、なんだかんだいっぱいあるなーと思う。
キーボードを触り始めるとなんだかんだ言葉が出てくる。
まずはカウンセラーになりたいと思った頃の話について。
小学校中学年の頃には、しんどさを思いっきり感じている子どもだった。
とにかく大人に見てもらいたい。
褒めてもらいたい。
他の子を褒めないで欲しい。
私を見て欲しい。
私は優れているでしょ。
私はその子より劣っているからダメなのか。
心配して欲しい。
私だけを気にかけて欲しい。
こんなことばっかり考える小学3年生。
空気を読んで、どうすれば先生から一番認められるのかを常に考えているような。
担任の先生の一番になりたかったし、
養護教諭(とてもおおらかで暖かい先生だった)の一番になりたかった。
家では、親から叱られると自室で自分の首を手で締めるようなこともしていた。
本当に自殺する意思なんてもちろんなくて。
どうにかして親からの注目を浴びたかった。
そう。
ただ、親に愛されていると実感して、安心したかった。
そのためには、心配されるような状況を作らなければいけなかったし、
特別に褒められるような状況を作らなければいけなかった。
それは少しずつエスカレートしていったんだと思う。
低学年よくできていた勉強。
そこだけは誇れると、褒められると、そう思っていたのに、徐々に苦手ができたことも一因。
見てもらえなくなる、褒められなくなる、
そんな不安はアトピーになり、
そして中学で 自律神経失調症、不登校となる。
2ヶ月で再登校になったものの、
不安定さはずっと残り続けた。
友達への極度の依存もあった。
そんな時、高校で「心理学」や「カウンセラー」「臨床心理士」という仕事があることを知った。
『悩んでいる人を助けたい』
当時の私は確かにそう思った。
でもそれは、『私を救いたい』だったのだと今は思う。
そして、私にとっての『救い』とは、『親に愛されること』だった。
そんなこんなで、心理学への興味や夢は膨らみ、大学へとつながっていく。