犬君の超訳「源氏物語」 第17巻「絵合」
犬君アタマの超訳源氏!第17巻「絵合」UP!第54巻「夢浮橋」まで完走なるか…to be continued
第17巻「絵合」
【新「竹取物語」考】
左方女房「かぐや姫のこの世の濁りにも穢れず
はるかに思ひのぼれる契り高く 神代のことなめれば
あさはかなる女 目及ばぬならむかし」
犬君超訳「かぐや姫が現実世界の悪に染まらず、
清らかなまま天界に昇ったという尊い物語なのよ。神‼
アタマの軽い女にわかるわけないわ。あ~ムリムリ」
右方女房「かぐや姫ののぼりけむ雲居は げに 及ばぬことなれば
誰も知りがたし
この世の契りは竹の中に結びければ
下れる人のこととこそは見ゆめれ
ひとつ家の内は照らしけめど
百敷のかしこき御光には並ばずなりにけり」
犬君超訳「かぐや姫が天界に昇ったとか言ってもさ、それホント⁉
誰がわかるっての?
だいたい、竹の中から出てきた時点で人外でしょ。
もう話になんないわ‼
ま、庶民のアットホームな物語よね。
宮中に昇ってピッカピカの后になったわけでもないし~」
犬君「解釈ちがいってか⁉」